日本電産、失速か?
永守帝国の日本電産が、今日の基礎を築いたHDD向け小型モーターで、最もHDDの最大手の米シーゲート・テクノロジー社に特許侵害を訴えていたが、完敗していたとの情報が入ってきた。
ボケ爺は、テープ式磁気記憶装置のキャプスタンモーターの開発で、片田舎の豊岡市にあった日本電産の発祥の地を訪れたのは、45年ほど前だったか?そのモーターは、全く新しい方式だった。IBMが開発したムービングコイル方式のモーターであった。鉄心の無い回転子を使って、イナーシャを極度に小さくした。
その時に、永守社長に依頼したが、あまり興味を示さなかった。なぜか、そのころHDD(ハートディスク記憶装置)は三相交流モーターで、儲かっていたからだ。
そこで、ボケ爺は、今後HDDの小型で、直流制御(PMM方式制御)になるだろう、とその時代の先取りで、開発してほしと、懇願したが、NOであった。だが、その時代が来て、いち早く乗り出した日本電産は忽ち、HDDで、そのモーターで、HDD社の70%のシェアを築いた。
その後、M&Aの経営手段で、今日の大企業となった。HDDは半導体メモリー置き換わっているが、まだまだ根強い用途がある。
シーゲートを失っても、これからは、EV車、ロボット駆動、産業機械など、もっと付加価値のある産業にモーターが期待される。そちらに舵を切るのか?
超ワンマン社長、トップダウンしか聞く耳を持たない。小さな市場の企業のM&Aで大きくなったが、大きな市場のM&Aの技術力では、今後難しいだろう。後継者も育成できない、この傲慢さが、きっと危うい経営と向かっているのだろう、と思える。
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