仙川(国分寺外線)古墳
今日は、朝の重い雲で覆われていたが、午後にはすっかり雲一つない晴天、となる。天候の急変の証である。
武者小路実篤公園の中道から、森のテラスを登り切った道を南へ100mほどに、突然現れた住宅開発地で、古墳が現れた、と。少し前にブログに乗せた。その後、何度かチェックに行っているが、まだ調査をしている程度でしたが、
今日は、新たな場所に移ってさらに調査が拡大していた。そこに、盛んに記録している人がいたので、聞いてみた。これが、土器、ここが、かまど後、ここが柱の跡、などと教えてくれる。
縄文時代から古墳時代のものだろう。そんなに長い間、住み続けていたのか?と質問すると、そこまでは、まだ出土品が少ないのでわからない。縄文時代の縦穴住居跡は確実だ、と。だが、道路や、隣家などを掘り出すわけにいかないので、これまでの調査で限界だろう。国分寺崖線では、多くの古跡出ているらしい。が、今日の住宅で大規模に調査はできないそうだ。
<読書>
「すぐ死ぬんだから」内館牧子 講談社
「終わった人」の終活の続編である。抱腹絶倒。相思相愛の夫婦が80歳になる前では「すぐ死ぬんだから」と、終末を、着飾って「若い」と言われて喜んでいた。ところ、不意に主人に死なれる。遺言書に、妾とその子供が現れる。42年間も騙されていた。そこから、バトルが起きる。取り残された本妻は、妾に嫉妬して生き続けざるを得なくなる。これが人生。それにしても人の機微を、本音と建前のバトルは恐ろしいほど冴えている。
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