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2019年11月 4日 (月)

「身の丈に合わせて」

 萩生田文科相の「身の丈に合わせて」の発言で疑問を醸し出した大学入試の英語検定で、遂に、現行の考案されていた英検テストは延期されてしまった。

 ボケ爺だから、子供たちは大学入試にはあまりにも歳を取りすぎているし、孫たちはまだ早い。だから、感心が無かったが、世間で言う「不平等」「不公平」の冴えたる案件だった、と知った。検定料が、5千円なにがしから25千円何の幅が在るらしい。明らかにこれは「不平等」だ。

 しかも、受験場所が地方ではかなり限定されて、交通費、場合によれば宿泊も必要とか?さらに、何社かの選択制があって、検定基準も各社まちまちで各社に任されている、とか。これは明らかに「不公平」だ。検定に採用してもらうために、検定の採点甘くなることも十分に考えられる。高等学校からは猛烈な反対だったが、文科省は強引に決定していた。これとて政府の傲慢だ。

 ましておや、萩生田文科相が「身の丈に合わせて」とは、人を見下した暴言としか言えない。明大の斎藤孝教授も国語の意味からして「身の丈」発言に、「上から目線である」の意味があると痛烈に批判している。

 萩生田文科相は、身の保全のために、中止を打ち出し、論点を変えた。この主犯は菅官房長官であり、安倍首相であることは明確だ。貧富の格差を助長する発言だ。

<読書>

「闇の歯車」 藤沢周平 講談社文庫

川端の赤ちょうちんで、黙々と盃を傾ける人の今置かれてる状況は様々だ。不公平、不平等の不条理。そんな人々に、「押し込み」の手伝いを誘う。人の弱みを狙って。650両の盗みは成功するが、分配される前に人の弱みから死んで、歯車が狂ってしまう。人生の因果とは不思議なものだ。人生の鬱屈、その表現は実に上手い。

 

 

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