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2019年11月 2日 (土)

なんとなく憂鬱な?

 28日に大阪の企業を訪問して、一献傾けたのは良かったが、いろいろ刺激的な話を頂き、こちらが用意した課題の話は未消化に終わってしまった。浅学に残念!

 30日は日本が世界から置き去りにされてしまった3D-printingのフォーラムに出席して、モノの価値が予想以上に進化してきている事に、刺激を受けた。これからのモノはアートからの発想が無ければ、一歩も進まないからだ。アートの時代は、いよいよ本格的だ、日本の5周遅れのAIが加わり製造業のルネッサンスのパラダイムの時代は本格的だ。この変化にどうすれば乗れるのだろうか?

 31日はJST主催の東京理科大の研究発表会があった。午前中しか出なかったが、「光の性質」を活用した還元、触媒加速、熱顕微鏡の改良、表面改質を使った光変調など、かなり画期的な技術の説明が続いた。残念ながら付いていけない。

 これからの人生に何を求めて、何をやるか?のWhatに悩む1週間であった。憂鬱。

<読書>

「ノースライト」横山秀夫 新潮社

6年と言う長年の沈黙を破っての自信作だろう。まさに素晴らしい作品だ。建築士の建築まつわる話が中心ではあるが、建築はアートである。さらには、創造性の塊だ。設計したY邸は北からの光を全室に届かせた傑作である。Y邸を依頼した家族が消えてしまった。そのキーワードがドイツの建築家、工芸家のタルトであった。そこからミステリーが始まる。そこに、フランスで過ごした絵描きの記念館のコンペを巡り、奇怪な事件が起こり、中心人物が自殺を起こすと、いろんな事件や人間関係のミステリーが一気に絡み展開に息が詰まる急展開。人の心のヒダを描ければこの作家。又、ミステリーの創造性は深い。人生は「自分の心を埋める作業のことだ」「埋めても埋めても未だ足りない」「ひたすら埋めるが終わらない作業」が人生だ。が心に残った。

 

 

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