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2019年10月25日 (金)

紅葉が始まっていた。

 朝の東京は激しい雨だった。京王線は混雑が集中して、5分程度のおくれで新宿へ、中央線は車両点検の理由で、30分ほどの遅れ、だが、新宿から東京までは7分ほどの遅れであった。その分死ぬほどの混雑だった。

 さて、北陸新幹線は時刻通りの運航か、と心配したが順調に出発。高崎を通過したころから、少し、紅葉が進んでいた。軽井沢では、気の早い木々はすっかり紅葉していた。そんな寒い季節に今回の水害は、本当に無常と言うより他の言葉が見つからない。長野駅に近づく車窓からの千曲川は氾濫で水没した後が見受けられる。

 今日の長野地区は、それほどの雨ではなかった。松本までの車窓から見る田んぼの稲はすっかり刈り取られていた。その後には田植えの時の様に一面水が張られている光景である。雨の多さが伺える。

 松本も、小ぶりの雨が一日中降り続けていた。駅の近くの建屋にはツタが一面覆っている。そのツタは真っ赤と、黄色とのグラジエーションの美しい紅葉に、今日の良い結果であったミーティングの成果に重なり、その美しさにしばし見とれてしまった。

 気分良くなったところで、さてこれか、遅れの無いことを祈って帰ることにする。

<読書>

「聖職の碑」新田次郎 講談社文庫

大正2年お話である。中箕輪尋常高等小学校の37名の伊那駒ヶ岳への登山修学旅行での、遭難事故で、11名の死者を出した。その事故内容を克明に書きしるした作品である。ボケ爺の論文指導官の恩師、佐貫亦男の推奨する作品類は、「富士山頂」「八甲田山死の彷徨」「武田信玄」などであった。真面目な資料探しと、忠実な情景表現力には定評がある。この作品も、教育論(白樺派理想論と軍国的実践主義)から、教育者の聖域論、人情論、指導力、人格力、など。信念の確立に。盛り沢山な作品だ。

 

 

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