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2019年1月27日 (日)

CASEとは

 資本主義の社会にどんな変化が生まれてきているのか?今は金をめぐる欲望社会と捉えて未来を発想し、予測する人もいる。だが、もう少し歴史的の変化点で起きた事実を捕まえると、違う見方もあるのかもしれない。

この言葉にCASEである。2016年のパリモーター ショーで独ダイムラーのディーター・ツェッチェ CEOが発表した中長期戦略の中で提唱した造語です。「Connected:コネクティッド化」 「Autonomous:自動運転化」「Shared/Service: シェア/サービス化」「Electric:電動化」の4つの頭 文字をとったもので、車社会の新しい潮流を示す標語となっている。

 社会に変化はグローバルの中で起きる。グローバルとは、「移動度」で革命の基本をとらえることが出来るかもしれない。欧州で19世紀に起きた産業革命は、「モノ」の移動が進歩した。「モノの交換」による革新。同時に、農業の進歩は「資金の余剰」を生み、「金」の移動が容易になった。その「金」を使って技術革新がおきた。これらの革新が同時に起こった。

 次の革新は、「知」の移動が容易になる。技術や生産手段の移動であり新興国の台頭につながった。今起きている移動の変化は、「人」である。車や飛行機であろう。その次の革新は、通信、コミュニケーションは人を移動させなくても人の意思は容易に移動する。すると、地域に居ても良いから、お金は地域貨幣通貨でもいいし、仮想通過でも構わなくなる。

 だから、CASEで人の移動が便利になる車や飛行機産業では今は、まだ、資本主義の再生の一歩手前である。ロボット社会であり、CASAの車産業革新の次に来るのは、ロボット社会であり、ブロック・チェーン化であろうか?

 AIIoTと高速通信(5Gの次)と量子コンピュータでロボット社会。ロボットが働き、人が地域内で豊かさに幸せを感じる時代だろうか?

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