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2018年6月10日 (日)

難しい伝え方

 雑草は強い。動かない植物がなぜ強いのか?最小エネルギーで、生きていける。つまりエネルギーを無駄に使っていないから強い。雑草は無くならない。化学発展で無くす方法も考えられているが、その悪用はいけない。人類に影響する。

 植物が、雑草が地球を救う、人類を救う。光合成力(光エネルギーを、化学エネルギーに変換)があるからだ。二酸化炭素の吸収、酸素の補充。食料の提供、など。

 雑草が強いのには訳がある。雑草が生きるために、周りを巻き込む力がすごい。つまり巻き込むために、周りに伝える伝え方が上手いからだ。葉の形、花の色、めしべおしべの構造、匂い、種子の形、など。受精時の戦略、種子の搬送(ばらまき)の戦略、時を図る戦略、と。

 どの昆虫、環境、等に、どのように、雑草の生存のために仲介(支援)を受けるか、を戦略的に考慮して自分に都合のいい戦略を作っている。その主張に、周りは乗っかってしまう。

 又生き続けるためには、オンリー1ではだめだ、ナンバー1でなければ生き抜けない、とも主張する。オンリー1は、ナンバー1になったからして、その市場で、オンリー1で生きられる。と言う。どこかの歌ではあるまいが。共存がその基礎となっている。

 ボケ爺は、企業人だったが一戦を離れて、コンスルティングをしている。しかし、コンサルティングは難しい仕事だ。伝える能力が無ければ、見放される。企業内のように、忖度してくれる人がいないからだ。戦略に説得力が無ければ、当然、断られる。企業内であれば、仕方がないか?で済まされてきたが。

 生物の中でも、動物はファジーだから、雑草から学ばなければならない。植物は明確な戦略を有する。そしてその主張に「伝え方」をもている。

<読書>

「雑草は何故そこに生えているのか」稲垣栄洋 ちくまプリマ―新書

副題に「弱さからの戦略」となっている。「ドラえもん」の第一巻の話から始まる。のび太くんは、ドラえもんにお願いする。「草むしり機出してよ」と、すると「そんなものは無い」と答える。さてどんな展開か?読んでみるべし。

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