« 平昌オリンピックの余韻と日本人 | トップページ | 下手な、トカゲのしっぽきり »

2018年3月10日 (土)

ニコニコ外交の勝利

 平昌オリンピックは政治色の強い大会になった。だが、北朝鮮問題だけだが。結果は、韓国の対話重視のニコニコ外交が、功を勝した。文在寅ムン・ジェイン)に、当初は批判していた日本の安倍外交感覚は見事に見誤った。

あっさりと、北朝鮮は、韓国の提案に乗り、トランプは、その北朝鮮の提案に乗ってしまった。文大統領のニコニコ外交の勝利である。

安倍首相のトランプとの結束は、外され潰れた形となってきた。勿論、中国や、ロシヤの対話の主張もかなえられた形になった。

 当然に、北朝鮮や、韓国の実行に裏があるだろう。が、先ずは話し合いをしてからの話だ。話し合いもできない状態なら、進展はない、むしろ憶測の為、悪い方向に進むことは明らかだ。先ずは話し合いからが第一歩。

政治、外交案件だ、そう簡単ではない。しかし、対話あっての探り合いだ。北朝鮮に軍事支援をすると事は後を絶たない。アメリカ一強を嫌っている国が多いからだ。

 安倍首相の残る功績には、拉致問題の解決がある。この件を、トランプに、何度も頭を下げ(アメリカの言うことは何もかも聞くから、と)懇願することになろう。

 国会で、森友・加計問題で窮地に陥った安倍は、早々に、トランプ参りをすることになろう。拉致問題化帰結に向けて。5月に、少しでも、その点が触れられれば、安倍政権は永らえられるからだ。それが無ければ、権力だけが夢の安倍政治生命は風前の灯火となる。

<読書>

「凍河」五木寛之 平凡社

1975年に朝日新聞に連載した、新聞小説で、五木としては初めての試みであり、恋愛小説、それも純愛の、と意気込んだと言う。また、五木の休筆1972年、復帰後の最初だと言う。だが、ボケ爺には、幼稚な恋愛小説にしか、思えない。さらに精神病を患った人々の挙動の表現も今一つ心に迫らない。ストーリも単純。閉鎖性、偏見の社会の偏見や苦闘の表現も、今一つ。残念な長編だ。

|

« 平昌オリンピックの余韻と日本人 | トップページ | 下手な、トカゲのしっぽきり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/66480546

この記事へのトラックバック一覧です: ニコニコ外交の勝利:

« 平昌オリンピックの余韻と日本人 | トップページ | 下手な、トカゲのしっぽきり »