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2017年12月13日 (水)

折り紙とカブトムシ

 折り紙は日本の昔からの芸術だ。文化だ。今では、大学で、折り紙数学の発想から多くの学術的な論文が出てきている。明治大学をはじめ、東大に至るまで。

  カブトムシの幼虫の頭には、角に成長する前の「角原基」(縦横、厚さ各約1センチ)という、袋状のしわの多い組織が畳まれていることが分かっていた。 その後は解っていなかった。

「さなぎになる時」に膨らんでできることが分かったと、名古屋大などの研究グループが英科学誌に発表した。クワガタムシやセミなど多くの昆虫の外骨格も、同じパターンで作られる可能性があるらしい。

 後藤寛貴・名古屋大特任助教(進化発生学)らは、幼虫の体液を角原基に注入してみると、簡単に角の形に膨らんだ。実際の変態でも、同様の現象が起こっているとみられ、角の形成は細胞の増殖によるものではないことが分かった。

 その角のしわを広げたところ、角の形に展開した。つまりは今の最先端の折り紙数学であったと言う訳だ。羽をもつものなどすべてが、幼虫時代の基が、さなぎになると時に、折り紙のように折りたたまれて、それが、孵化する時にある液体の注入で広がる、と言う原理だった、らしい。

 日本の折り紙は、この原理をしていた天才の編み出した文化だったのだろう。夢のある話だった。

 さて、この先は、イノベーションで、ロボットのアームとか?変身ロボットとか?自在な冶具、とか?宇宙飛行の可能性まで、考えなければならない。

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