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2017年12月 5日 (火)

大企業病から忖度経営?

 大企業病との言葉は死語に思えたが、今も日本の産業界に面々と続く。不思議な病だ。特に、今後の成長産業の中心であるはずの自動車産業において目立つようになってきている、と感じる。

 電機産業から始まった大企業病は、見事に、死に至ってしまった。その挙句、会計不正迄起こしてしまった。大企業病の加担を担いだのが、官庁であり、経産省である。官庁指導とか言って、自分たちのエゴを通す。経営まで立ち入り口出しをする。

中国のEVに賭ける自動車産業の指導権の制覇戦略に、日本はついていけていない。EV車の取り組みに一番消極的なのが日本である。自動車展示会でも、寂しいブースは日本のブース。これにも研究補助金の配布で官庁が絡んでいるとか?世界標準の指導権にも日本はお呼びではない。

 日本のトップメーカーT社の人事が発表され、前倒しで、副社長6人制にして、危機を乗り切る、と社長は激を飛ばすが、社員や、経済界から覚めた目で見られている。忖度が行き届くYes Manを集めたからだ。現今の安倍内閣と同じだ。これで良いのかニッポン!

<読書>

「病巣」江上剛 朝日新聞社

巨大電機産業が消滅する日との副題が付いている。つまり東芝の不正会計が起きた病巣にメスを入れた、労作である。ノンフィクションに近いフィクションと言うことか?実に工夫された物語になっている。真犯人を言い当てたのは、東芝不正関連の本は多いが、この小説だけだ。新聞や、雑誌を読むよりも、ズーと実態が良く分かる。ぜひ読んでみてほしい。東芝だけではなく、今日の日本の大企業の不正が起きる実態が良く理解できると思います。

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