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2017年12月30日 (土)

ボケ爺の仕事納め

 頼まれた契約のチェックが終わって、これで、今年の仕事納めとする。コンサルティングの内容が激変の年であった。これも面白い経験で、いい思い出の年となった。さらに、夏目漱石の研究の発表もできた。

 日本の企業の、成長は面白い変化はなかったと思う。その基盤の技術力のチャレンジが少なくなってしまっていたが、その回復は望めなかった。AIEVなどでは、特に残念な年であった。

だが、技術力の基礎となる、科学の研究開発には、「面白い研究が現れた年」であったと思う。日本の基礎科学の基盤が出来始めた感を強く感じた。企業も今年は研究費を増やしてきている、と思われる。2020年ごろから成果が?

それに水を差す不祥事が多く暴露されてきた。この現象は、来年も続くであろう。何故なら、大企業の経営者は、バブル崩壊後の管理者であり、保守主義時代の先頭を走って経費節減、効率重視を強いられていた人たちであるからだ。

不正の露呈時の「謝罪会見」の態度、体質に露呈している。① 開き直る社長、② 興奮、激する社長、③ 釈明に終始する社長、④ 責任転嫁の社長。いずれも。不祥事を起こした当事者の言葉としては軽い。特徴は、「責任は取らない、継続して立て直す」。と。昔のように「責任は社長の私にあり」、とは言わなくなってきている。

<読書>

「大獄 西郷青嵐賦」葉室麟 文芸春秋

黒船来襲時代の、斉彬と西郷の志、これは、尊攘だけではなく、日本国の未来を憂う。一方、尊攘、尊王を守り抜こうと言う明日の自分を守る短期的意識、との対比を描き、安政の大獄の専制と、桜田門の変、坂下門の変、などのテロなどからの政治の混乱と策略の解明。さらには、西郷吉之助の人心把握の策、大久保一蔵の理知の策の対比を描き切っている。大作である。難治の戦略の智謀者の働きも、心に響く。

 残念なことに、人心を克明に描いてきた、葉室麟は、先日若くして、亡くなられた。黙禱、合掌。

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2017年12月29日 (金)

ご来光 at Zhuhai

今朝は、雨になるかもしれない、と昨日はドンヨリとした一日であったが、見事に天候に裏切られ、早朝の珠海フェリーポートからのご来光を拝んでいる。海岸線から登る太陽は真紅で大きく神秘的である。

昨日の午後は、中山市の少し北の街の工場の見学であった。珠海から1時間半のところにある。中山の街に入れば、大型のトレーラーが急に増える。西から、マカオ、珠海市、中山市、広州市、東莞市、深圳市、香港と広東省の湾沿いは産業、工場地帯である。

珠海市も工業が発達してきているが、大型トレーラーは少ない。小物が多いのかもしれない。中山市では、大きな工場がところ狭し、と迫ってくる。そんな中に街が出来てきた、と言う感じがする。

そこで不思議なことに遭遇した。これは昔から常識だったかは分からない。会食の時の事である。接待側のトップは、当然に、皆の歓待に、何かと話題を振りまく。若手は、お茶を注いで回ったり、お酒を注いで回ったり、食事の分配についても気にかけて動き回る。今までと、少々違っている感じがするのだが? これが新興企業の成長の源として、基本ルールとなってきたのであるか?

香港空港は、出国ラッシュらしく混んでいる。多分明日がピークとなると聞くが。

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2017年12月28日 (木)

食糧不足は起こらない!

 「2050年の技術動向」でまとめられた英国発の未来動向の中で、食糧不足の問題は起こらない、と断定している。

 読者もご存じだろうが、遺伝操作で生物を強くする、と言われてきた時代の事ではない。現実に改革が起きている、植物の方では、水栽培の植物工場なる、光の波長を変えることから、同じ植物でも、栄養素や、味をコントロールできるし、成長性(収穫量の増)を管理することもできる時代が来ている。キーワードは「光合成法」である。

 動物の方では、実際の動物を使わずに、細胞の培養で、内臓器、肉、それに卵も作ることが、最近になって至る所で成功しているらしい。3Dフードプリンターでつくられるようになる。現実に近々、宇宙食用で検討され、試されるようだ。キーワードは、採用培養法」である。

 また、魚では、無菌状態の循環型水循環システムを作り、エサを工夫してやれば、海の魚も、川の魚も、現状の平均の大きさの35倍の大きさに飼育が出来る。味も変えることが出来る。そのキーワードが「無菌の水循環と餌の工夫」である。

古い話の元々は、フグの人口飼育が、今では、陸で行われている。温泉水の活用だ。岩手や、山形で、山の中でフグが獲れることは有名だが。

 食糧難の見通しは、完全に見通せた、と明るい未来が描き出されている。残る問題は、価格だ。今は、高い。何処まで生産効率を上げることが出来るか?である。

 さて、全ての食料が人工的にできるのだが、食べる気がしますか?餓えるよりましか?

 その頃には死んでいるボケ爺が心配しても始まらないが、自然循環が途切れてしますが、この影響にどんな予測がなされているのか?誰も触れていない。珠海にて。

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2017年12月25日 (月)

急な珠海出張

 急に、珠海にある企業から呼び出しが来た。ANAを希望したが、CXしか空いていない。つまり、価格がまるで違うらしい。報酬もない出張である。

 朝、11時ごろ、飛行機は成田空港を飛び立った。窓からは富士山が見える。その方向の空には雲一つない。昨日の天気予想では、朝方雨が残る、風が強くなる、と、心配していたが、その様子はなかった。

 機体は777-300で、新しかった。それが救いかも。香港の着地の方向が、違っていた。何時もなら、大陸側から降りるのだが、風向きのせいだろう、今日は、海の方から降りて行った。何十回と香港を経験しているが、初めて経験である。その為に、マカオへの大橋の工事の進み程度が、垣間見えた。もうすぐ開通だろうか。

 すると、この高速フェリーは、廃業になるのであろう。香港空港の海側(滑走路側)の海は、埋め立て工事が進んでいる。その為にフェリーはその間、徐行運転を強いられているらしく、10分ほど余分にかかっている。

<読書>

「奔流恐るるに足らず」逢坂剛 講談社

重蔵始末(8)完結編 となっている。ノンフィクションである。幕末の貴重な人物の性格を、行動を、今のビジネス界の立場と重ねながら、歴史の背景も織り込み、これほどの詳細な資料の調査と合わせ、逢坂流儀の緊張を迫る物語に仕上げている。一度読んでみるべし価値は十分にある。

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2017年12月23日 (土)

重大インシデント

 昨日は、急に大阪で打ち合わせが出来て、新幹線を利用した。先日の新幹線の台車の亀裂は、新幹線開業以来で、初の「重大インシデント」、となった、と言う。確かに写真を見る限り、よく名古屋で止めて、点検した、と思う、技術家のボケ爺も、あれでは東京までは持たなかった、と思う。

 山陽新幹線の区間で、臭気から、乗務員が3人(との報告)乗り込み、異常音を確認して、保守点検の必要性を感知し、報告はしたが、「そのまま走行」の指示に対して、異議を申し出なかった。では何故、名古屋では点検したのか?

 異常を認識して、報告までは順当なことである。しかし、現場に居合わせていない、事務方が、何故判断で来たのだろか?現場優先ではなかったか?だが、現場も、異常と認識しながら、その指示に反論しなかったのだろうか?否、出来なかったのだろうか?

 これらの疑問は、最近の電車事故(架線、電源、など)は頻繁に起きている。西日本の場合は、福知山線の脱線事故を思い出す。

 企業や、学者は技能者の不足、能力の低下を嘆くが、本当にそうだろうか?ボケ爺はそうは思えない。これは組織の疲弊である。社長まで含め、各階層が疲弊している。仕事に対して気概がない。つまり無責任であるからだ。政府から始まって、国民総無責任時代。

 この根本は、教育から始まっている。いじめ、自殺の調査にしても、先生方も、教育委員会も、言い逃れ(責任が及ばなように)、答弁をする。企業の不正事件の言い訳もしかりである。

 帰りの新幹線では、掲示板が不正な表示をする、途中で消してしまった。これとて、異常である。通信指令系統に異常があるからだ。しかし、アナウンスは、「掲示板は故障していますから表示できません。ご了承を」と。クワバラ、クワバラ。

<読書>

「悪道 最後の密命」森村誠一 講談社

単純なストーリー、単純な語り部、何とかいわんや。新幹線の往復で読み切れる内容だ。

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2017年12月18日 (月)

富士山を拝む

 ここのところ東京は天気が良く、朝、夕に富士山を眺めることが多い。今日も、京王線のつつじヶ丘から最後尾に乗り、富士山を拝みながら乗っている。

 昨日は、森のテラスの階段を上り、仙川の国分寺崖線の西側に、富士山を朝夕に追っかけて、国分寺崖線を三鷹から、成城学園まで散歩して来た。

 新宿のパークタワーの30階に貸事務所がある。そこからは、誠に富士山の生きざまがうかがえる。秋口から冬の季節は格別に美しい。

 先日、TVで、外国人の日本で最も印象に残ったところは?で、一番になったのが、富士山であった。外人から見ても富士山を取り巻く風景は美しいらしい。本当か?

 ボケ爺も、関西人であったので、上京、帰郷する度、富士山を眺める。見える時は、何か良きことが起きそうで、見えない時は、不吉な予感を感じたりする占いに使ったり、ツイツイ、手を合わせ拝んでしまう日本人がそこに居る。

 漱石の作品には、富士山の光景は出てこない。残念!明治時代の東京からは、至る所で見えただろうに。富士の地名が多い。富士山の風景を共有したかったボケ爺である。

<読書>

「漱石先生の手紙が教えてくれたこと」小山慶太 岩波ジュニア新書

漱石は手紙魔であった。今でいうメール魔とでもいえるだろうか?岩波の漱石全集では、3巻を占めている。2500を超えるらしい。残っているだけで、この数だから、この数倍はあったのではないでしょうか?友人、貴人、誰とも分からない人への返事、子供へも返事をしている。誠意をもって、本音で語る。貴人を除けば、対等の立場で書かれている。すべては相手の気持ちを察して優しく、手紙の主の良さを取り上げて激励している。相手がその気になるような内容である。筆魔であった。

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2017年12月16日 (土)

来るべきバカのために

 このタイトルに魅せられて、思わず、図書館に本を予約した。大変な人が予約していた。6か月待ちの人気の本である。しかし、「勉強の哲学」の意味が分からない。哲学者の本だから分からないのか?副題の「来るべきバカのために」も、意味不明。哲学は難しい、と哲学と言う名に魅せられていた。

予約を待つ間、馬鹿が付くボケ爺も悩み続けた。勉強をするために持たなければならない心構え(心の存在に関する哲学)? How to、勉強を極める、探求するためなのか(哲学とは言わないが)? What、何を勉強(勉強)するのに哲学が必要なのか?と解釈するのか?

こんな意味不明のタイトルで、ごまかされ、読もうとするボケ爺が言語障害なのか? この意味不明が現代の流行の哲学なのか?

<読書>

「勉強の哲学」千葉雅也 文芸春秋

副タイトルに、来るべきバカのために、となっている。大いに期待して読んだが、がっかりした。タイトルからして、「勉強するには哲学がいる」と読めるが、何処にも哲学らしき内容が無い。が、「勉強するためにはノウハウがいる」、となる。所謂、ノウハウ本である。ノウハウ=哲学? 「現状に流されることなく」、「自己破壊の覚悟で、勉強を続けろ、研究を深く掘り下げろ」との平凡なことを、哲学と称して、哲学をゴマ化すためか、カタカナの、それこそ流行語を使って、もっともらしく述べているだけだ。こんなことは「漱石の個人主義」を読めば、もっと説得力のある言葉で読み取れる。著書の言う通り、副タイトル(言語の意味の挑戦)が、顧客受けしただけだ。この本を読んでどれだけの人が理解できるだろうか?多くは言語の遊び、アイロニーとユーモア、そのものだ。要は、幅広く、深く、読書することだ、といているに過ぎない。「哲学」の意味も地に落ちた。騙されたボケ爺が悪い。

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2017年12月14日 (木)

量子コンピューター

 ムーアの法則のシリコン半導体を中心とした半導体の深化は着実に進んでいる。回路は3D化するし、その電源の配線は、冷却も考えて、解液になるだろう。

 それでも、ムーアの法則には限界はあろう。そこに朗報が飛び込んだ。東大を中心とした光量子コンピューターの実現が見えてきた、と、IBMがさらに進んだ量子コンピューターの開発に成功した、と言うニュースである。量子回路が胡散臭いと言われていた量子ゲートでの成功だ。IBM50量子ビット」の成功で、今後ますます研究に投資が行われるであろう。Apple, Googleも投資している。

 これで、やっとムーアの法則を気にしなくていいのかもしれない。量子コンピューターは,むやみやたらと計算が早い。計算を使う金融は当然ながら、化学(創薬、たんぱく質創造、その他)の世界には数々の革命が起きるだろう。

 1985年、ドイッチュは、「量子計算模型」と言える量子チューリングマシンから始まり、2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピューター「D-Wave」の建造に成功した、と。2012年、セルジュ・アロシュデービッド・ワインランドノーベル物理学賞を受賞した。

 ものつくりでは、核磁気共鳴・電子スピン共鳴、窒素空孔欠陥スピン・シリコン核スピン、量子ドット、量子光学、超伝導素子、イオントラップ、方式が考えられている。日本はこの辺りは、結構強いのかもしれないが?

 IBMの量子ゲートとは、「ブール論理にもとづいた論理ゲートによる論理演算をベースとして行われる。

 自動車企業のVWは、この分野に投資している。その利用が、なんと電池の開発だろうだ。なんと遠大な!さらに交通網制御だそうだ。さて、日本は?

 これが普及すれば、金融街での革命が起きる、それは、仮装通貨が失墜すると言うが?ボケ爺には、この分野はよく理解できない。

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2017年12月13日 (水)

折り紙とカブトムシ

 折り紙は日本の昔からの芸術だ。文化だ。今では、大学で、折り紙数学の発想から多くの学術的な論文が出てきている。明治大学をはじめ、東大に至るまで。

  カブトムシの幼虫の頭には、角に成長する前の「角原基」(縦横、厚さ各約1センチ)という、袋状のしわの多い組織が畳まれていることが分かっていた。 その後は解っていなかった。

「さなぎになる時」に膨らんでできることが分かったと、名古屋大などの研究グループが英科学誌に発表した。クワガタムシやセミなど多くの昆虫の外骨格も、同じパターンで作られる可能性があるらしい。

 後藤寛貴・名古屋大特任助教(進化発生学)らは、幼虫の体液を角原基に注入してみると、簡単に角の形に膨らんだ。実際の変態でも、同様の現象が起こっているとみられ、角の形成は細胞の増殖によるものではないことが分かった。

 その角のしわを広げたところ、角の形に展開した。つまりは今の最先端の折り紙数学であったと言う訳だ。羽をもつものなどすべてが、幼虫時代の基が、さなぎになると時に、折り紙のように折りたたまれて、それが、孵化する時にある液体の注入で広がる、と言う原理だった、らしい。

 日本の折り紙は、この原理をしていた天才の編み出した文化だったのだろう。夢のある話だった。

 さて、この先は、イノベーションで、ロボットのアームとか?変身ロボットとか?自在な冶具、とか?宇宙飛行の可能性まで、考えなければならない。

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2017年12月10日 (日)

初冬なのか?

 いい天気だったので、庭の残りの剪定をすることにして、嫌々ながら重い腰を上げた。例年の一か月遅れである。11月の初めに、玄関周りの、通行人から見える所は終えた。ここは、常緑樹が多く、季節感を感じることは少ない。今では、千寿、万寿の実の赤さが目に染みる。

 今回の剪定の一番の目的は、モミジである。ヤマモミジの紅葉が終わって葉っぱが落ちたところで剪定すれば、葉っぱ分、燃えるごみが減る作戦である。今年は、いまだに紅葉の葉っぱが残っている。実感と同じで、秋が極端に短くなったのだろう。これは年々の事である。市のごみ袋LL(45L)袋で、4杯も出てしまった。

わが家にはイチョウは無いが、都心の紅葉ではイチョウの黄色が美しい。今年も師走の半ばだと言うのに、やっと色づいている。年末までに、散り終えるのだろうか?ここのところの寒さで、大丈夫だろう、と思うが、心配している。

 ボケ爺の剪定の姿を、あざ笑うように、ムクドリがキーと叫ぶ。ムクドリの秋の鳴き声は気が狂っているのか、それとも、ボケ爺の腰を心配しているのだろうか?

 午後は、日向ぼっこしながら気楽な本を読む。のどかな一日である。

<読書>

「草笛物語」葉室麟 祥伝社

何をもって自分は生きるのか?の主題に書き続ける作者は、江戸時代の社会構成の中で、現代に照らし合わせ、いろんな局面での物語を展開する。今回も、派閥争いの展開で、自分はどんな場面で正義を貫けばいいのか?その正義とは何か?自害していった先輩たちの思いを測りながら、それぞれに自己確立を目指す正義を提案しようと試みている。イササカ単純で、いて意味の浅さが目立つ物語となっている。寡作の為か?

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2017年12月 6日 (水)

うっかりとして!

 このボケ爺は、持病持ちである。高血圧、痛風。いずれも薬を飲み続けなければ、再発する。よって薬を飲み続けていれば、安定はしておれる。他は、今のところ危険性はなさそうである。

 先週の金曜日に、古い友人から誘われて、東京駅の近くのイタリアンレストランに誘われた。彼にとってはとっておきの、気に入ったレストランである、と言う。つまり、安くておいしい、と言うことらしい。4時半から飲み始めているから、出来るだけ早く、来いとの事。

 つまみは少しだが、なるほど珍味が多く美味しい。ボケ爺は、お酒が弱い、がワイン1本空けてしまった。彼は2本で平気だ。気分良く、帰り、ぐっすり眠り、翌朝は爽快だった。が、その夜の血圧の測定値で異変が発生していた。血圧が15ほど高くなっている。それが一昨日(5日間)迄続いた。昨日、今日は平常値に戻った。これで一安心。

 その理由を考えてみるに、生野菜のつまみがなかった。生ハムが二種、干し魚塩漬け(酢漬けではない)、ソセージ、塩が利いたチーズをジャムでいただく、ウ二、牡蠣、塩分の取り過ぎだと簡単に分かる。彼の選択だ。なるほど、高血圧の最大の原因は塩分の取り過ぎだ。

 これからの年末には、忘年会が多くなる。二日酔いにならない方法は、「オイルファースト」だ、と言う。脂っこいつまりをはじめに詰め込むこと、良いらいしい。本当か?ボケ爺は、牛乳を飲んで出かける。血糖値の上昇には、「生野菜ファースト」だが。

<読書>

「「マコトよりウソ」の法則」外山滋比呂 さくら舎

むかし、むかしのおとぎ話は、ウソがまかり通る。英語では、「Once upon a time」。いずこも、ウソがまかり通る。ウソこそ強きものは無い。ウソの構想は、一種のideaである。ウソのideaが確立すれば、真、事実よりも強くなる。ウソで固められた歴史までも超えて受け継がれる。その真偽性に反発して、科学が生まれる。何とも楽しき法則だ。

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2017年12月 5日 (火)

大企業病から忖度経営?

 大企業病との言葉は死語に思えたが、今も日本の産業界に面々と続く。不思議な病だ。特に、今後の成長産業の中心であるはずの自動車産業において目立つようになってきている、と感じる。

 電機産業から始まった大企業病は、見事に、死に至ってしまった。その挙句、会計不正迄起こしてしまった。大企業病の加担を担いだのが、官庁であり、経産省である。官庁指導とか言って、自分たちのエゴを通す。経営まで立ち入り口出しをする。

中国のEVに賭ける自動車産業の指導権の制覇戦略に、日本はついていけていない。EV車の取り組みに一番消極的なのが日本である。自動車展示会でも、寂しいブースは日本のブース。これにも研究補助金の配布で官庁が絡んでいるとか?世界標準の指導権にも日本はお呼びではない。

 日本のトップメーカーT社の人事が発表され、前倒しで、副社長6人制にして、危機を乗り切る、と社長は激を飛ばすが、社員や、経済界から覚めた目で見られている。忖度が行き届くYes Manを集めたからだ。現今の安倍内閣と同じだ。これで良いのかニッポン!

<読書>

「病巣」江上剛 朝日新聞社

巨大電機産業が消滅する日との副題が付いている。つまり東芝の不正会計が起きた病巣にメスを入れた、労作である。ノンフィクションに近いフィクションと言うことか?実に工夫された物語になっている。真犯人を言い当てたのは、東芝不正関連の本は多いが、この小説だけだ。新聞や、雑誌を読むよりも、ズーと実態が良く分かる。ぜひ読んでみてほしい。東芝だけではなく、今日の日本の大企業の不正が起きる実態が良く理解できると思います。

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2017年12月 2日 (土)

いつの世も矛盾だらけ

 社会の規範と人が生きる矛盾に悩んだのが漱石。考えれば考えるほど矛盾に満ちた現象に悩んだヘーゲル。

 「コーヒーは寝る前に飲め、ビールは朝に飲め」と言う本を見つける。世の常識と矛盾する。著者は、「一日に3Lの水を飲め」と叫ぶ医者の馬淵知子氏である。一日に3Lは、多分、飲みきれない。2Lまでだ。

 コーヒーを朝飲むと、コルチゾールの分泌が抑制されて、本来得られるはずだった覚醒効果が失われてしまう。すると、眠気が覚めない、と言う。今までのカフェインの効能と反対だ。 ビールは低GI食品のひとつだ。GIとは血糖値の上昇スピードを数値化したものである。GI値は最初に胃に入れるものに左右されるため、「とりあえずビール!」は、正しい判断だと言える。

1)コーヒーとビールは正しい飲み方を守れば、自律神経のバランスを整えて、仕事のパフォーマンスを高めるのに大いに役立つ。
2) コーヒーは、体内のコルチゾールの分泌を邪魔しない時間帯に飲むようにすると、覚醒効果が得られる。
3) ビールには代謝を高める働きがあるため、食事と上手く組み合わせれば、ダイエット効果が期待できる。
4)コーヒーとビールの効果を得るには、十分な水分補給が大前提となる。

 朝からコーヒーに変えてビールを飲めば、酔っ払ってしまって、仕事は出来ない。夜コーヒーを飲めば、眠れない、寝不足だ。さて、この矛盾を皆様はどうしますか?

 馬淵論法は、まだまだ、ダイエット効果まで続く。ビールも、コーヒーも飲んでいないので、立ち読みは、疲れた。

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