« 忖度(忖度)とは | トップページ | 三月は去る »

2017年3月29日 (水)

アメリカの壁

 トランプのメキシコの壁、アメリカファースト、等、アメリカ単独だけでも生きて行けるかの発言に、「何処かで聞いたことがある」と、頭の中でモヤモヤしていたのだが、先週の土曜明けの夢の中で、「何処で読んだことがあるはずだ」、と、微かな記憶が読みかえった。何かを思い出したらしい。

 午後に、本棚をごそごそ探していたら、小松左京の「アメリカの壁」文芸春秋、1989年第3版が出てきた。文庫本である。紙面は黄色くなっている。初版は、1982年(昭和536月刊)となっていた。すぐに読み直した。

 このころは、日本はアメリカを猛追していた時である。この時、既に小松左京は、アメリカは一国で生きていく、と言う大統領が出てきて、西海岸に、巨大な壁を作り、あらゆる物(飛行機、潜水艦、核爆撃も防御が出来る)通過出来ない壁を作る。さらに、海外通信も遮断して、他国との外交も遮断する、と言う短い、単純な物語である。

 読書の記憶はない、が、記憶の何処かに残っていたのだろう。今日のトランプ思想の先取りである。が、トランプ大統領よりも、もっと過激で、徹底している。

 改めて、小松左京のSF力は素晴らしく先見性があったことになる。どうしたらこんな発想ができるのだろうか?改めて、洞察力の育成はどうすれば良いのか、考えさせられた。

|

« 忖度(忖度)とは | トップページ | 三月は去る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/65081069

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカの壁:

« 忖度(忖度)とは | トップページ | 三月は去る »