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2016年9月22日 (木)

憂鬱な一日

 

 台風一過とはならなかった。だが、「暑さ寒さも彼岸まで」は、自然の実行力である。ぶり返しはあるとしても。ボケ爺は、基本的には、雨は好きである。雨の滴る音は、心を癒す。雨に濡れることに、慰めが甦る。傘(とりわけ番傘は)をたたむときのしぶきを観るとアートである。

 

 そんな一日を楽しみかったが、昨日の日銀、黒田発言には失望する。日本の未来に悲哀が漂う。黒田バズーカ―は、何だったのか?人気取りの単なるアベノミクスに加担しただけだったのか?日本人の悪い癖が出てしまった。つまり、十分な、反省、考察がなされていない。2%のインフレ目標の実行が難しいことは、バズーカ後1年で失速していた。が、今になって、「まだ失敗ではない、無期限に延長」、今度は金利に注力、それも10年先の金利を。

 

 重要な反省点は、「何故今まで引き延ばしてしまったのか?」である。日銀は言うだろう、「日銀には限界がある」、政府の施策の変更が無かったから、と。無責任、極まりない。日本のトップは、自然より劣り、実行しない。まともな反省をしない。

 

それにしても、FRBのイエレン議長の説明は論理的である。雇用状況判断と物価2%の見通しを見てから、利上げ、と。理由がはっきりとしている。

 

 このことを考えると憂鬱な一日を過ごすことになる。

 

<読書>

 

「日月めぐる」諸田玲子 講談社

 

駿河半紙の発祥地、小島藩、1万石しかない、城もない小藩での日常の処世術をつづった7編の短編集である。つまるところは、人は「疑心暗鬼」「嫉妬」「宿命」で、縛られている、と言うことか?短編の結末は、涙を誘う。

 

 

 

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