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2016年7月26日 (火)

肝試しの思い出

 夏になると、ボケ爺の小学生の頃の「肝試し」を思い出す。1年生から、6年生まで、夏休みのイベントは続いた。お墓での肝試しが多かった。つまり、人魂が出てくるのが最も怖かったからだ。

 昔の夜は、当たり前だが暗かった。闇夜とはよく言ったものだ。今日、田舎も明るい。街灯が増えるし、民家の建物が変わりひかりは漏れる。遠くからでも墓石の形まで認識できる。

 そう言えば、人魂、妖怪とかの話は、江戸時代までが主であり、明治以降はあまり騒がれない。だから、今日、漫画で騒ぐ。

 武者小路実篤の実篤公園に、ヒカリゴケが生きている。暗い洞穴を覗くと、黄色に少し緑がかった光の色で、リンの燃える色だ。これは人魂の色だ。その洞穴に、多くの人骨が埋められていたのでは?と疑う。多分、昔は、このようなヒカリを発する生物、昆虫(ユスリカ)等、結構いたのだろう?それも、水辺に。或は、鉱物のリン、やメタン、なども。そんな光に惑わされ、驚き、一喜一憂だったのだろう。

 それが、夜は闇の時代から、近代の光輝く夜となり、弱いひかりは消される。更に、気候の変動、環境の変化、空気の汚れなどにより、ヒカリを発する生物が住めなくなってしまったのだろう。夢が無く、想像力を無くする世の中だ。

<読書>

「短篇ベストコレクション 現代の小説2016」日本文芸家協会編 徳間文庫

16人の人気作家による短編集である。毎年の編集である。短編集だから、切が良く、且つテンポよく読める。550頁が、電車の中で、4日ほどで読み切れるのだから。心地よい。しかし、頭には残らない。これで良いのか、残念。

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