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2016年7月23日 (土)

錯覚の体験と活用

 本日、セミが一斉に鳴き始めた。セミは同調機能があると言う。昨日までは、何処からもセミの鳴き声は聞かれなかったのだから。不思議な事だ。

 科学技術機構が主催する、新技術説明会(2週間に1回の割合い)の「大阪大学」篇、が開かれた。ボケ爺、出席。その中で、「感覚融合技術で達人の技を学ぶ!」マルチメディア工学専攻、安藤英由樹 准教授、を聴く。

 腹腔鏡手術のトレーニングで、従来は7時間かかるのだが、1時間で終える技術だと、成果を強調。マウントヘッドディスプレイ(MHD)を使う。今日、大いに持てはやされているディスプレイだ。ベテラン医師の手術を表示し、そこに自分の現実の動きを重ねると、脳は錯覚を起こし、いつの間にか、ベテラン医師の行動に、同調してしまう。と言う技術である。

 当然、「画像重ね」の技術に、工夫があるのだが。ボケ爺、疑い深い、「本当か?」と。

 その帰りの京王線の中で、入口にある金属製の座席側の手すりを右手で握り、左手で、本を読んでいた。笹塚駅で混み合って、女性が隣に来て、同じ手すりの下の方を握った。本が重く感じて、自分の腕に、本を置いて読む姿勢を取っていた。すると、その女性が、チラ、チラ、ボケ爺を観る。本が女性の視界を邪魔して、文句を言いたいのか、思っていた。

桜上水駅でハタと気が付いた。女性の腕に本を載せていたのだ。「済みません」と謝ったのだが。何故か?と考える。丁度、女性の腕が、ボケ爺の脇の元から伸びている様に、ボケ爺は見えている(後で考察しての状況)。

すると、不思議な事に、自分の腕と錯覚しているのだ。何度か、「これはボケ爺の腕ではない」と、言い聞かせても、すぐに、女性の腕が、ボケ爺の腕に思える錯覚が起きる。つまり、この体験で、安藤英由樹先生の説明が妙に納得出来た。

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