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2016年6月 5日 (日)

経済敗戦国日本

 G7で、にわかにはっきりしたことは、日本は経済政策失敗国であった、との事実を突きつけられた。安倍首相は、得意満面に、リーマンショック以来の、「世界経済は、危機状態にある」と。しかし、参加国からは違和感が提示された。

 各国の報道陣は、一斉に、安倍首相は「アベノミクスの失敗を隠蔽」「日本戦後70年最大の経済危機に」「世界3位の経済国日本は失速か」との酷評がなされた。「成長産業が作れない」「経済指数の実質GNP」を見ても、日本だけが、創造力が無い。GDPは際立って低い。アベノミクス3年で下がり、改善の兆しすら無い、と評論は一致している。

 すると、国会閉会の後、「消費税延期」を発表、国会で議論を避けて、選挙で、国民の賛否を問うと言う。そこでは、「新しい判断」で?判断の中身、その理由を明らかにしない。得意な「「超」詭弁」で、今までの言動を見事に隠蔽した。国民は簡単に騙されないだろう。

 アベノミクスの「金融政策は、「量的緩和」」と言うが、実情は「国債の買取り」、今では95%もの国債を日銀が持つ事となった。「財政政策」、何も行動を起こしていない。GNPの二倍の赤字は、財政破綻への道しか残らない。「成長戦略」は更に無策で終わっている。

<読書>

「下り坂をそろそろと下る」平田オリザ 講談社現代新書

現状の日本を適格に言い当てている。成長は出来ないところまで、日本は、能力以上に背伸びしてしまった。これからは、下り坂であり、そろりと坂を下らなければ、ケガをする、と言う。つまり成熟社会を模索し続ける社会を歩もう、との提案である。堺屋太一の「うつむき加減の」との小説の具体的実現性を提案している。つまり、経済成長を目指すのではなく、楽しめる社会、芸術(アート=音楽、演芸、絵画、映画、等)、スポーツ、等の活性化社会だ。大いに江戸時代を学び必要があるようだ。安倍首相、官僚の最大の、且つ、最も重要な欠陥は、①優越意識の解体、②寂しさを耐える耐力の欠如である。

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