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2016年4月17日 (日)

驟り雨(はしり雨)

 熊本地方の昨夜の雨は、災害に追い打ちを掛けるほどではなく、新たな被害が少なくてホッとする。

 我が独房の寝室からの西窓の風景は、税務署の差し押さえの土地の先に、昔は林があり、住宅は全く見えなかったが、今は木々が伐採されて、住宅群が丸見えとなってしまっている。その為に、ウグイスは寄り付かない。

 強風に混ざった雨が窓を叩き始めた。我が家の塀に、一羽のハトが休んでいる。何故だ?この強風にあおられながら。大粒の雨に打たれながら。もう少し左によれば、月桂樹を雨よけに出来るのに、と気をもむ。ベッドにもたれている我がボケ爺をのぞき込んでいる。雨が激しくなった。すると、ハトは月桂樹の下に移動した。

 午後からは雨は止んだ。実篤公園の筍は、雨後の筍とはよく言ったものだ。早いもので50cmも伸びて、沢山お芽が噴き出している。森のテラスの近くの真紅のシャクナゲは咲き誇っていた。何とも不思議な色だ。桐朋学園の幼稚部の庭に咲くや八重サクラはこの強風でも散りを耐えている。仙川駅前のサクラが散り、その後に、花水木の花の時代となっている。花水木通りの街路樹は、色とりどりの美しさである。

<読書>

「漱石のことば」姜尚中 集英社新書

「生死因縁無了期、色相世界現狂痴」(虞美人草)=この世は無常、塵芥な欲世は、はかない運命を忘れた喜劇な狂態。「だが生きて行く」、とのメッセージ。漱石の言葉の「薬効」の凄さだ、と。漱石の作品の中には現在でも生生しい言葉で一杯だ。

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