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2015年12月26日 (土)

MRJは離陸できるのか?

 初飛行から、2か月も経たない内に、納入時期を1年先延ばして2018年半ば、と、「納入延期」発表された。その理由が、主翼の強度不足、ソフト面のやり直し、らしい。

 このブログで、ボケ爺は、外環上からのコメントを記載した。「古い設計の主翼」、と、その「胴体との接合の不釣り合い」、を指摘した。主翼そのものの強度不足なら、1年程度の納期の遅れで、済むかもしれないが?胴体との関係の強度不足なら、納期の遅れでは済まされない。国産初のMRJは、失敗に終わる。一番難しい設計で、その評価に莫大なお金がかかるからだ。

 また致命的な事は、「操縦系統のソフトウェアのやり直し」、と言う。ソフトウェアの障害(バグ)取りは、時間がかかる。一年の遅れでは済まないだろう。デジタル化が一段と進めているから、なお厄介だ。ソフトウェアの認証試験は時間がかかるからだ。

 残念なことだけれど、「システム学の力不足」である。カリスマ技術家がいなかったからだ。三菱飛行機の幹部も、自ら判断力の不足を指摘している。大企業の、ここにも、組織力不足の弊害が出てしまった。年功序列、無責任組織体質など、戦後日本の最も弱い所が露呈してしまっている。

<読書>

「第三の敗戦」堺屋太一 講談社

日本の今の弱さ、について、この本の中に、散りばめられている。直接、書かれている訳では無いが。大企業の不正化の常習化、意思決定の弱さ、や不当性、アジテートな社会傾向、等、残念な日本社会となってきてしまっている。

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