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2015年12月20日 (日)

5000億円の赤字

 東芝は、不正会計時の黒字から、一転して、5000億円の赤字になるようだ。上期で、約900億円の営業赤字であったが。2015年度(20163月期)で、白物家電、パソコン、等のリストラ費用の積み上げ計上が、理由とする。

 一方、半導体の売上も、低価格競争に巻き込まれ、2000億円以上の赤字にもなる、と言う。円安傾向にありながら。シャープと同様に、今日、明日の商品の整理が、10年以上前に、技術競争力と、新規事業の発掘などを洞察して、整理を始めて居なければならなかったのだ。

 クリステンセンの言う「イノベーションのジレンマ」の「ジレンマのツボ」に落ちてしまったのだ。その悪の根源は、東芝もシャープも同じだが、「トップ人事の権利へのしがみ付き」が、最大の悪である。

東芝では、三代前までは、排他出来たが、この体質の基本を作った「西室正志相談役」の未だに、東芝本社タワーに、個室があり、闊歩している事から始まり、その後の社長を務めた「岡村正」氏も相談役で、未だに闊歩。他に、顧問(2人の特別顧問、2人の常任顧問、に14名の顧問)だけで、年寄り18人を囲っている、と言う。相談役や、顧問たちは、自ら責任を感じて辞める人は居ない。誰が鈴をつけるのか?これでは、膿で、まだまだ疼く。

西室氏に至っては、杖を突きながら「日本郵政社長」にも、しがみ付き、明日の日本のあるべき姿に精力を費やせるのだろうか?これでは日本は世界で存在感のある国になれるわけがない。産業界は衰退のプロセスに。

<読書>

「市場は物理法則で動く」マーク・ブキャナン 白揚社

科学の法則と同じように、科学の問題解決手法を使って、経済も規則性の法則を見つける努力をすべきである、と。但し、複雑性には、注意が必要で、条件(前提)、パラメーターなど注意が必要だ。ボケ爺にとっては、面白い。

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