11.13.2015のパリテロ
夕方、雨が上がって、三日月が西の空に輝いている。パリでみえた13日金曜日の夜も、三日月が輝いていたのだろうか?
まさに、不吉な13日金曜日の夜であった。パリの繁華街で同時テロが発生した。レストランで4か所(すし屋も含む)、サッカー競技中、劇場でコンサート中である。129人の死亡の犠牲となった。
IS(イスラエル国)が、犯行声明を発表したのだが、今一、信ぴょう性が無い。声明が遅い、内容が、記事の拾い読みである。どう見ても、IS本部が指揮したわけではないのだろう。フランス支部の単独行動では?とすると、アルカイダ―系も含まれているかもしれない。
事件から思うことは、「サミュエル・ハンチントンの文明の衝突」である。その中で、これからは、「多様な民族と、その文化が絡み合う世界となる」。「宗教ではイスラム教が問題に」。
安倍首相は、性急に、単純に「テロに対応する。その為の支援もする」。と言うべきではない。安保法制で、アメリカの支配下にはいり、世界に「歯には歯を」の硬派発言で、気を吐くと、日本もテロの標的になってしまうだろう。慎重にしてもらいたい。
<読書>
「巡査の休日」佐々木讓 角川春樹事務所
犯罪者を取り逃がしてから、次から次へと、色んな犯罪が続く。仮想の置き方に、思い込みがあったりして捜査が混乱する。その構想の大きさに作家の創作に感動する。結果は一度に解決する結果となる、が。それも爽快だ。
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