初飛行MRJ
待ちに待ったMRJの初飛行である。結果は4年程度の開発遅れとなってしまった。これからの飛行実績に、遅れが無く順調に、型式認定作業が進む事を祈る。4年の遅れの間に、このクラスの競業相手(ブラジル、カナダ、中国)も準備をしてきている。手ごわい競争となろう。
ボケ爺は、航空機工学を専攻したので、飛行機には大変に興味がある。国産飛行機は、日本の産業に貢献できると期待する。
MRJを外観から分析してみたい。先ず機体のスタイルから言えば、特徴は無い。異常に翼の付け根(胴体接続部)が膨らんでいる。設計見直しの残骸のように思えるが?空力的にも、重量低減にも垢抜けしていない。 燃費が売り物と言うが、MRJはエンジンに頼っている。すぐに、他社に追いつかれる部分だ。
残念なのは、翼の仕上げである。翼は撓ら(柔らかく)なければならない。が、何と、ガチガチの硬い翼になってしまっている。話によれば、全てアルミに入なっているとか?B787の最新機と比べて、日本得意の、お家芸の炭素繊維を使っていないらしい。これでは、乗り心地は悪い。本来は2年前に飛んでいたのだから、と諦めるのか?
何事においても、商品の開発の遅れは、致命的になる。さて、MRJの型式が認定されて、飛ぶころ(2年先)の競業相手はどんな機体を開発しているのであろうか?
飛行機産業のもう一つ重要な競争力は、サービスの善さである。さて、三菱はこれから作る。その中で、エンジンをインハウスで組み立てる、と言う馬鹿げたことを考えている。半導体産業衰退の原因の「キャブティブの罠」にはまってしまう。最も重要なサービス部門だ。アウトソーシングすべきであったはずだ。ここにも、日本のガラバゴスがある。
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