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2015年10月27日 (火)

企業倫理と金

 大企業の不正事件が、ニュースを賑わっている。今年だけでも、東芝の会計、東洋ゴムのデーター改ざん、VWのディーゼル社のデーター改ざん、タカタのリコール不足、マンション基礎工事のデーター改ざん、など等。

 企業の美徳を、「規模拡大」に据える事から始まっている。それに輪をかけて、起業競争の「短期決戦」に置かれているから、だろう。

 これらの基本に、グローバル化(スピード最優先)、と、経済成長神話(大会社化)、があるのだろう。つまり、世界中が、焦っている。何故、そんなに焦るのだろうか? もっと、緩やかな経済成長を指向しないのだろうか?

 価値の多様化で、何処を目指せばいいのか? 不透明になっている。技術革新の端境期でもある。これらも、焦る気持ちが、種(戦略)不足に拍車を駈けている。

 一方、雇用者の構造も大きく変わってきている。下請企業構造化の深化、契約社員化。驚くことに、研究所内部も、契約社員化している。理化学研を初めとして、iPS細胞研究所も、300人の内、8割が、1~2年の契約研究員だそうだ。(中山伸弥所長も嘆いている)働く人のモラル、つまり無責任化、が、進む。

 こんな状態では、革新は起こせない。ノーベル賞も、15年先は難しい。

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