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2015年8月 9日 (日)

不都合な未来の日本

 いきなりだが、ボケ爺は、終戦の前に生まれた。いわゆる団塊の世代の23年前だ。小学校での教えでは、日本の総人口は、「1億人足らず」と。今では、数年前に「13千万人を切っている」と。

 つまり、約3千万人の人口増だ。一国を為す人口分が増えたことになる。2045年には、3千万人が減る、と予測されている。その上、高齢者が増える。労働可能人口は、ピーク時の半分ほどになる。

 この状況を踏まえて、未来設計をしなければ、日本は成り立たない、と言いたい。

 ボケ爺が東京生活を始めたころの大きな出来事は、先ず、「高島平団地」。次が「多摩地域の住宅開発」だった。憧れであった。今は、空き室、老齢化が目立つ、人口減に歯止めがかからない。東京ベイエリアの高層マンションへ、移った人が多い。

東京「都心に一極集中」している。新しい業務用の高層ビルが、今も建設ラッシュである。地方の集落(職場)を飲み込んでいる。30年後、東京はどんな街に変貌するのだろうか?エレベータの中で亡くなる高齢者が増えるだろう。

オリンピックの開催時期には、東京は、老人の徘徊する街に変貌する。老人介護が間に合わなく、路上に老人浮浪者があふれる。今でも、山手線、地下鉄に乗ってみてください。昼間は半数が老人どもで占められている。

 こんな時代に、高速リニア―カーは必要だろうか?のんびり旅をしたい老人の時代だ。新国立競技場、見直しだと言っても、ゼネコンはカルテを結んで、原価低減に協力はしないだろう。オリンピック後の箱が残っても、老人は使わない。後始末をする後世(若者)は減少する。

 日本は、事務効率が最悪の国である。年間の労働時間はトップクラス、一人当たりGNP24位、オランダ、ドイツは、年間50日も少ない。日本より1ヶ月半の休暇を取ってもいい。一人当たりのGNP10位近辺、と日本よりはるかに高い。

 日本人は、未来の日本を見たくないのだ。それが自分にとって不都合だから。

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