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2015年5月 3日 (日)

日の丸ジェットとホンダジェット

 三菱重工の人事で波乱が続く。国産ジェット「MRJ」の突然のトップ交代だ。一般には当然だと思うのだが、名門、三菱重工業株式会社では30年らいの壁が崩れた。「名門の破綻」、と言われている。

 何故か、「日の丸ジェット」として期待がかかり、日本の航空機産業の起爆と期待の星「MRJ」が、3年も遅延して、さらに、約束していた日程が、4度目の延期となった。2017年の納入はない。これが日本の航空機技術の現状なのだ。

 ところが、本田宗一郎の夢であった、ホンダジェットは、30年の月日を経て、順調に進んでいる。あり得ない設計が功を奏している。ホンダらしさの個性が、受け入れられたのだ。ライバルセスナと比べ、広い、速い、静粛、低燃費、と素晴らしい。

 更に、驚くべきは、エンジン自身も、ホンダエアロ自社設計品だ。「HF120」と言う。通常、機体設計企業と、エンジン企業とは別なのだ。ホンダは一貫して開発製造する。あのエンジンメーカーの勇GE社と、販売合弁にも合意が出来ている。恐るべし「ホンダイズム」、「ホンダイズム万歳!」。ボケ爺はうれしい。

<読書>

「リ・インベンション」三品和広 東洋経済新報社

イノベーションを続ければ、その企業は衰退する、と言う。売り上げが大きくなっても、幸福にはなれない。「利益こそ」企業の生き残り戦略である。その為には、「ゼロからの再発明=Re-invention」である、と主張する。ホンダジェットは、まさに「リ・インベンション」だ。

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