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2015年4月 5日 (日)

ピケティー博士は憂鬱?

 我が国の熱狂ぶりは、いささか行きすぎではないだろうか?貧富の差(所得、資産)の拡大は、誰もが感じている。だが、「何故か」、の理論的説明は提示されていない。あくまで「現象論」である。何故かが解らなければ直しようがない。これは憂鬱!

「資本の利潤率が、経済成長率よりも高い」。物の価値よりも、金融操作の収益率の方が高いからだ。これから導かれる結論は、「イノベーションが価値を創造して経済の成長を促す、とは言えない」、である。

 物の価値が生み出され、需要が膨らみ、経済は伸張すると信じ切って、ボケ爺は、技術家となり、イノベーションに、頑張り続けた。

そのイノベーションが、経済の成長に寄与していないと、ピケティー博士は指摘したのである。これが彼の主張(忠告)の中心課題ではないだろうか? よってピケティー博士は憂鬱であろう。技術屋として何とも残念な、結論だ。

 こうなると、さて、根本から、政府や企業の研究開発の投資の意味を考え直さなければならない、事となる。憂鬱だ、憂鬱!

<読書>

「生物に学ぶイノベーション」赤池学 NHK出版新書

*変える、変わることを放棄すれば滅びる。*生き続けられるには変革、革新した物のみである。*共に生きる、環境に適合することを強要される。このようなイノベーションを生物は行っている。

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