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2015年1月31日 (土)

気が乗ると、

 一月が行ってしまう。今年は気になる現象が起きた。「駅伝」だ。駅伝は唯一のグループ性の陸上競技だ。短距離のリレーはグループ競技とは言いがたい。

 今年の新春駅伝は、全てで奇跡が起きた。「社会人新春駅伝」、「箱根大学駅伝」、「都道府県女子駅伝」、「都道府県男子駅伝」、全てで「本命」は破れた。グループ競技は「気が乗る」「流れに乗る」ことがあれば、思わぬ人が力を発揮する。特に、箱根大学駅伝の青山大には驚いた。元々力のある人が調子を崩す訳は、緊張や、気負いである、と言われている。

 人はグループを組むと、「共振」、「共鳴」効果があるらしい。「複雑系理論」の基本である。共振、共鳴の気分が、思わぬ力を発揮する。それは生理学的には、ホルモンのはたらきであるのか。集団である企業でも同じことが起こる事は事実だ。

集団、群衆の在り方を良く、よく考えなければならない。良い事にも、悪い事にも使える。歴史が示す。今、世界的に起きている「テロ」も同じであろう。イスラム国が出来るのも、同じことなんか?だからどうする、が課題だ。

<読書>

「考える日々」池田晶子 毎日新聞社

サンディー毎日のコラムで、1000日分の集積である。基本は、ヘーゲル哲学をベースに、「存在」を考え続けているのだろうか?女性哲学者で、故人となられた。「哲学に、入門書は要らない。兎に角考え続けることだ」、と言う。特に「生と死」とは? ボケ爺、考え続けても、何も見つけ出せないが。

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