« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年11月30日 (日)

冬への備え

 木々は冬への備えで、紅葉をし、葉を落とす。常緑樹は、成長を止める。その時を狙って、剪定をしてあげる。無精ひげのように伸ばした枝を摘み取る作業は、豊かでないこの近所でも、専門家を雇う。我が家は、ボケ爺が行う。恒例になっている。近所の人は、何時も笑っている。下手くそだ、貧乏人だ、と。

 今年は垣根の近くで、大きく育った常緑樹が、ブロック塀を壊しそうだったので、根元から切り取った。直径15cmもの太さである。近所の木の実を鳥が落としていったのだろう。10年ほどか?一方、立派な柘植の木が、今年は何故か枯れてしまった。悲しい。合掌!

年々、秋が遅くなってきている。夏からいきなり冬、と言うことか?千両万両の木々の実の熟し方が遅い。まだほんのり赤い。鳥も騒がない。ヤマモミジに至っては、下の枝は、まだ青々している。通年なら、今頃、剪定をしながら、紅葉を楽しみ、秋の別れに憂いを感じたものだが。12月に、剪定を延ばすことにした。我が田舎から持ち込んだ山茶花の花が、親父の情念のように真っ赤に、庭を染めている。雑然とした庭にも、毎年の変化がみられる。植物も生存競争をしているのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月29日 (土)

バイオミメテックスとは

 バイオミミックスとも言われている。「生物模倣技術」と訳される。「生物から学ぶ科学」、とも言われている。ボケ爺も今これを研究している。特に、蓮の葉っぱの撥水性の実現である。(ロータス効果、と言う)水をはじく性質を使うと、面白い他の効果も実現できる。何とか早くモノにしたい。

 面ファスナーは大昔から実現している。これは、ごぼうの実のとげからがヒントである。蝶の色の干渉、イヌワシの翼の研究、蚊の刺す痛くない注射針、魚の自動操縦法、カワセミのくちばしから新幹線の先頭形状、など等。生物は省エネで素晴らしい技術の宝庫である。

 スバイダーのように、蜘蛛の糸を蚕から作る、壁をよじ登る手袋(ヤモリの掌の構造から)とか、蟻の蟻塚から、自然の冷暖房の構造を作る、など、面白い未来が待っている。今風に言うと、ナノテクノロジーの研究である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月27日 (木)

久しぶりの台北

 珠海の帰りに、台北で会議を持った。久しぶりの台北である。大昔、開発の関係上、台北の企業の力を借りたのが、約30年ほど前である。1981年だったと記憶している。それから約10年は熱心に、台北を訪問した。

 最後に訪問した時は、某ホテルで、開発技術者を40名ほど集めて、感謝会を催した。その時の印象は、技術家は酒を飲まない。中国人は酒飲みと思っていたが、ほとんど飲まなかった。大変に驚いた。それ以来の台北だ。

 台湾はEMSで、成功したが、ほんの一握りの成功者であって、新規開発には、長い間、成長が止まっていると言う事である。台北の街の様子はあまり変わっていない。相変わらずオートバイの天下である。高級車も本土中国には負ける。しかし、アパートは、驚くほど沢山出来ている。中クラスから、高級クラスまで。その分暮らしは苦しいと言う。地下鉄も出来て、インフラは整ってきた、と言う。

 2日後は、選挙で、中国より政党が勝つか?その反対派が勝つかの微妙な戦いだそうだ。ボケ爺には関係はない。良き時代の台北を思い出して懐かしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月26日 (水)

ご無沙汰をしました。

 先週の金曜日から、バタバタしていて、ブログに寄稿できませんでした。皆様の期待のボケ爺は病気であろうと。期待を裏切ることとなりますが、いたって元気です。

 先週の土曜日は、入社同期の同僚の息子の結婚式であった。その同僚は、その息子が生まれると、待っていましたかの様に、「息子を頼む」、とあっけなく死んでしまった。その後、約20年間は、奥様に育てられたが、その奥さまも、亡くなられた。孤独の中、立派に育ったものだ。先ずは196cm、108Kgは立派なものだ。相手の奥様になった人も、これも立派な経歴である。人に役に立ちたいと、ボランティアに近い活動をして、人望を集めていた。結婚式は、教会の神父様が、91歳と高齢でも、どうしても仲立ちしたいと。集まった人々は、100人を超す。何もかもが手作りの結婚式で、一日続いた。

 日曜日は、熱田神宮で、七五三のお参りで名古屋に出かけ、その足で、大阪で、一仕事を終えて、翌日は、機上の人となった。機上では、眠り続けてしまった。

 珠海での仕事の為である。これ又忙しく、疲れてホテルに帰ったときは、バタンキュと、ベッドに潜り込む始末である。明日は台北で、仕事。アーアッ。

<読書>

「欄の皮膜」嵐山光三郎 文芸春秋

著者の幅広い構想力の一つを垣間見た。気楽に読めるが、後の余韻が心地よい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月16日 (日)

再び、レジレンス

 前々日の、悪寒の振るえは何だったのだろう。30分の机に向かっての仮眠で、すっかり良くなったのは、ボケ爺にも意外にもの「レジレンス力」があったのだろうか?

 前回は、「復元力」、と言った人の話をしました。日本の企業の置かれている状況から言えば。「復元力」で、立て直しをすることにぴったりの言葉であろう。一方、世界を眺めれば、レジレンスを「適応力」の必要性を強調する人が居る。

 「未来企業」リンダ・グラットン プレジデント社が、その主体である。兎に角、変化は激しい。世界の変化は加速している。その結果は、企業の仕事の仕方、企業の成長の戦略に大きく影響を及ぼしている。その変化に付いていくには、レジレンス力である。そのレジレンスとは「困難な状況での適応力」である、と言う。

変化を種に成長する企業とは、変わり続ける仕事の仕方を変えてくる。そのレジレンスには、①内なる変化にレジレンス(適応する)、②社内と社外の壁を取り払い、レジレンス(適応)を変える、③グローバルに立ち向かうレジレンス(適応する)と言う事か?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月15日 (土)

小春日和か?

 この秋で、最低気温を記録した朝。晴天だ。気持ちがいい。昨日は、昼頃から、寒気がして、ガクガクと震えだした。風邪を引いたか、と焦った。30分ほどうたた寝をしてみたら、汗をたっぷりとかいていた。すると、寒気がしなくなっていた。それでやっと自宅に戻れたのが、不思議であり、今日の御天様はすがすがしい。

 昼からは、陽が、部屋を暖めてくれて、一枚上着を脱ぐはめになった。何処へも行く気がしない。怠け者のように、寝転がって、ゴロゴロ。この秋初めての事だ。意外に、小鳥の鳴き声もしない。あの厚かましいい椋鳥もやってこない。名古屋で貰って来た和菓子を、食べ過ぎた。体力には悪いらしいが、きっとこの糖分は、頭へ働き、久しぶりに閃きが生まれる事だろう。が、いまだに、閃きは出てきていない。今日の夜の夢に期待しよう。

<読書>

「炭水化物のたべすぎで早死にしてはいけません」江部康二 東洋経済新報社

簡単には「糖質制限食」と言うことだ。甘味は控えていても、ご飯や、パン、麺類などの炭水化物を多くとっては同じである。その分、たんぱく質や、脂質、を多く含むおかずを食べよ、と言う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月12日 (水)

IoTとは?

 情報産業の業界では、次から次と新しい言葉が生まれる。数年前には「クラウド(Cloud)時代」と騒がれた。Web2.0の発展形だ。すると、その後「ビッグデータ(Big-Data)」と言って騒ぐ。至るところで、セミナが-もよされていたと思えば、今は、「IoTInternet of Things)」と言って、一時代前に使われていたM2Mの上位概念を打ち立てる。あらゆるものが「モノ(Things)」と繋がって、膨大なデータを人口頭脳認識で、処理をしようと言う。一部では、ヘルスケア―関連、エネルギーのスマート化、等、具体的な先行開発アイテムがある。

 アメリカでは、GEは、ジェフ・イメルト会長の肝いりで、先ずは、一歩抜きに出ている。ジェットエンジンの診断、運航、安全対策、エネルギー効率化、医療機器との通信、など等。Googleも着実な布石を打っている。ロボットであり、自動車運行業務であり、ドローンの開発、人工知能の開発である。IBMは、HWに弱い、その分、協業関係を構築している。更には、「ワトソン」(2000人のチームである)と言うAI(人工知能)に注力している。CEOは「ワトソンの人工知能でがん治療」が出来る、と発表した。IBMの狙いは、プラットフォームの構築であろう。

 ヨーロッパでは、シーメンス、ダイムラー、SAPが集まり、「Industry4,0」の活動が始まっている。第4次産業革命を起こす、と息が荒い。さて、一方、日本の状況はどうだろうか?心配だ。システム構想力、取り分け、プラットフォームに弱い。これは官庁、企業の体質に因るのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 9日 (日)

秋雨の合間に

 起きると、雨は止んでいた。その合間に、小鳥たちが騒ぐ。秋の騒ぎは、冬を越す為の食べ物の争いの様だ。その中でも、一段と目立つ鳴き方は、椋鳥である。優しいささやきもあれば、気に食わないのか?ヒステリックな叫びなきもある。

 今日は珍しく、メジロがやって来ていた。紅葉の葉っぱに何かを見つけてついばんでいる。ハテ、メジロは、植物質の食糧ではなかったか?小さい頃に、捕まえたメジロに餌をやった覚えがあるが、ヒエ・アワ類の練り餌であった、と思っている。果たしで、秋は虫を食べるのか?

そんな事を思いめぐらしていると、椋鳥が、襲ってきた。美しい色のメジロが逃げていく。残念!3倍はあるだろうが、お世辞でも美しいとは言えない。鳥にも、神は二物を与えないのだ。と、急に強い冷たい雨が降って来た。

<読書>

「自己が心にやって来る」 アントニオ・R・ダマシオ 早川書房

「意識ある脳の構築」と副題がある。人と単細胞との行動の違いは、意識の有無である。その意識は、心の中の自己がつかさどっている、と言う。生物は生きるための行動は、同じかもしれない。人はかなりの部分で、集中系の構造を取っている。それが脳である。その脳での意識が、行動を動かす情動となる。兎に角複雑だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 8日 (土)

山茶花の盛り

 何時の間にか、山茶花が至る所に咲いている。早咲きの山茶花の垣根は、先月から咲き誇っていたが、我が家の庭にも、真っ赤な山茶花が輝いている。一重で清楚である。近所の四季咲きの桜が一本ある。四季咲きと言うけれど、秋の初めから冬の半ばまで咲く。花の命が長い。命が長い、は愛でられることは無い。四季は繰り返す。繰り返すから四季と言う。

 図書館の近くの小学校で、太鼓の音が聞こえる。拝聴に見学させていただいた。小学生中心の太鼓演奏グループの熱演に、安っぽい講堂が響き、共振している。思わず鳥肌が立ってしまった。久しぶりの興奮だ。ボケ爺は祭り好きだ。特に、日本太鼓の演奏には弱い。目が潤む。日本の若者よ、笛や太鼓で燃えよ!ここに日本魂が宿る。その魂を以ってグローバルな活躍を期待する。

<読書>

「すらすら読める徒然草」中野孝次 講談社

こんな心境になれるのは何時の事やら。もっとボケなければ。都心に住んでいては無理なのか?性格に因るのか?ボケ爺の性は変わらず、四季のように繰り返す。哀れなり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 6日 (木)

東工大を訪問

久しぶりに東京工業大学・大岡山キャンパスを訪れた。先ずは、東急、大岡山の駅が地下になっていたことに驚いた。考えてみれば、当然で、開かずの踏切が、東工大生、他、困っていた。

北地域が開発されて、ボケ爺が、制御工学を学ぶために訪れていた時(40年ほど前)と大きく変わっていた。市川教授(故人)の現在制御論で、しごかれた教室はまだ健在だった。懐かしい教室をしばし眺めて、立たされた情景を思い出し感傷に慕った。

イチョウの並木は、東京の大学なら、珍しくもない。その為に薄暗い、小雨降る中、校内の道路には、銀杏の実がいたるところに落ちていて、学生の足で踏みつぶされている。幸いに、秋雨がその匂いを消してくれていた。

今回の訪問は、過去のキャリアーとは程遠い化学の材料開発での議論の為だ。残念ながら、理解は出来ない。結果オーライでの誤魔化し人生を未だに続けている。

<読書>

「あほうがらす」池波正太郎 新潮文庫

あほう、とは、バカと言うことか? いずれにしても、阿呆、馬鹿は、滑稽だ、ユーモラスだ。人は、多面性の性格を持っている。その一部が、必ず、他から観れば「阿呆、馬鹿」と思われているだろう。ボケ爺は、全てが、「阿呆、馬鹿」である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 5日 (水)

ロジカルでありたい

 何事も、ロジカルに説明してほしい。日本は、日常会話も、技術論争も、同じぐらい、非論理である。政治家など、冴えたる非論理家である。何を言っているのか分からない。例えば、先日の北朝鮮の拉致問題での政府の派遣は、一体何だったのだろうか?

 危険性はあるが、先ずは出かけて、「調査状況の説明を聞く」との事であった。話の内容は、日本側の依頼事項から始まる。「拉致問題解決の必要性の協調であり」是はもう終わっていたはずだ。「北調性側は、体制、組織の説明のみであり、ゼロベースで行う」これは、状況把握の質問はしたのか?この命題とはまるで違う論理だ。これが日本の現状だ。

論理には、①先ず「前提」が要る。②「主語」がはっきりしていないといけない。③目的語が無ければならない。

ロジカルな議論には、①「結論」があり、②「理由」が無ければならない。つまり、If、~then, Because~構文に始まり、終わる。

<読書>

「ライヤー(Liar)」大沢在昌  新潮社

図書館に予約した時は、27番目であった。やっと借りる事が出来て、読み始めたら、寝不足になってしまった。500ページを一気に読み終えた。さすが、推理型エンターテイメントの大沢親分だ。ロジック力を養うには、推理小説が良い。久しぶりに楽しめた。ロジックの組み立て、推理のオンパレードだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月 3日 (月)

これ以上誤らないで、アベノミクス

 また、黒田総裁は、政府(安倍とツルンデ)金融緩和を追加した。第一陣で、日本経済が、良くならないことがはっきりしていたのだが。今回の金融緩和の理由が、日銀の国債の買い入れ(追加補正予算を国債で賄う時の布石)と、色んな債券買い入れに充てられる、と言う。滅茶苦茶な政策だ。

 同時に(これも政府(安倍)指示で)GPIFの構造を、国民から預かっているお金を勝手に、一方的に、株に充てる、と言う。リスクが大きいから、安定している債権だったはずが、理由もなく、国民の意見も聞くことなく変えた。我々の年金はリスクが高まってしまった、勝手に。

 アメリカ株式市場は喜んだ。結果は、円安がさらに進んだ。この円安で、景気回復がさらに遅れる。貿易収支の赤字が膨らみ、債務赤字も、世界が心配するほどの膨らみようである。経済成長でなく、「経済成熟」の時代であることを忘れている。

 安倍首相、勘弁してください、これ以上の誤った政策は。短期の人気取りは止めてください。国民をこれ以上、苦しめないでください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »