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2014年10月26日 (日)

アイフォーンとギャラクシー

 アップルのスマートフォーン(スマホ)iPhone6の発表に、日米のメディアは、批判的だ。ジョブズが居なくなった今、その遺産を引き継ぐだけで、イノベーションのアップルは消えた、と。

 批判を後目に、売り上げは好調で、7月~9月で、16%もの伸びだ、と言う。むしろ大きな革新が無い中、身近なアプリで、顧客は、買いやすくなったのであろう。新機能をやっと覚えたと思った時期に、次の新機能では顧客も疲れてしまう。もうそろそろ、ゆったりとした進化を顧客は望んでいるのではないだろうか?

 一方、サムスンは、大幅な減益である。その理由が、スマホに在り、と言う。中国市場の失速である、と。低中級機の市場が、中国製の攻勢で、苦戦しているように聞こえる。本当だろうか?元々、サムスンは高級機しか全世界で販売していない。その市場の韓国製はLGである。LGはそれほどの打撃は受けていない。販売規模が小さかったからか?

 顧客は高機能の機能を使い切れていない。顧客も利口になって、機能よりも使いやすく、低価格へ、移行したからだ。サムスンは、高級機の売れ行きに慢心しすぎた。まだまだ、HW志向だから、飽きられたのだ。HW発想しかできないならば、早く中級機の開発をすべきだった。大企業病に陥ってしまったか?お驕れるもの久しからず。

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2014年10月25日 (土)

MRI検査3年目

 脳卒中(脳出血)を患って、3年目である。3年目のMRI診断をした。結果は、変化なしである。空洞が出来ていないか?脳が縮んでいなか?と質問したが、「傾向なし」「変化なし」の返事で、一安心だ。これからは、1年ごとに来てください、との事である。

 MRI核磁気共鳴画像法)(magnetic resonance imaging,)である。これは、磁気現象の数値解析になるし、人は微量な電流が流れファラデーの法則に従っている。ポール・ラウターバーとピーター・マンスフィールドのノーベル生理学賞の賜物である。

 磁気回路のトンネルを通ると、磁気共鳴音がうるさい。高周波あり、低周波あり、磁界が、からだを覆う。頼もしい検査機が開発されたものだ。大いに人間は救われている。次のターゲットが、中性子がん治療機である。確実に治るらしい。今は、副作用の経過観測中だと言う。

 MRIを受けると眠くなる。リニアカーはこの磁気影響に付いて、安全宣言が出来るだろうか?スマホなど電波の反乱は人体に悪影響はないのだろうか?特に精神病に。

 医者と言う職業も因果なものだ。ボケ爺は、カルシウムが多い、クレアチニンが高い。しかし、高いまま変化はない。高いと腎臓病になる、と言う。「副甲状腺の異常だ、検査せよ」、で、超音波で腫れ具合を調べた。が、「異常なし」となった。「経過を見ることでどうですか?」とお願いしたが、その医者は、「いや、その原因があるからそれを突き止めたい」「さて?」としばらく考えて、アイソトープ検査を思いついたらしい。次は、これだと、予約する。それには、逆らえない。この調子だと、チョットの異常値で、次から次へと検査に回される。クワバラ、クワバラ!

<読書>

「夜の底に生きる」山口洋子 中央公論社

人は夜に成長する。同時に病気の夜に作られる。そして、MRIの闇のトンネルで解明されて行く。ボケ爺、闇に襲われる、闇が苦手だ。

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2014年10月24日 (金)

秋雨が上がって

 秋雨がボケ爺は好きなのだ。その理由は、しとしと降る雨に、風景が曇って、白黒で、色彩を消す世界をかもし出すからだ。ならば、梅雨時は?と尋ねられると、そればそれで、好きだと言うかもしれない。灰色の世界が、明るくて少々違うからだ。しかし、強い雨は嫌いだ。だが今日は強い光で、ぶち壊しとなってしまった。少々気分が悪い。

 昨日の灰色の風景にも、路上に落ちた金木犀の花びらで路上を黄色く染めたが踏みつぶされている。哀れなり。毎年咲く時期が遅れてくる。これも温暖化の影響か?金木犀は、9月の3週ぐらいから咲き始めていた。上期の決算時期であり、下期の挽回の計画の提出の時期である。サラリーマンは夜遅くまで働くことになっている。それを慰めてくれているのが、この金木犀の花の香りである。今は、金木犀の咲く時期は10月にずれ込み、香りも少なくなり、更には、ボケ爺は、定年後の弛緩の為か、匂いも感じなくなってきている。そんな訳で、金木犀の慰みが薄れてしまっている。

<読書>

「もどりの春」阿久悠 中央公論新社

実にしみじみと話しかけてくる。さすが、阿久の作品だ。ゆったり流れる時に浮遊して触らず流れるような筋道に感動する。女の性(サガ)複雑さの表現はもさすがなのだ。

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2014年10月16日 (木)

日比谷公園

 今日は台風一過で、朝から気持ちの良い日和である。八重洲口で大手企業と、昼前まで会議。少々疲れた。午後からのフォーラムが霞が関であることから、気晴らしに歩くことにした。

 最短距離を意識すると、「日比谷公園」を通ることがいい。丁度、お昼時になるので、松本楼で、懐かしいオムライスを食べることにした。日比谷公園の昼時は、サラリーマンで一杯だ。木漏れ日のベンチで、弁当を食べる人、昼寝している人、等様々だ、皆心地よい顔をしている。

 それにしても、松本楼の庭のイチョウの古木は、素晴らしい。その木漏れ日にオープンテラスで食べる昼食は、至福の時間であり、ボケ時の歳では最高。

 イイノホールで開かれた、積水化学の主催の「第12回自然に学ぶものづくりフォーラム」に参加した。何故か毎年招待が来る。基調講演は、「曾我部正博教授」は驚異的な内容であった。細胞とメカニズムの解明に医科学の進歩を感じた。招待講演の「内田亮子教授」の人類文化論も、現在社会の悩みを適格に解説されて、さてこれからの人類は何処に行く?

 毎年、研究助成金の支援があり、10~15件ほどの受賞者がいる。そのパネル説明も、先生たちの話を、直接聞ける。満足な一日であった。

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2014年10月13日 (月)

限界合理性

 ボケ爺は、何かに付け、能力の限界を感じ、諦めている。生まれつきのDNAだから仕方がない。

 有名な米国の学者、ハーバート・サイモンも言う。人間には「限界合理性」がある、と。限界合理性とは、慰めの言葉のようであるのだが。認知能力、情報処理能力に。与えられた条件に、最適の答えを出すとは限らないし、求めたりはしない。人間は「満足」出来ればいいらしい。「満足な答え」を探すことを、「経験則」と呼んでいる。

 イスラエルの行動経済学者、エイモス・トベルスキー、ダニエル・カーネマンは、最適と、満足との乖離には、バイアス(偏り)がある。①将来より、「近未来を優先させる」。今すぐに手に入れたい欲望が働く。②「リスクを回避したい」。儲けが少ないと分かっていても、リスクの少ない方を選んでしまう。

 変化に過剰に反応して、「現状維持」を選んでしまう。変われ、変われ、と言っても変わらない、と悪戦苦闘するのが人間だ。が、さてこれが結論か?

<読書>

「50歳からの名著入門」斎藤孝 海竜社

50冊が紹介、なぜ必要か?ボケ爺は、その中で、5冊ほどしか読んでいない。読書量が少ないのか?それとも、著者と趣向が足らないのか?自信を喪失してしまった。

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2014年10月12日 (日)

横浜ベイクルーズ

 古希のお祝いで、横浜ベイディナークルーズの招待券をもらった。台風が近づいていたので、揺れが心配だったが、幸運にも揺れることは無かった。お蔭で、楽しく、美味しい中華を味わう事が出来た。

 一体、古希とはどんな節目の年なのか?還暦は分かったような気がする。リタイア時期と一致していた。今後は、65歳になるだろう。すると還暦も65歳に延ばすべきだろうか。

 古希で考える事は、順調に行って、後10年で死を迎える、と思うようになったことである。僅か、10年である。さて、どんな過ごし方がいいのか?あれこれ考える。60歳から70歳までは、第二の人生を歩んだように思うが、内容はお粗末で、60歳までの知識の切り売りをしたに過ぎない。少々、新しい知識に挑戦はしたが、まだ、実績は出ていない。第三の人生は、その実践の為の追求をするのか?趣味に挑戦するのか?まだ、あれこれと迷っている。

<読書>

「帰り道を忘れた男たち」山口洋子 講談社文庫

佐高信の愛読書である本書を、読んでみた。男の心を捕まえた「表題」「内容」ボケ爺の人生とは異次元の人生だ。だけれども男心を、理解は出来る。唸る話ばかりだ。

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2014年10月10日 (金)

東海道新幹線50周年

 ボケ爺の故郷は姫路である。18歳で田舎を捨てた。それ以来、東京に住んでいる。それでも、親が生きている間は、盆暮れには帰っていた。新幹線の開通で、時間短縮の恩恵にあずかった。0系の初期から乗っている。今も、週一回程度の新幹線の利用をしている。10分と待つ事が無い。

 この1010日で、50周年。東京と大阪間が、30分ほど短縮されると理想的だ。「ガラパゴスのリニア―新幹線の必要性はない」。その投資を、時速350Kmの高速化を成し遂げ、海外の受注力に力を注いでほしい。

 鉄道事業の御三家は、シーメンス(独)(8600億円)、アルストム(仏)(8000億円)、ボンバルディア(加)(9000億円)であった。日本の大手の日立で1600億円(川重、1480億円)。そこに、中国が殴り込んで来た。中国北車、中国南車で、3兆円を超すと言う。これでは、海外受注合戦は、心細い。

 新幹線の製造企業が大同団結をして企画統一する。売込みを困難にしているのが、ビジネスモデルで、グローバルと違う。ここにも、ガラバゴス現象がある。「柔軟に」世界(各国)を凌駕するビジネスモデルを創ってほしいものだ。

<読書>

21世紀はどんな世界になっているのか」眞 淳平 岩波ジュニア新書

国際情勢、科学技術、国家、の未来はどうなるかの予測である。思わぬ予測がある。一読に値する。新幹線活用の省エネ化は急務である。

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2014年10月 8日 (水)

モテタイ男、その2

 ボケ爺の大好きな哲学者「土屋賢二」も、日々モテタイと悪戦苦闘しておられる。大学を定年退職されて久しいから、ボケ爺よりは若いがそう違わない。

 高齢者でモテル人が居る。だから、自分もモテルはずで、モテル条件を満たしている、と言う。それは、誤魔化しの明るさは失わず、万事我を張れず、運動は貧乏ゆすりをやっている、金は少々あるが、妻が管理している、と。

 「倍以上男子」、つまり、女性は、自分の歳の倍近い男性を好む、との調査結果からだ。男性が7080歳でも、女性は3540歳の熟女となる、と土屋氏は喜ぶ。高齢者好きの女性の求め条件は、①頼りになる、勇敢、動じない、太っ腹。これはボケの症状だ。②知識豊、歳の分だけ?③おごれ、歩くATM。④死が近く、腐れ縁が無い、と言うことだ。但し、「エロ爺」と思われない様に女には関心なきよう、ふるまわなくてはならない難しい条件も付いている、と。

<読書>

「笠雲」諸田玲子 講談社

こんなユーモアのある作品を書くとは、驚いた。作者の文章は実に美しく、巧い。ユーモアはもう少しかと思うが。発想は驚くほど奇抜だ。清水次郎長の明治維新以後の生活を中心に、大政の奇想天外の活躍を描いている。楽しみな作家である。

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2014年10月 5日 (日)

何時までもモテタイ男

 辛口評論家で、ボケ爺が好きな「佐高信」も、今も女にモテタイ、と言う。事実、「姫」のママの「山口洋子」から、好感を持たれていたようだ。その山口洋子が先月亡くなっていた。山口洋子は、マルチ人間の一人で、何事も並行でこなせていた。

 ボケ爺は、「演歌の虫」(直木賞)を読んだ。随分昔で、内容は覚えていない。何故読んだかの理由はある。銀座の有名な「姫」のママであり、作詞をして、次々に、ヒット曲を飛ばしていた。中條きよしの「うそ」は良かった。その頃、「何時かは「姫」に行こう」が、バブル期の企業の合言葉であった。結果は、行けるほどの成功を納める前に、バブルは終わった。

 「背伸びする男は嫌われる」「笑顔で決まる」「声も大切」などの山口節がある。ボケ爺には程遠いので、諦めたが。懲りずに、塩見七生の「男たちへ」「再び、男たちへ」を読み、ダンディズムを目指したが、全く身に付かない。モテタイが、モテない哀れなボケ爺。

<読書>

「ぼくがジョブズに教えたこと」ノーラン・ビシュネル  飛鳥新社

モテル男を作った人が居る。ジョブズの過去の上司であり、ビジネス上の旧友のビシュネルが、ジョブズを見守った珠宝の言葉集である。平凡でもあり、非凡でもある。魅力ある人は、平凡の中に非凡が散らばっている。

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2014年10月 4日 (土)

自然の造形、雲

 自然の造形は、いろんなところに現れる。不思議と一言で済まされないのだが。生物以外の自然の造形で、ボケ爺は、雲に魅せられる。雲の形状は無限である。特に機上から眺める雲の形や色に我を忘れる。

 雲のやさしさと、関係が無く、飛行機は思わず揺れる。激しくも。飛行機は雲の中を空中散歩もすることがある。稲妻も現れる。虹に魅せられる事もある。雲一つない世界もある。霧上の雲もあれば、綿雲もある、入道雲の競争の動的造形に会う事もある。一面、雲の海洋の上を滑る事もある。幾重にも重なっている事もある。

 真っ白であったり、白くて透明性も有ったり、灰色もありその灰色も黒に近い怖いものも現れる。見方によれば青光りするものもあれば、ピンク色も、黄色にも変化する。

 太陽の光で、いかようにも染まる時、特に、夕焼け、朝焼け時は、絶句の美。ボケ爺の飛行機に乗る楽しみは、雲の造形美にひと時の癒しを得ることにある。

<読書>

「万両ノ雪」(居眠り磐音 江戸双紙シリーズ)佐伯泰英 双葉文庫

居眠り磐音の差異周辺に相当するようだ。作者は体調がすぐれずしばらく休む、との事である。全てがハピーエンドとなって、面白みがない。再びの続編に期待する。

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2014年10月 1日 (水)

中国、秋の長期休暇

 中国は101日から、1週間の長期休暇がある。ボケ爺は今日まで知らなかった。今回の珠海訪問で知った。日本の五月の連休と同じように、民族大移動が起こるようだ。そう言えば、帰国の為に、澳門空港に居るが、いつもより混雑している。

 月に一回の珠海だけれど、耐えず変化がある。ホテルの周辺は、低所得者層の買い物市場で夜遅くまで賑わう。すぐ隣に、アメリカスタイルの高級モールが出来た。兎に角、デカイ。モールの中央には、世界中の高級車が、20台ほど並べられている、日本円で、3000万円はする車ばかりである。隣り合わせの貧富の差が、融合している?これが中国か?

 台湾から来た人と話をする機会があった。台北よりも、珠海のレストランの方が高くなってきた。サラリーも高くなった、と言う。特に、台湾は、失われた10年と言われて久しいらしい。日本と似たところがある。物価は低迷、サラリーは上がらない、デフレ状態である。

 香港と、珠海、澳門を繋ぐ海上高速ブリッジは、着実に進んでいる。3割は出来上がって来た。これが中国の現実の姿である。

<読書>

「誰そ彼れ心中(たそがれ心中)」諸田玲子 新潮社

推理時代小説である。恋の行方、時代の中の家のしきたり、家系の重み、人情が絡まった展開が、奇想天外で、最後まで推理に目が離せない。愉快、爽快。

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