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2014年9月28日 (日)

御嶽山は?

 成田空港から機上の人となった。西に向かう。千葉市と幕張の間を抜けて東京を一望した。スカイツリーは見つけられなかったが、東京タワーは、赤いボディーがうかがえる。羽田空港に沿って横浜ベイエリアに至る。

 富士山が今日ほど間近に見える状態を味わったことが無い。昼前であった。林武の赤富士ではないが、頂上は真っ赤な溶岩がむき出しだ、不気味である。7合目までが溶岩で覆われている。まるで、赤い顔の鬼の様だ。御嶽山の活動を知って、次は富士山か?と想像してしまう。まるで生きているようだった。

 崖崩れの後が目立つ南アルプス、木曽路を過ぎて、御嶽山の噴火が見えるだろう、と目を凝らしてみていたが、見つけられなかった。一か所、その兆候はうかがえたが、噴煙が高く立ち上がっているようではなく、山を這っているようだったが。見落としたのだろうか?

<読書>

「風」青山七恵 河出書房新社

作家は、07年、「ひとり日和」で、芥川賞を受賞している。初めて読む作家だが、実に、「しつこい」突っ込みである。ボケ爺のような「ヒネクレ者」のようだ。猜疑心、懐疑心、疑心暗鬼、ねちっこい、全てを持ち合わせている様だ。その分、心理的描写は面白い。

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2014年9月27日 (土)

MOOCを知っていますか

 MOOCMassive Open Online Course)はアメリカの有名大学のインターネットの公開講座である。優秀なレポートを書いた人を呼び寄せたら、パキスタン人の11歳の少女であった。今では、准教授となっているとか。日本でも一部始まってはいるが?

 世界は多様性を持っている。その一方、日本は?相変わらず閉鎖的である。先日、齋藤ウイリアム氏の講演と、面談が叶った。アベノミクスのバラマキ金で、日本で起業家は育つのか?を議論した。育てるためには?

1) イノベーションの定義を変える。技術からデザインへ

2) チーム力の活用。成功企業の共通項は2名以上のコラボ

3) チーム力とは、リーダシップでありマネージメントではない

4) 多くの失敗をする。兎に角、行動(力)が必要

5) シンガポール、台湾、韓国、イスラエル、の共通項は、徴兵制度

6) 多様性の育成。海外経験を積む。海外と(で)起業を起こす

<読書>

「代表作 時代小説 平成26年度版」日本文藝家協会 光文社

平成26年度版であり、雑誌などに載せられた短編集で、選別された秀作ばかりである。その分読み応えがある。ひと時の清涼剤である。

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2014年9月24日 (水)

日本の起業力は?

 NEDOが、日本の研究技術の在り方で、講演を。強い製造業の復活、グローバルに耐ええる研究技術は何か?など。日経もイノベーション戦略は?でフォーラム。「上から目線」では、復活には程遠い。吉川良三氏の、サムスン比較論は、表層の修正にしか過ぎない。

 大企業の活力が無い。部品を売り込んでも「感動する、やってみる」と言う人は居ない。必ず出る質問は「他社は使っていますか?」そして、「社内でよく検討し、連絡します」で、連絡は来たことが無い。

 日本は起業家が育ちにくい。NEDO、産総研、や大学の共同開発には、大企業を期待する。共同開発費が欲しいからだ。JSTは、大学の閉鎖性から脱皮できない。横(串刺し)つながりが作れない。

 起業力の比較分析は大国との比較ではなく、シンガポールや、イスラエルなどの小国の分析をすることである。これも日本の体質か?とりわけ、イスラエル国を日本は嫌うが、創造性、起業力では、最も学ぶべきなのだが。

<読書>

「アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?」

ダン・セノール、シャウル・シンゲル  ダイヤモンド社

Start-up Nation The story of Israel’s Economic Miracle

 グーグルの検索エンジンの革新も、マイクロソフトもゲイツも、インテルの最新のチップも、IBM研究所も、カプセル内視鏡も、灌漑システムも、農業科学も、イスラエルの起業家の創造性から。何故か?が詳細に分析されている。

1) 資源が無い、大国ではない、=>起業キャピタルの運営力、税制優遇制度

一人当たりベンチャー投資額は、米国の2.5倍、EUの30倍、日本の15倍

2) 徴兵制度で、軍内部で起業(高度な武器の研究)、それに リーダー/チームワークを生む

3) 他国と組む。(役割分担を明確にする)アメリカ上場は、世界一だ

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2014年9月21日 (日)

彼岸まで

暑さ寒さも彼岸まで、と言う。今年は、お盆以降不順な天候が続いた。災害も多く、日照も少なく、ズルズルと気温は下がってしまった。実篤公園のツクツクボウシは、夏の最後を惜しんでいる。

 ボケ爺の住む若葉町には、桐朋学園があり、音楽の彩が気に入っているだが。今日は、その裏道を散歩していると、線香の香りで、満たされていた。この近くは、浄土真宗のお寺が、6か所ほどある。東京大震災の時に、都内から引っ越してきたらしい。お墓には、瑞々しいお花で、美しい風景になっている。

 ボケ爺のお墓の余地は、まだ残っている。が、散骨を希望している。この歳になれば、死後のことまで気にかかる。そう言えば、夏目漱石の「彼岸まで」を思い出す。伊豆での大病後、5女が夭折した後でもある大作だ。何事にも懐疑的になる人間関係の課題を、読み解くに困難な作品である。

<読書>

「文豪ナビ 夏目漱石」新潮文庫編 新潮文庫

何時も、ボケ爺の頭の隅で、気になる夏目漱石が居る。学者としての成功者の道が開けていたにもかかわらず、何故、作家の道を歩んだのか?決断の時の心の揺れを知りたい。何故、神経衰弱に陥るほどの孤独者であったのか?頑固だったけれど、何故に流された人生を歩んだのか?ボケ爺の人生に、常に疑問を投げかけている。一生かかって、再読するつもり。

則天去私とは; 片隅に咲く白百合に恋をして   ボケ爺

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2014年9月20日 (土)

能力引き出す

 日本の技術競争力は弱まった。競争力の基本は「人間の能力」にある。組織論は、ボケ爺から言えば、二番目に置く。能力は引き出せる。日本の企業や、研究機構は日々努力している。その努力は、世界標準に比べ、遅すぎる。

 日本の「ゆとり教育」が悪い、とも言われる。静岡県知事は、独断で、学力テストの良い学校の校長名を公表した。やはり、日教組を始め、文科省まで、苦言する。「学力の差別化を生む」と。人は元来、能力には差があって生まれてくる。

 天才を輩出している国には、国家競争力がある。ノーベル賞の量に比例して、事実である。日本は何故、競争に目をつぶる。教育に競争があってしかるべきだ。テニスの錦織選手を称賛するのは何故か?強い能力を発揮しているからだ。何故、学力だけに、平等を唱えるのか?学ぶ機会均等は必要だ。

 企業においては、「人を育てるホンダ」「人を競争させるサムスン」と典型的な企業人材育成の違いがある。しかし、いずれの方法にしても、世界をリードする人材が育っている。それらの基本は、学力(能力)の平等教育法ではない。能力を引き出す方法論が必要で、最終的には能力に差異を生む。能力のある人材を育成しなければ、企業は生き残れない。日本は、軍事化では生き残れない。

<読書>

「限界にっぽん」朝日新聞経済部  岩波書店

悲鳴をあげる雇用が、日本経済の疲弊を生んでいると言う。円安で貿易赤字、日本は崩壊する。雇用が増えるのは、不安定な、第三次産業のみである。第二次産業は、海外へ。第一次産業は、海外からの輸入品で。残念なアベノミクス政策が続く。その三次産業のサービス業も、15年以上、今日まで貿易赤字である。

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2014年9月18日 (木)

続く「ガラバゴス」日本

このところ、アベノミクスの第3の矢、成長戦略の政府系研究機関の講演会が行われている。無料だから出席する。その度、日米の政策、戦略との差に悩まされる。日本は、未だに、目先の修正(改善)と、大企業保護の優先施策など、相も変わらずのガラパゴス思考から、脱皮が出来ていない。

 燃料電池の戦略を見てみよう。日本の政策は、自動車への利用「のみ」である。ガスステーションのインフラ抜きで、大手自動車企業へ投資する。一部家庭用発電に燃料電池もあるが、天然ガスからの水素利用である。価格は、天然ガスよりも高くなることは明らかだ。ガスの水素変換にCO2が排出されるのに。

 アメリカは違う。石油の代替のエネルギーとして捉える。水素活用は、分散型燃料発電に活用して、プラグイン電気自動車、と考えている。テスラモーターズが、日本に殴り込みをかけてきた。700万円だそうだ。安い。CEOイーロン・マスクは、次世代は、燃料電池車ではない、と言い切っている。

何故、斯くも、政策が違うのであろうか?未来軸が広い、それに夢のロジックに、大きな違いがあるようだ。ボケ爺は、欧米の夢の方に酔う。

<読書>

「電子立国は、何故凋落したか」西村吉雄 日経BP

電子産業は国策企業からの社会主義企業で、甘えと、驕りの企業群である。ため息が出るほど、お上に頼っている。日本の電子産業は、部品以外は生き残れない。残念なことだ。

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2014年9月15日 (月)

敬老の日に

 今日は敬老の日である。ボケ爺はとっくに、どっぷり老人である。さてこれから何時まで生きるのか?適当にして欲しいが、やり残しが、沢山ある。体が資本だと言う。さて、散歩でもするか。先ずは、故チャーリーの散歩道の、最も短い距離を選ぶ。

 森のテラスの坂道を登る。カシの木からどんぐりが降り注ぐ。ボケ爺の頭にも3個も当たる。ボコ、と音を立てる。結構痛いものだ。屋根に落ちれば、カーン、コロコロ、と音がする。秋と言うより、カシの木の呪いの様だ。チャーリーが笑っているだろう。

 実篤公園は、いつもと変わらない、と思いきや、下の池が泥色に濁っている。鯉も見当たらない。上の池をもう一度見ても、澄み切った湧き水である。そこから下の池に落ちる湧き水も透明だ。池の泥を掃除したようだ。中の島には、曼珠沙華(彼岸花)で、真っ赤である。曼珠沙華は、何故そんなに真っ赤なのか?血の色である。自然は不思議だ。

<読書>

「トワイライト・シャッフル」乙川優三郎  新潮社

乙川の現代版、第二弾である。元々、時代作家で有名で、人物の微妙さを描くに、感銘を受けていた。前回の作は「脊梁山脈」で、大仏次郎賞を受賞している。まだ、宝の時間が残っているのか?燃えつくすのか?けじめをつけるのか?人生を見直す男女の13篇の短編集であり、考えさせられる。

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2014年9月14日 (日)

トヨタか、グーグルか?

未来の自動車産業の支配者は、どちらであろうか?「電機業界のトラウマが押し寄せている」と、ボケ爺は心配している。企業側の、日本国の政策に、「危機感が乏しい」、と考える。

サムスンの危機は本物だ。中国に、第二のサムスンが育っている。コモディティーな世界は仁義なき戦いが続く。コストパーフォーマンス(コスパ)の戦いである。コスパの市場は「市場創造型商品」ではなく、「適性品質商品」だからだ。

さて、自動車はどうか?トヨタは増収増益で、気勢を挙げている。「奇声」に変わる時が近い。何故か?グーグル未来構想のクルマ世界の市場創造は、遠大であるから。

自動車は、「移動手段」と「趣向品」とに、今は大別されている。「グーグル(グーグルカー)構想は、移動手段ではなく、インターネット網構想だ!」。車は、オフィスであり、会議室、読書室、リラクゼイション室、場合には病院、である。

その為の自律運転システムであり、人工知能を積み込んだ次世代情報ネットワークのサーバーに組み込まれ、ハブでもある。例えば、小形私用飛行機は、既に、オフィスである。ここも今に無線操縦化され、ネットワークのハブ化するだろう。

グーグルは「市場創造型企業」である。ボケ爺は心配している。「車は電機業界の二の舞」を歩んでほしくないのだが?

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2014年9月13日 (土)

グーグルは20年先のAI研究

 グーグルは、単なる検索エンジン企業ではない。今年の1月に、チェスの天才デミス・ハサビルを、その起業とも買収して、AI(人工知能)開発のリーダーに据えた。

 AIの一人者のジェフリー・ヒントン氏の企業や、ネスト・ラボ(住宅設備でAI研究企業)を、次々買収している。会長のエリック・シュミットは、未来は、AIの進歩にかかっている。経営責任者のラリー・ペイジも、同様に「夢も検索」と言う。

 あらゆる情報予測して、聞かれる前に提案するのが目的だ、と、副社長のベン・ゴメスである。アンドロイドのOSをデファクトにした立役者は、世界中の新しい機能を探している。それがロボットである。すでに8社を買収している。

未来予測者のレイ・カーツワイルも、グーグルのAIの一員になった。無線乗り物(ヘリコプター、自動車、他)も、AI技術で、制覇しようとしている。グーグルカーの出現には、驚くべき未来を見ている。その前に、ウーバーを買収した。ウーバーに登録したタクシーをシエアして、ネットワークのように、無駄なく利用できるシステムを開発している。グーグルは、「市場創出型企業」の代表格である。

<読書>

「脳の中の時間旅行」ウラウディア・ハモンド  インターシフト

「何故時間はワープするのか?」人の時間感覚は、脳が自ら作り上げたモノ、と断定する。よって、時間感覚を延ばすこと、短くすることもできる。短く感じるようにするには、未来に向かっての思考や、夢を見続ける、楽しく過ごすことである。延ばすには、過去への回帰など、悲観的な考え、物事を悪く解釈する、等だ。納得できる。

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2014年9月11日 (木)

ドローンとは忍者?

 ドローンとは、忍者のドローンと姿を隠すことではない。ウエブのamazon.dot.comを開くと、数々の商品が出てくる。いわゆるホビーではあるが。ドローンが、2025年には、8兆円のビジネスになると言って、アメリカで騒がれている。日本でもようやく、研究に注目されるようになった。

 先日のニュースでは、amazon.dot.comは、広い、辺鄙な田舎への配達に、無線ヘリコプターで、配送する、と言うデモが行われて、全米が驚いた。つまり、ドローンとは、無線型ヘリコプターであり、安定性を、自律的制御する、と言う定義となろうか?

 アメリカは、オープンスカイ、と言って、無線ネットワークから、無線旅客機まで、ギガキャリア構想を持っている。アメリカの発想は、何故か大きい。エアプレーンタクシーも構想もある。オープンスカイで、もっと時間の短縮になる。アメリカでの発想は、人が移動するのではなく無く、情報や、品物が、自分の周りにやって来ることを良し、と考える。

 車は、タウンカーとなり、小型化が進む。当然、EVである。グーグルの発想もこれらの構想からの積み重ねだろう。グーグルは、無線(操縦)自動車が人を運ぶと言う概念ではなく、物を人に頼らず運ぶことを考えている。

 無線ヘリコプターは、センサーを積み込める。農業の自動化、災害時の捜索にも一役買うだろう。センサーが監視するからだ。アメリカの構想力は、日本の20年先を走っている。残念なことだが。

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2014年9月 8日 (月)

シコンバレーの所得格差

 シリコンバレーで思わぬハプニングが起きている。米アップルの株主が、故ジョブス会長を含む役員らを「企業価値を損ねた」と訴えている。05年から07年にかけて、アップル、グーグル、インテル、アドビ、等が相互に、従業員の引き抜きを禁止した密約を交わしていたと言う、64千人の集団提訴である。12年から地裁の審議が本格化している。

 10年には、米司法省は、その行為に対し、密約禁止の勧告をしていた。シリコンバレーでは、人材の確保に、零細起業ごと買収することが横行していた。米国では、優秀な人は賃金を確保するために、会社を渡り歩くことが常識となっている。

 ボケ爺にも経験がある、日本式年功序列に馴染む凡人は、辞めずに、高賃金を要求する。サムスンも然りである。(韓国人も以外に、英語に弱い)2千万円~5千万円を、いとも簡単に要求する。東洋人の弱みに付け込んでいる。一度、東洋系の企業に勤めた現地人は、東洋系企業を渡り歩く。

 話を元に戻すと、優秀な人材は、数は少ない、給与は上昇し続ける。ワンルームのアパートですら、35万円/月まで高騰している。シリコンバレーの所得格差は、法廷まで持ち込まれての争いになっている。地域住民との争いにもなる様相だ。

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2014年9月 6日 (土)

兜太、一茶、芭蕉

 「人間 金子兜太のざっくばらん」 金子兜太  中経出版 を読む。ボケ爺が興味を抱いた句に、「白梅や老子無心の旅に住む」「二階に漱石一階に子規秋の蜂」「長寿の母うんこのようにわれを産みぬ」など、である。

 生きものの感覚にこそ決め手だ。それを「アニミズム」。つまり、「煩悩具足 五欲兼備」の世界だ、と言う。一茶の「荒凡夫」の精神に通じる。一茶が好きで、好きでたまらないらしい。俳句に傾倒した理由が、戦争体験と、人事の不条理、からである、と言う。

 芭蕉は「姿先情後」を支考して、「モノに即す」から始まり「不易流行」に至る。芭蕉は「軽み」、一方、一茶は「俗」だ。と決めつける。一生「俗」を貫いた。それが「生きもの」である。「俺は、愚を重ねた凡人だ」を、人間だ、と共感している。兜太は、一茶を心から好きである。ところで、ボケ爺の「生きる感覚」は、

セミ落ちて踏みにじられし身桃色

アリが居てセミの一啼き夏終わる

猫の手に哀れなる蝉一暴れ

虫鳴きて夫婦騒ぐなと忠告し

酒匂う厠の窓開け虫の声

放尿でミミズ鳴き止み腫れるかも

夏過ぎて夢見し乙女恋やつれ

夏終わり恋の疲れが生足に

冷夏にて百日紅の花散り急ぐ

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2014年9月 5日 (金)

新幹線の高速化

 JR東日本は、現在の320Km/時を、400Km/時の研究を進めている。JR東日本は、東北、上越、長野新幹線を抱えている。2020年の商用化らしい。東海のリニア―新幹線に対抗するが、オリンピックには間に合うようだ。

 その技術の中心は、軽量化である。新幹線で気になるのは、飛行機と比べて、ねじが多い、椅子が重い。トイレも重い。飛行機の技術を導入すべきだと思っている。しかし、軽くすると、車輪とレールとの間の摩擦が発生しなくて、スリップして高速には向かない、と何処かの鉄道技術者言っていた。ボケ爺は、飛行機家だから、スタビライザーで、車両の安定性と、浮上を抑える事は実現できる、と思っている。

 一方、ヨーロッパの鉄道で、500Km/時を実現するとその声は無くなった。需要なのは騒音問題だ。この基礎技術は、生物に学ぶ、ことだ。鳥の羽、昆虫の骨格構造を学べば、簡単に、軽量機構、と同時に、騒音も下がるだろう。 それに潤滑剤だ。更には、超撥水性のスキン(外装)の研究だ。

考案されている台車の構造は、まだまだ、と思う。昆虫の骨格に学んでほしい。そして生産には、GE社のジェットエンジンのように、3Dプリンタで作ってほしい。 リニア新幹線よりもハイテクだ。そして実用的だ。ボケ爺、期待している。500Km/時に挑戦してほしい。

<読書>

「私という名の変奏曲」連城三紀彦 文春文庫

ここでは、冗長な分が多くて、回りくどい。推理の構造は面白い。暇人の読み物だ。

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2014年9月 3日 (水)

モディノミクスに期待?

 今年の5月に就任したインドの首相ナレンドラ・モディ氏は、インド経済の発展(モディノミックス)に意欲的である。日本訪問を終え、既に帰国した。日本はインドとどこまで親密な関係になれるのだろうか?モディ首相は日本に、本当に期待しているのだろうか?原子力発電、新幹線システム、防衛防備品などなどらしいが。

もっとも、資金を日本から引き出せればいいのだろう。早々に、アベノミクスは動くであろう。その資金は何処から出すのだろうか。企業からだけではないであろう。貿易赤字が増えない事を祈る。だが、輸出出来るモノがあれば、なんでも売りたい、のが現状だ。電力安定機器あり、水浄化機器あり、バイオ技術あり、その上、新幹線を除けば、なんだかキナ臭い。中国との戦略パートナーシップを最大限活用すると、豪語もしている。

順調な経済発展は進んでいる、と言う。街の中の匂いまで変わって、と言うより、無くなってきているらしい。モディノミクスに期待できるか?貧富の拡大、民族問題、など難問が控えている。

<読書>

「極上の流転 堀文子への旅」松村友視 中央公論新社

ボケ爺は、堀文子なる画家は知らない。だが、この画家の魅力を、直木賞作家(時代屋の女房)が描くと、実に生き生きと、目の前で踊り出す。良家の育ちであったが、反骨精神で生きてきた生い立ちの表現が実に巧く、目の前で堀文子と対話している様に感動する。だから、言葉とは不思議である。「「極上のデザート」堀文子の言葉の花びら」の一言、一言が身に染みる。

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2014年9月 1日 (月)

UnthinkでInnovation

 Unthinkをご存知だろうか?「UNTHINK」 エリック・ウォール 講談社、によると、「考えるな」、と言う。考えると、理屈や評論家になってしまう。今求められているのは、理屈を述べ、評論して済む時代では無い。考えない(Unthink)で「創造する」事へ「挑戦」することである。取りあえず「自ら行動する」事である、と言う。

 創造するには考え過ぎない。「直観力」を大切にすることだ、とも言う。デカルトの時代とは違う、と言う。ボケ爺からすると、デカルトは、今日までの産業革命(科学、技術に発展)に大いに役立つ理論、や哲学を提案して来た思想家の父である。デカルト機械的思考論に、ボケ爺はどっぷりとつかって育ってきた。「われ思う、故に我あり」に憧れ、標榜して来た。

エリック・ウィールは「我忘却する、故に我創造する」。知識を習得しすぎたので忘却して、「直観力に頼れ」、ならば拓かれる。「汝創造力が生まれ救われるであろう」と説く。考える事は、「創造」の邪魔である。「行動」の邪魔である。なるほど。バカなボケ爺には励みにはなるが、所詮は凡人。悲しいかな、どちらの道も中途半端である。

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