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2014年8月 9日 (土)

感情は真理?

 台風前夜、ブッポーソウが、朝からうるさく騒ぐ。セミは最後の夏で、泣き狂っている。隙間でひっそり咲く白ユリは、明日は散り急ぐであろう。生物それぞれの夏の過ごし方である。

 「驚く」は感情の基礎だろうか?感情は真理となしているのだろうか?何を見ても聞いても、驚きを感じるボケ爺である。若者と話をしていると、すぐに、「ヤバイ」と言う。「ヤバイ」と言う言葉は、今に広辞苑に意味が定義されるだろう。驚きを表すらしい。

 近代哲学の基礎をなすデカルトは「感情論」で、驚き、愛、憎しみ、欲望、悲しみ、と定義している。とするならば、東洋思想の「煩悩」と変わらない。西洋思想では「感情」に相当する。煩悩=感情は違和感がある。

 善悪は自明ではなく、価値判断である。価値判断は心の内にある。心の内は、感情なのだろう。 ボケ爺には分からなくなって来た。

<読書>

「感情とは何か」 清水真木 ちくま新書

この様な本は、ボケ爺を困らせるが、興味を掻き立てる。

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