クレマチスの狂い咲き?
台風の襲来の最悪の日である。昨日咲いた一輪の蒼色のクレマチスが雨に濡れている。これ以上の、雨や風は、可愛そうである。穏やかに過ぎ去ってくれることを祈る。
今年の我が家の百日紅は、咲き遅れている。これからが盛りとなるようだ。との思いで、近くの家、街路樹を見ると、確かに、似たり寄ったりである。暑さといい、雨といい、申し分はないと思うのだが、なぜに、遅れているのだろうか?我が家の他の雑木も、成長が遅いように思える。6月の末から7月の初めには、一度、剪定をするのが習わしだったが、今年は省いてしまった。それほど見苦しくない程の成長だったからだ。何が狂っているのだろうか?ボケ爺も狂って来ているが、気が付かないだけでは?
<読書>
「利休にたずねよ」山本兼一 PHP研究所
1年ほどたって、やっと借りることが出来た。名作なのだろう。否、名作である。実に読み応えがある。一章ずつ、意味深い名言がある。その中で、ボケ爺に響いたのは、ボケ爺の人格の欠陥とえぐる「三毒の焔」古渓宗陳の章であった。三毒とは、食欲、瞋恚 愚痴 即ち、貪り、怒り、愚かさ、の事である。これが災いとなす。だが、誰しも毒を持つ、毒有ればこそ、生きる力が湧いてくる。毒を志まで、高めるしか救いは無い。ボケ爺、さて、まだ毒を志までには仕上がってはいない。そもそも利休とは、名利頓休、で、名利を貪るな、禅に励め!であるらしい
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