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2014年5月31日 (土)

灼熱の5月の末

 倦怠感を苦しむ5月も終わる。異常気象か、五月晴れからはほど遠い。梅雨の前触れからもほど遠い。ウグイスも暑さに困惑しているのだろう、実篤公園から出てこない。喉が渇いたような、哀れな叫び声である。さすがに今日は、公園の日陰で読書は不向きである。

<読書>

「シャーロック・ホームズの思考術」マリア・コニコヴァ 早川書房

思考の秘密は、日々の情報の取り扱い方にある?直感的で、短絡的な「ワトスンの思考システム」と、徹底に熟慮する「ホームズの思考システム」のぶつかり方が認識知能をたかめる、さらに創造性が高まる、と言う。著者は、新進気鋭の最先端の心理科学者である。アーサー・コナン・ドイルの分析力には、至宝のひと時が過ぎてゆく。だが、難解だ。

1:そこに何があるのか?自分の分析と理解、決めつけからの反逆、「何故」の反復

2:現場の観察力は事実を発見する、錯覚と誤謬からの脱皮、「注意力」の養成

3:創造性(論理)と想像力(直感)の違いと「価値」を認知する

4:事実からの推理は、好奇心から、だが、「先入観」を遮断する

5:勉強に終わりはない、経験と反省の繰り返し、最後は「やる気」の問題

6:すべてを統合して観る姿勢と、試み、分析のみでは解は出てこない

と言う具合に。これは、思考術ではない。思考する為の補助線である、と、ボケ爺は思う。

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