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2014年5月31日 (土)

灼熱の5月の末

 倦怠感を苦しむ5月も終わる。異常気象か、五月晴れからはほど遠い。梅雨の前触れからもほど遠い。ウグイスも暑さに困惑しているのだろう、実篤公園から出てこない。喉が渇いたような、哀れな叫び声である。さすがに今日は、公園の日陰で読書は不向きである。

<読書>

「シャーロック・ホームズの思考術」マリア・コニコヴァ 早川書房

思考の秘密は、日々の情報の取り扱い方にある?直感的で、短絡的な「ワトスンの思考システム」と、徹底に熟慮する「ホームズの思考システム」のぶつかり方が認識知能をたかめる、さらに創造性が高まる、と言う。著者は、新進気鋭の最先端の心理科学者である。アーサー・コナン・ドイルの分析力には、至宝のひと時が過ぎてゆく。だが、難解だ。

1:そこに何があるのか?自分の分析と理解、決めつけからの反逆、「何故」の反復

2:現場の観察力は事実を発見する、錯覚と誤謬からの脱皮、「注意力」の養成

3:創造性(論理)と想像力(直感)の違いと「価値」を認知する

4:事実からの推理は、好奇心から、だが、「先入観」を遮断する

5:勉強に終わりはない、経験と反省の繰り返し、最後は「やる気」の問題

6:すべてを統合して観る姿勢と、試み、分析のみでは解は出てこない

と言う具合に。これは、思考術ではない。思考する為の補助線である、と、ボケ爺は思う。

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2014年5月29日 (木)

中国は何処へ

 

 インテルが、中国半導体メーカと共同作業に合意した、と言う。昨夜、レノボの事業部長と、珠海で会食する機会を得た。レノボの中国での力は巨大化してきている様だ。今に、スマホ、タブレットも国内で制覇出来る、と言う。国内で地盤を固めて、満を持して海外の制覇に向かう、と豪語する。IBMPC事業の買収が功を奏したようだ。NECはレノボの巨人に付き合えなくて、早々にシッポを巻いて逃げたようだが。

 

 珠海は、一ヶ月ごとに景色を変えている。市の改革が進んでいるからだ。道路は混む、車が増えているからだ。自動車は、インターナショナルだ。意外にアメ車が多い。BWM、ベンツを含めて馬鹿でかい4.5Lクラスが闊車している。だが、ホテル近くでは、朝から夜まで屋台が出て、民衆で混乱が毎日続いている。

 

 隣の中山市では、工業化が進み過ぎたのか、河川の汚染が深刻である、と言う。PM2.5も激しい工業化になっているらしい。珠海は広州の中で2番目に大きな川を抱いている。広大な土地に恵まれて、計画都市作りが上手いようだ。隣にはマカオ特区を抱えている。

 

 イミグレーション(通関)では、数えられないほどのゲートに、ウンザリするほどの人、人の洪水である。珠海の人はマカオに出稼ぎが出来るので、貧民層は比較的おとなしいようだ。さて中国はこれから、何処へ行くのだろうか?

 

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2014年5月28日 (水)

三智とは

 田坂宏志の近著の読書をしていた時に、フト思いだした言葉に、島崎藤村の言う「三智」を思い出した。大昔の事である。三智とは、

1) 「本」を読んで賢くなる智、

2) 「人」の話を聞いて賢くなる智

3) 「自分で体験」して賢くなる智

「本」を読まなければならないことは、理解できたが、その頃では、他は良く理解できなかった。元々バカなボケ爺であるから。その後、歳を取ってみると、なるほど、偉い人は、初めから賢かったのだ、と気が付く。

本も読めば、なんでも良いと言う訳ではない。ノウハウ本は、ボケ爺には、ほとんど役に立っていない。独学で、思想を読み解かなければ身に付かない事が分かって来た。気が付いたときには、棺桶に足を突っ込んでしまってからの理解は遅すぎる。凡人には残念。

<読書>

「知性を磨く」 田坂宏志 光文社新書

副題に「スーパージェネラリストの時代」となっている。帯には、「何故高学歴の人物は深い知性を感じさせないのか?」となっている。つまり、知識力時代ではなく、知恵の時代、知恵とは「知性力」だ、と闊歩する。答えのない社会を、答えを出すべく生き抜くために、考え悩み解を求める知力だ、と言う。

ノウハウ本ではなく、解決するために、間違えた考えを正す警告書であり、知力の習得の為の水先案内書である。

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2014年5月24日 (土)

夕顔に恋をして

 我が家の玄関は、ボケ爺に似て野暮で、殺風景である。そこに夕顔が、帰りを迎えてくれて唯一の心の慰みとなっている。これほど、柔らかい、淡いピンク色、この優しさはボケ爺の心にしか響かないだろうが。源氏もこのような人(夕顔)と恋が出来たのだろうか?

 それにしても、「ソニーは元気がない」これも企業は30年寿命説に従っているのだろうか?過っての「奇人変人のソニー」が、如何したことか?弱電企業の衰退と何故、共通の運命をたどらなければならないのだろうか?技術を捨てる悲しき日本。

 最近のユースでは、パソコンを捨てて、リチウム電池までも、捨ててしまう。H/Wを何故切り離してしまうのか?少し昔のNECの衰退とそっくりだ。H/Wを捨てる事が日本の気質には合わない。何故なら、日本はソフトウェアの教育が、「世界一貧弱」だからだ。

 「自由にして闊達は愉快なり理想工場」、これがソニーの気質であり、命である。文系トップが追いつめられて、この気質を捨ててしまう。或はソニーの伝統の気質を知らないトップとなっている。社外取締役も悪い。無責任時代の悲しき日本。

<読書>

「女子会川柳2」 ポプラ社

良きにつけ、悪しきにつけ何をかいわんや! 本音は怖い。

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2014年5月22日 (木)

磐越西線で会津若松

 郡山駅から、高速バスか、磐越西線の各駅電車かで、会津若松へ、駅員と話し合った結果、変わらないらしいので、磐越西線で、行くことにした。17時43分発だ。

 天候が悪く、磐梯山の麓まで、雲で覆われている。霧も発生して山麓も覆っている。猪苗代駅までは、山深い山麓の隙間を探して線路が作られている。日本の鉄道網は世界一だ。網の目を作った昔の人々に感謝、その資金を外国から借金しながら返してきた時代の外交力には気骨があったのだろう。

 タラの芽は開き過ぎたが、まだ食べられる。猪苗代駅を過ぎると平野が多くなる。磐梯町駅の周辺は芝桜で敷き詰められている。でも燕子花は、満開で不思議な風景に会う。晴れていれば、と残念。

 磐梯山から、猪苗代湖に流れ込む豊かな水で、田植が進んでいる。この地方では、谷川や、田圃への川水が充実しているので、小規模水力発電が見合うのではないだろうか?自然エネルギーを考えてほしいものだ。

 広田駅を過ぎると電車は、速度を増して転がるように、会津若松に滑り着いた。18時58分だ。駅前は、5年ほど前に来た時とほとんど変わっていない。NHKの大河ドラマ「八重の桜」で、一大ブームとなった会津地方は、以外に地元に変化をもたらさなかったのだろうか?

 明日の早朝から、漆の研究の為に実験をする。ボケ爺の考えが当たるかワクワクしている。

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2014年5月21日 (水)

小室直樹を再び

 小室直樹は凄い社会科学の博士である。2010年に亡くなられたが。ボケ爺も大きな影響を受けた。がそれはほんの一部にしか過ぎない。

「小室直樹の世界」と言う大作がまとまった。橋爪大三郎の編集である。ミネルヴァ書房から発売されている。副題には「社会科学の復興を目指して」となっている。社会科学者12名が議論をしてまとめ上げている。

 田中角栄政策の賛美から始まり、三島由紀夫の逆説で、帰依を唱え、昭和天皇の意義を高く賞賛する、等、奇想天外であるが、論法は何時も一貫している。これらの人の行動の共通点にも論理は及んでいる。

 ボケ爺が、学んだ事は、単純だが、その後の思想の確立に助かった。それは、「論理は数学からはじまる」であった。

  1. 解の存在論;解ける現象と解けない現象を見極める。

  2. 集合論を活用せよ。部分集合、共通項の発見。生物学の分類の元である。

  3. 否定の否定を理解せよ。対偶の意味は?

  4. 必要十分条件の活用を。事象は、必ず必要、且つ、十分でなければならない。

  5. 整数の定理を守れ、であった。事象は連続だ!

 この五つの数学の定理は、ぼけ爺の思考の基礎を作ってくれた。小室直樹博士のお蔭である。合掌。

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2014年5月18日 (日)

無駄な時間

 無駄な時間とは無益な時間である、とボケ爺は定義している。読者はどうか?先週は、無駄な時間だと分かりつつ、チャーリー老犬と散歩した道をなぞる。何も考えられない約3時間半のロスだ。耐力保持の為?本当か?

 今日は、実篤公園で、ウグイスの鳴き声を聞き、木漏れ日の下で、春風の匂いを味わい読書としゃれ込んだ。ウグイスの鳴き声の調子が気になって、読書は進まない。無駄な時間であった。

 その時の読書が、「「駄句だくさん」山藤省二 講談社」であり、読んでいてバカバカしくも滑稽で、愉快である。例えば、

落花生老婆の口に三日間  もじって、ピーナツはボケ爺の口無時限

風俗の姉より高い鯉のぼり もじって、コスメ嬢高靴はいてぼる料金

淋しさは左右にとび散る放尿時  もじって、淋しさは何時おわったか放尿が

大試験ならぬカンニングするがカンニング  さて、理系女ならぬコピペするがコピペ

五月雨や庭を見ている足の裏  もじって、五月病空を見上げてはぐれ雲 

元カノと再開の雑炊還暦後  もじって、元カノと再開望んで古希越える

一生涯試験受けずに柳かな  もじって、気に入らぬ風もあろう柳かな

無駄な時間にはきりがない。これでおわろう。

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イノベーションの真理再び

イノベーションの本質は、技術主導ではなく、価値創造ある、と信じている。技術革新と訳してはいけない。商品の価値は、①機能的(モノ)価値、②意味的(コト)価値に分類できる。

  1. 機能的価値とは、機能・仕様、品質などで、誰もが、比較し易いし、製品化し易い。大手企業が大規模市場を狙う。だからすぐに過当競争が生じてしまう。

  2. 意味的価値は、使いやすさ、持つ喜びなどで、顧客が作り上げる価値である。その市場は、複雑系でありカオス的である、顧客と共に、小さな感動や、小さな市場でも口コミからカオスを起こす。

顧客価値を創造できる人材の要諦は、「デザイン」と「テクノロジー」の理解が出来、融合させられる能力を持つ「デザインエンジニア」の発掘と育成に尽きる。改めて「デザイン」とは、①見た目(意匠)、②使いやすさ(ユーザーインターフェイス) ③所有欲を掻き立てる「コンセプト」とから成り立っている。

 ボケ爺も、日々、複雑系の社会でのイノベーションに付いて考えているのだが。明確な答えはない。

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2014年5月11日 (日)

カキツバタが美しく

菖蒲とはちょっと違うのでは?菖蒲を「あやめ」とも読む。カキツバタも同じ種類なのだろう。燕子花と書くは、ボケ爺の教養の無さである。五月晴れに映える。美しい立ち姿である。スケッチにうってつけの花だ。こんな良き日に、悩ましい読書をしてしまった。

「「光秀の定理(レンマ)」垣根涼介 角川書店」である。ボケ爺は、技術家だから、定理、定義だとか、法則・公式、と言われれば、強い興味を持つ。予てから「光秀」は、何故に信長を討ったのか?を考え続けている。ボケ爺がする人事考察の時も随分と慎重にし、悩んで来た。企業は組織の強さでもあるからだ。

人生観、と言う一言で済ませられなく複雑だ。光秀は、信長に可愛がられ、一番弟子でもあった。気を許した信長は、怒鳴る(叱る)ことで表現したのだが、光秀には、怒られている、とのストレスにしか受け止められなかった。「まじめ過ぎた」のだが、その気質は何処から生まれたのか?秀吉の様な楽観性は、何処から生まれるのか? 飛躍するが、次の二つであろう、と考えている。

  1. 生きるを休むか?

  2. ②楽しく働くことか?

ピーターの法則がある。その人の限界は、必ずあるし、訪れる。何時か来る。がボケ爺は、山ほど経験している。限界を決めるのは、「親族を含む家庭環境」であると、確信する。それを避けるには、壁にぶつかった時に、カニのように、「楽しい事、場所」を求めて「横に歩む」事が出来れば、避けられるだろう。「楽しい事とは、自分の得意は何か?を見つけるサマヨイ」である。ボケ爺曰く「横歩きの術」である。つまり、立ち位置を変える事だ。

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2014年5月10日 (土)

遠ざかる日米

 オバマ大統領の訪日、国賓としての招待で表向き、鮨談義などで、日米は親密化をアピールした。が、共同声明には、いささか不協和音が見られたのではなかろうか?オバマは浮かぬ顔、作り微笑みは見え見えだった。

 ケント・カルダー米ライシャワー東アジア研究所長も、「昔の日米ではない。益々遠のいている」、と指摘している。

  1. 過去回帰の日本保守派の台頭に、警戒している。

  2. ロシアに接近し過ぎであることを懸念している。

  3. アジア重視の米国に、日本はアジアで孤立し緊張を高めている。

日本の目指す方向は米国の考えに逆行している。アメリカへの留学生が減る一方だが、「何故」の不安もあるようだ。

 アメリカは、TPPをベースに、東アジアと共に、南シルクロードを構築して、中国、ロシアをけん制したい。が、日本の理解が無い、と、ケント・カルダー所長は嘆いている。

 経済強化のみの安倍首相には、政治オンチで解らない。期待できないが、世界で孤立することだけは避けなければならない。

<読書>

「日本人はなぜ変われないのか」山本七平 さくら舎

いやはや、ボケ爺には難しい論説。一言で言えば、日本人は個からの発想で、「良し悪し」、を判断して、組織と言う概念が無い。家族を守ることが第一で、民主主義とは、などの社会組織に付いては、基本的に二の次である。と言う事か?だから日本は変われない。組織システムからの発想でなければ、何事も変わらない。

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2014年5月 8日 (木)

あおもり藍

 ボケ爺、恥ずかしいことだが、青森県に来たのは、初めてである。ボケ爺の好きな棟方志功の故郷である、ことぐらいか?昔から、青函連絡船とその事故、八甲田山の悲劇、十和田湖、弘前城と太宰治と桜、津軽三味線の激しい情念、など、興味を持ってはいたのだが。

 一度、津軽海峡に出てからの進入の飛行機から見る山々には山桜がまだ咲き誇っている。柳通リの八重桜並木も、今が満開だ。予想通りと言うところか。ボケ爺の鼻はグズグズと花粉症が起きてくる。

 ボケ爺の開発している「剤」とあおもり藍とのコラボの打ち合わせでやって来た。青森に藍が成育できる、と言う。江戸の昔は、弘前地区は藍で生計を立てていた時代があった、と言う。突拍子もない事ではない。リンゴに変わってしまい、忘れられていたようだ。伝統的な染め方ではなく、新しい、超越した技術を開発している。透明にも出来るらしい。抗菌、脱臭などにも効能がある。更には、漢方にも昔から使われていたようだ。

 徳島藍は有名だが、あおもり藍は、ニューヨークに進出出来た、と言う。大企業のアパレル企業が注目しているらしい。実に有望な「藍」を愛してやまない。

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2014年5月 6日 (火)

消費と浪費

 モーツアルトは、高給取りであった。年約2000万円相当の収入があったと、言う。自らの才能で稼ぐ事が出来た。その分、大変な「浪費家」であったと言われ、何時も借金生活で過ごしていたらしい。

 ソチ五輪の金メダリスト羽生選手、東北、仙台での凱旋パレードに、9万人も集まる賑わいであったそうだ。一方、この凱旋パレードに要した費用は7500万円だと言う。ただ900m、約30分間である。これを「浪費」と言わずしてなんというのだろうか?しかも、災害地で。この「浪費」は?

 ノーベル賞経済学者M・フリードマンの「恒常所得仮説」に従えば、人々は、将来安定した収入があると思えばこそ「消費」に回す、と言うことだが。このデフレ時代に生きろと言われても、将来不安で「消費」は縮まる。

 今年の賃上げは、良い方向だが、一時的であろう、とボケ爺は読んでいる。賃上げ分、企業は残業、経費を減らすはず。好景気で寓衆は何時までも浮かれている訳ではない。中小企業は、円安で、原価高騰で泣いているはずだ。

「わりなき恋」岸恵子 幻冬舎

岸恵子の70歳を過ぎてからの恋物語である。大企業の役員との不倫である。読め、と言われて読んだが、気持ちは出来ない。この歳でのセックスに意味があるのだろうか?愛の一部か?欲望か?岸恵子がこれほどの文才があったとは驚きだ。ところどころ、一人称と三人称の混乱は見られえるが。不倫は浪費か、消費か。

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2014年5月 5日 (月)

河村記念美術館へ

 朝からどんより曇っている。何時雨になってもいい空模様だ。紫外線が弱いので、かえって散歩には最適だ。DIC河村記念美術館の招待券を、同僚から頂いていたので、思い切って出かけた。

 千葉の佐倉市に在る。高速バスで出かけた。千葉の佐倉市は、四街道通りにある。この近くは既に田植が8割も済んでいた。まだ、緑いっぱいの農地の多い場所である。学生時代に、免許を取った嬉しさで、四街道を使って、成田山に出かけたことを思い出した。ところどころ、その当時とあまり変わっていない様に思えた。

 実に広大な敷地の中央の池の前に、ぽつんと立派な美術館が慄然と建っていた。立派な美術館としての建物である。その遠くには、DIC社の基礎研究所がゆったりとたたずんでいる。素晴らしい優雅な環境での研究は楽しいであろう。

 ボケ爺は、このDIC社には、かなりの因縁がある。材料開発で、深い関係であった。喧々諤々と喧嘩しながら開発していただいた部材で、大きなビジネスが出来た。その頃(30年ほど前)のDIC社の研究所は、旧官舎の木造建て、廊下も板敷であったことを思い出す。

 正直、閲覧の美術品は、ボケ爺には気にいった作家の作品は無かった。だが、今開発中の部材の活用に参考になる3点の作品が、ピカリ!アイデアが閃く!

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2014年5月 4日 (日)

五月晴れ

 トラブルがあって、昨日の夜、日本に帰って来た。今日は朝から晴天だ。我が家の山吹は散ってしまっていた。新芽が目に痛い。老木のブドウの花芽が、今年もいっぱいつけてくれた。ボケ爺も、まだまだ負けてはいられない。

枯れたかと思いながらも鉢から植え替えたクレマチスは、芽をグングン伸ばし、淡い青紫色の大輪を咲かせて、玄関でねぎらい出迎えてくれるカワイイ奴だ。枯れたふりも一策か!だが、ボケ爺も生きるに植え替えは必要だ。

 ウグイスは、変わらず啼き誇り続けている。隣の実篤公園を拠点に、時々、我が家の近くまで挨拶に来てくれる。ベランダに椅子を出して、読書にふけりたいが、あまりのもいい五月晴れで、なんだか落ち着かない。散歩に出かける。

 成城学園近くの野川では、追っかけ老人どもが、高級カメラを持って走り回っている。カワセミのシャッターチャンスを狙って、翻弄させられているからだ。

 実篤公園の孟宗竹のタケノコは、2週間見ないうちに、3mほどに伸びてしまった。4月の20日では、まだ金色の皮芽を覗かせ、可愛かったのだが。お粗末な駄句に挑戦。

筑前煮食べごろすぎてニックキかな

オバマとは中トロ(露)つまみ気づまりか

安倍ちゃんにチュウチュカンカン裁けない

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2014年5月 3日 (土)

なぜイスラエルの研究・技術のレベルは高いのか?

 イスラエルの産業への応用基礎研究、技術力は、世界一位であろう。技術化ではイスラエルを置いて他にない。インターネットの発祥地でもある。1972年のIBMを始め、1974年のインテル、MSHP、グーグル、アップル、等、アメリカの大手企業は、イスラエルに研究所が不可欠。サムスンも10年前に進出。現在、研究所は200社、300拠点、5万人の雇用。何ともグローバル。IT産業だけではない。日本は?イスラエルが嫌いか?どこまでも「ガラパゴス人」なのか?

偶々、イスラエル人に会えたので、質問してみた。何故、イスラエルの研究・技術力は高いのか?資金力か?能力か?他には? 「それは単純だ」、と言う。

  1. 資金力は、国に無い。その分、「知恵で生きよ」を徹底的に教育される。

  2. 教育は、基礎学力に力を入れる。理系の学力向上に力が入っている。

  3. 資金と海外企業が流れ込んで来る。結果、さらに、海外から流れ込む。

 ボケ爺の関係する技術の「ランダ研究所」の事も、有名らしく良く知っていた。

例えば、イスラエルの路面電車は、3駅ごとに、充電させるが、3分で終わらせている。充電供給機構にはレーザ波で行うと言う。(聞き間違えかもしれないが)これとて最先端技術が詰まっている。水は海水の濾過から供給される。

「山本勘助はいなかった」山本七平 ビジネス社

信玄は知識者である。歴代の武将でこれほどの知恵者はいなかった。情報は欲しい。謀略を工作する人材がいる。参謀は要らない。情報収集、謀略活動が機密要員だとするなら、要員は沢山必要であったはず。勘助は信玄の側近と言われるが、一人であることには無理がある。勘助は参謀ではありえない、と言う。

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変わる中国

 中国のプリンターメーカーから招待を受けて、珠海でのインターナショナルマーケットミーティングに参加した。実に多彩な顔ぶれだ。南アフリカ(No1シエアになった)、イスラエル(売上好調)、イタリア(MFPではNo1に)、ロシア(3位になった)、メキシコ、カナダ(参入)、その他、USAUK、中国である。

 北京に飛んで、中国での販売開始の製品発表会に出席。郊外のワイナリビレッジの高級ホテルを貸し切って、約150の中国内の販売店を招待しての4時間もの演出は圧巻である。メディアも50社は出席していた、と言う。

 北京は、35年ほど前とは様変わり。世界の歴史を揺るがす驚異の中国の首都である。人間の欲望の結果は、同じなのだろうか?

  1. 外殻環状線6号まで出来ている。日本の環七に相当する。しかし片方3車線では、計画ミスだ。韓国は5車線であるのに。

  2. 郊外の小さな川は干上がっている。砂漠化が進行かと心配する。所狭しと、植林をしている。(PM2.5対策もあろうが)水問題が深刻だろう。

  3. 農業の大規模化、機械化が進んでいる。

  4. 北京内部は、ビッグビルディングの林に変貌している。奇天烈なビルが多い。CCTVのビルなど代表的だ。都市化の必然的な軌跡をたどっている。

  5. 地下鉄は、15路線はあるだろうか。世界一安い(2元である)

  6. ひろい通りは自転車の洪水であったが、今は、自動車で洪水だ。北京のタクシーは、現代車(韓国)で統一されている。

  7. 自転車を始め、オートバイ、スクータ、三輪トラックは、ほぼEV化されている。

  8. スマホで、静かになっている。曰く、中国では大声での会話が常識だったが。

GNP8%の急な成長は、結果として表と裏が拡大する。何故どの国も同じ道を歩むのか?ボケ爺には、理解が出来ない。

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