学ぶ、未来を
「学び続ける力」は、あの有名な池上彰(講談社現代新書)のタイトルである。またまた「力」である。池上氏までもが「力」で注目を浴びる。クワバラクワバラ。その力をどうすれば身に付くのかは、悲しいかな人によって違うし、力の尺度も違う。厄介な問題だ。物事は、ノウハウで決めつけられてはたまったものではない。思考力とは、ノウハウではないはずだ。
ズバリ、一言で言えば、「常識を疑え」と言うことだ。大人は、「大人らしく」なったとか、「大人だ!」と感嘆することが多いが、その中身は「常識がある」の裏換えしかもしれない。この「大人になって常識が出来た」が、曲者だ。
常識は固定されてしまってはならない。世は変化している。常識も変化して当たり前だ。すると、常識を疑うために、耐えず勉強しておかなければ変化に付いていけないし、学んでいなければ、常識を疑うことも出来ない。常識を信じ込むところに進歩が無い。常識を疑える基本学問が、「歴史」である。
「寓者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」この一言で全てである。ボケ爺のジ・エンド。
吹雪く中シャタチャンスカワセミに
カワセミにカメラレンズが雪付着
雪の中散歩嫌う室内犬
新芽にはそこのけそこのけ雪避ける
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