« 「中川一政」 | トップページ | 米実業界の禅 »

2014年2月15日 (土)

雲上の苦しみ

 関東一円が大雪に見舞われた。飛行機は飛び立ち、成田上空から房総半島を見渡せる。一面雪景色だ。それを過ぎると、雲の上だ。積雪の富士の山が雲を突き刺して、覗いている。奇妙だ。綿雲は、何時までも、どこまでも続く。日本を離れても続く。一体どこまで征服しているのか。雲の形は変わらない、否、変えない。3時間以上は続いている。雲上の人とはこのことを言うのだろう。

 雲上で考える。ボケ爺の本当にやりたいことは何だろうか?このままでいいのだろうか?やり残していることはあるのだろうか?なんでこんな人生を送ってしまったのだろうか?いつ死ねるのだろうか?ヒネクレ者がいつまでも生きていてはいけないのだ。

 など考えている内に、眠ってしまった。凡人だ。雲上の静かなフライトが、悪いことを思い出させる。ボケ爺は、いよいよ人生の終焉を迎えている。どんな始末を着けられるのやら。ヤレ、ヤレ、とため息だけの人生。

<読書>

「比翼」泡坂妻夫 光文社

著者はミステリー作家にして奇術師と言われているのか?「種も仕掛けも、あります。」と、帯に描かれている。短編集の集合だが、いずれも、起こりそうで起こらない、あるいは起こる。だが人生、なんでもありか?と思わせる。不思議な世界に連れってくれる。

|

« 「中川一政」 | トップページ | 米実業界の禅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/59136905

この記事へのトラックバック一覧です: 雲上の苦しみ:

« 「中川一政」 | トップページ | 米実業界の禅 »