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2013年6月23日 (日)

下手な英会話

 20日の夕刻、アメリカビジネス時代の友人がビジネスでやってきた。ウエスティンホテル、つまり恵比寿の住宅街の方隅にあるイタリアンに招待してくれた。ボケ爺、最近、メールで少し使いぐらい、と韓国の友人から時たま電話を受けることぐらいで、英語を使うことはなくなっている。

 彼曰く、「お前の英会話は、益々下手になる」と冒頭から嫌味を言う。当然だから仕方がない。「以前も、主語が無い、動詞の使い方が悪い、単語を並べただけだったが、多少イントネーションだけは物まねが出来ていた」とクソミソだ!「そこまで言うなら、このボケ爺に仕事をくれ!」と言うと、チョット考えて、「考えておく」、と言う。この言葉は「あきらめろ」と言っているに等しい。

 食事は、安くて、とても美味しいのだが、ワインがいけない。2倍の値段を吹っかけている。ワインリストは立派で、種類も多い。5千円以下など見当たらない。友人が、オーストラリアワインが良いと選ぼうとしたが、名前が怪しいと、現物を持ってきてもらってチェックしたが、「聞いたことが無い」、と言う。これより安いワインが無いから、彼はしぶしぶ選んだが、「失敗だ」という。値段は万に近い。食事は満点なのに惜しい店である。

 10年ぶりの再会を、両人とも酔っ払って祝福できた。それだけで、満足だ。至福の時が、あっという間に過ぎてしまった。再開を誓う強いハグだった。

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