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2013年3月 2日 (土)

TPPは開国か、鎖国か?

 

 TPPを巡って、賛成(開国)、反対(鎖国)と言う、業界ごとの、個別の利害で議論がなされている。もっと、大局的な議論が出来ないものだろうか?グローバリゼーションの社会で、日本はどう生きて行くのか?の議論はなかなか見受けられない。

 

 昨日のブログの読書の続きを語ってみたい。戦国時代、信長から江戸、明治の開国までの歴史に我々は、大局観を学ぶ事が出来る。コロンブスの大冒険から始まるグローバル世界に、日本も参画していた、と見る説がある。今までの教科書は、海外製品を輸入していた、と輸入品ばかり強調。貿易収支で考えなければ、日本は潰れる。日本は「銀」材料を輸出していたのだ。その貿易の為に、多くの日本人が、東南アジアに出て行った。が、ヨーロッパ人が、アジアに攻め込んできた。

 

同時に日本は輸出品の銀が枯渇してきた。貿易収支が悪くなって、徳川政府は、海外に出た日本人を切り捨て、輸入を統制していった。これを「鎖国」と呼んで、誤解を招いている、と言う。徳川政府は、自律製品の開発を奨励したのである。海外からの本(文明)の入手を止めてはいない。秀吉時代の朝鮮人の陶芸人(磁器)を600人程強制連行して来た人々に、海外(ヨーロッパ)で売れる製品を創造して、輸出品とした。次々と、工芸品を売れる製品に仕上げて行ったのだ。江戸時代は、グローバル時代に、日本の自立の時代であったのだ。強い政府の統制で、赤字の貿易収支の経済を立てなおしの為に、輸入を制限した事は、今日に、学ぶべきである。

 

今、世界で勝てる日本の製品は、どれほど残っているのだろうか?輸出出来る範囲に、輸入を制限しなければ、赤字の貿易収支では、日本は潰れてしまうのではないだろうか?その間に日本は世界で勝てる新たな産業を育てなければならない。その為には、優秀な海外の人材を日本に来てもらうことだ。シンガポール、スイスの様に。家康だって、金銀の鉱山の開拓の為、メキシコまで人材を求めていた、と言う。ボケ爺、TPPの良識ある議論を期待したい。

 

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コメント

歴史をひもとくと,日本が浮上するのは,国が滅びるかどうかの瀬戸際にたってから,と見受けられます.

そこまでは,感度のいい人がだけ反応し,それ以外の人は“まあ,なんとかなる.誰かがなんとかしてくれる”と高みの見物なのでは.

今回も,そのように墜落寸前で再浮上できるか,そうはならずに激突してしまうか...

なんとなく,感度が良く反応の鋭い人は,例えば吉田松陰,坂本龍馬,のように抹殺されるように感じます.

投稿: Hana父 | 2013年3月 5日 (火) 12時46分

Hana父>
ひさし繰りです。お元気そうですね。相変わらず世界をまたにかけて、奔放されているとか?
貴殿の説では行きつくところまでいかないと、解らない。
正論者は何時も阻害されるか、殺される、ですね。全く同感です。日和見だけが生き残る。このボケ爺の人生みたいで、残念な社会です。

投稿: ボケ爺 | 2013年3月 6日 (水) 12時53分

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