« 頭髪が気になる | トップページ | 東京マラソン »

2013年2月23日 (土)

TPPの参加が決まったが

 

 安倍首相の根回しは巧い。親に似てタヌキ親父になった。前回は政治家として失格だった。民主党政権時代に良く勉強したのだろう。その意味で、挫折を知る事は人間を成長させる。だが、騙される国民は成長していない。 

 

TPPは、根回しと、言葉を選んで参加するで、、誤魔化した。これで、古い競争資本主義経済を引きずってしまう。アメリカの「金と物資の陰謀」の属国から目が覚めず、日本は更なる敗者に落ち込む。ボケ爺の企業人時代は、競争、勝ち負けで、評価されて来た。物質的に豊かになれば、幸福な人生である、と摺りこまれて来た。

 

1)時間感覚、ドッグイヤーと言われて久しい。「2年で性能2倍、コスト半分」と言われて尻と叩かれた。今でも、パソコンは年に3回モデルチェンジ、スマホは年2回。設計時間は約1/10日に短縮している。一人あたりの設計量は10倍。しかし勤務時間は50年間で1/2程度しか短縮できていない(ここが問題)。

 

2)物価は、この50年で、約10倍になっている。ラーメン60円が600円、カレーライスは50円が500円。養老の滝チェーン店の一号店での最低セットが180円、今は2000円程度。

 

3)給与(賃金)は、アルバイトで、60円/時間、今は700円程度、初任給は(大卒で)、2万円程度で、今は20万円程度。バブルの時を無視して線を引けば、本当に、デフレになっているのか?今が正常値(バブルから目が覚めた)なのだ。

 

4)更に、貯金利子は、社内普通貯金で、5%、今は0.5%以下。郵便定額10年もので、平均5.5%、今は、0.5%程度。株式配当も同じで、時価に対し、1/10になってしまった。荒く纏めれば10倍、1/10、と、線形比例している。だから、物質的豊かさ(欲望)も1/10で変化していない、と言えるのではないだろうか?

 

経済成長で、我々は何を求めるのか?ポスト資本主義に突入している。物質欲望が1/10では、モノの需要は減少時代。「文化を活かす知恵」の時代だ。日本は海外からも、知恵者を集めることだ。知恵者が住みやすい社会を目指そう。その為には、若い人に「権限」を引き継ごう。モノにしがみ付かなければ高齢社会は豊かになれる。

 

<読書>

 

「東大講義録 文明を解くⅡ」堺屋太一 日経ビジネス人文庫

 

副題に、「知価社会の構造分析」となっている。ボケ爺、堺屋太一の小説を良く読んだ。いろんな事を教えて頂いた。先見性、洞察力としては、優れた知恵者である、と思っている。5年から10年先を確実に読んでいる。このような人をもっと大切にしなければならない。

 

|

« 頭髪が気になる | トップページ | 東京マラソン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160469/56823583

この記事へのトラックバック一覧です: TPPの参加が決まったが:

« 頭髪が気になる | トップページ | 東京マラソン »