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2012年9月16日 (日)

エネルギー課題以上に重要なもの

 今日、電子力発電の是非が深刻に議論されているが、それ以上に深刻なのが水不足ではなかろうか?さらに、日本の地形が、集中豪雨で、大きく変化してしまっている。つまり、山と川の変形がもたらす、生活基盤の変革が起きて来る。

 関東は、水不足が深刻である。世界的には、干ばつ、豪雨で穀物の不作による高騰が続いている。アフリカは飢饉による難民が未曾有の数に達している。これは、「水」が、人類の生活の基礎となっているからだろう。水は食糧の多寡に直接かかわっている。食物を無くして人間は生きていけない。その基礎エネルギーは、水と、空気と、太陽だ。

 産業界では、エネルギー技術に、血眼になって議論し、開発に取り組んでいる。しかし、それ以上に、天候悪化による水の偏在に、技術の革新の出現が望まれるのではなかろうか?灌漑、治水技術、水の清浄化技術、塩水の真水化技術、雨水の濾過技術、砂漠の緑化技術、地熱の冷温化技術、など。日本は水再生、水の持続可能な技術の開発にもっと力を入れたい。政府の支援が、全てエネルギー課題になってしまわないように、とボケ爺は願っている。

<読書>

「水と人類の一万年史」ブライアン・フェイガン 河出書房新社

食料を支えるのは水である。穀物価格は、洪水と干ばつで決まる。人口増爆発が、飢饉を生んでいる。文明の場所は、大河の歴史によって左右されて来た。歴代の支配者は水に悩まされた。アメリカの経済成長も水の拡大、開拓の歴史に重なる。気候異変によって、水は「持続可能」なのだろうか?これが課題だ。

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