反省が出来ぬ
昨夜、NHKのTVで、「終戦」(the end of the war)(も少し早く終結出来なかったか?)が行われていた。今日の政府、大企業となんら変わらない、変わっていない、と思ったのはボケ爺だけではなかろう。
一億総懺悔!と言い、未だ、第二次太平洋戦争の反省は行われていない。当然に福島原発の災害も、最後には政府、東電とも反省無くして誤魔化すのだろう。野田首相は、A級戦犯は反省も終え、功績を称えられ、靖国神社に祭られている事は、靖国問題は解決済みだ、との見解を示して、政府閣僚が参拝することに、何らの問題は無いと言う。とんでもない誤解であろう。裁判の見解とは異なる。マスコミもこれに異議を挟まない。これでは、韓国との竹島問題、中国との尖閣諸島問題に、立ち向かう事は出来ない。日本人は格も、反省が嫌いな国民なのだろうか?歴史の現実に立ち向かわない国民性なのか?
終戦に向けての情報の共有が出来ていなかった。ソ連の動向は、イギリス大使から一刻一刻伝わっていた、と言う。ソ連の参戦が見えていた。ソ連大使からも米英と同盟を結ぶ、との情報も日本へは送られていたがトップグループには伝わっていたかどうかは疑わしい、伝わっていたが、責任逃れに、公開しなかった、と言うことだろう。福島原発の録画公開の、本社と現場のやり取り、とそっくりな無責任集団の発言と何ら変わりがない。
官僚主義(減点主義、と縦割り制)、発言が表裏で違う、無為無策、無責任。これが日本国民の性質、性格なのだろうか?第二次大戦終戦から67年で解決できていない、と言うことは、福島原発被害は、先行き60年でも、被害者は不幸なことになるのだろう。核燃料の処置が出来なくて、国民の税金は無限に膨らむことだろう。
<読書>
「キノコの教え」小川眞 岩波新書
木々と共生して、分解して菌類はひっそりと森を守っている。菌は六億年前から住んでいると言う。ボケ爺がキノコに興味があるのは、人工栽培をしたいと言うことからである。シイタケ、マイタケ、他、人工栽培は、韓国が進んでいる。全世界で研究されている。ニュージランドで、黒トリュフが人工栽培に成功している。オーストリアでも成功したと言う。松茸は未だ成功していない。不思議だ。ボケ爺成功させたいが?
| 固定リンク
コメント