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2011年9月15日 (木)

気になる好きな人

 ボケ爺には、若い時から、気になる人が2人存在している。日々、時々に気になっている。その人は夏目漱石と森鴎外である。

 先ず、夏目漱石は、トップクラスの聡明な頭脳を持ち、今日で言うエリート(帝大教授)として将来を嘱望されていた。作家が職業的に低いと言っている訳ではないが。あの時代では作家の収入は少なく生活は苦しいだろう。だが、世間の言うエリートコースを捨てて作家に転職をしてしまった。そこで、作家としては、安定な収入が得られるように、自分を売り込んでいる。高給取りになっている。さらに、印税という制度を提唱して、それも実現させている。実に漱石は学者以上にビジネスマンである。

 先ず、坊ちゃんを読むと、子供の心を持って大人になってしまって、無鉄砲である。三四郎では、イナカ者が東京を憧れて、バカにされる。夏目漱石の作品は、人生のあらゆる悩みや、戸惑いや、不安で不信な経験を提案している。決して解決策は書かれていない。それどれの年代で読み方が、問題の提起が、違っている魅力がある。兎に角人間関係は煩わしい、が良く解る。

 森鴎外は、エリートサラリーマンを一生続ける。その道のりは、山あり谷ありの苦労の連続であった、と聞こえる。その愚痴を小説にして、自分の現状を告白することで、エリートを乗り切ってきた。組織についての不満、不合理な世の中への不満、人間関係に難しさ。自己の葛藤や、悩みの告白、など。二足のわらじを履くことで、潰れそうになるサラリーマン生活の危機を乗り越え、転職もせず、エリートコースを乗り切った。医業分野ではトップ官僚となった。だが、森鴎外はそれでも不満だったのだろう。もっと上に行きたかったらしい。

 ボケ爺、二人の人生読本から学ぶべく読み続ける。その上で、ボケ爺の人生を反省してみたいのである。

<読書>

「壁にぶつかったら、僕は漱石を読む」斉藤孝 KKロングセラーズ

斉藤孝の実に端的な解析には参考になる。きっと理解力がずば抜けているのだろう。気になる人の悩みを知って、一緒に悩めば不安のストレスは、きっと軽減される事、ボケ爺保障する。

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