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2011年9月11日 (日)

9・11、そして3・11

 9・11はアメリカ貿易センタービルに、民間機が突入してから、10年になる。アルカイダのテロであった。アメリカの世界王者の反映の象徴であった世界貿易センタービルが見事に崩壊したTVのライブ放映は、ボケ爺にとっても衝撃であった。日本経済はアメリカ依存であったからでもある。ソ連が崩壊して東西冷戦10年目でもあった。テロ発生後のアメリカ政策は、テロの報酬で、イラク、アフガニスタン戦争に入ってしまった。アメリカの犠牲者は2万人にもぼり、各国合わせると22万人にも及ぶ、と言う。

 220万人の若者が軍隊から引き上げた。失業率は悪化の一途をたどっている。今日の原油価格はテロの発生時の4~5倍になってしまった。戦争に費やした費用は膨大であった。これを経済、市民生活の改善に使われていたら、と思うと。報復戦争は、アメリカに加担した欧州、日本にも経済で多大な影響を与えてしまった。その間、したたかな中国は、アメリカの中東戦略の以外の国で、存在感を増している。

 3・11は東日本大震災から、6ヶ月が経った。復興とは名ばかりである。2万人ほどの犠牲者は、震災を受けた地域の住民の数からして、大変な比率である。どの地域も6ヶ月経ても復興の青写真すら描かれていない。現地の人の気概だけが先行している。政府と地域とが一体になって、青写真を議論して、復興費用の処理は後にして、インフラ整備で雇用を生み出せば、経済復興にも繋がるはずである。輸出ばかりが経済復興策ではない。逆だから、遅れに遅れるだろし、小粒な政治家しか出てこない現状では寂しい。エゴ者達は、東海道第二新幹線にしか目が行かないのだ。

 福島原発も大きな課題である。誰が、「1年ほどで帰れる」と言い続けて騙してきたのか?放射線は未だに出続けている。汚染処理では、全く見通しは無い。30年~50年かかることは初めから解っていたことである。福島原発から10Km圏を国有化して、汚染物資を埋め込むしかない。他に分散(汚染)などできるわけが無い。中央では誰も何も言わない。事の重大さが読めないボンクラが政治をやっているからだ。

 9・11も、3・11も、政府の政策の大失敗例である。世界は、民族の戦い、宗教の戦いも加わり、益々混迷に陥ること、深刻である。

<読書>

「霧の果て・神谷玄次郎捕物控え」藤沢周平 文春文庫

池波正太郎並の捕り物帳である。池波と違うところは、人の使い方である。推理の仕方も違う。何れが上と言う訳ではないが、楽しさは同等だ。周平にもっとこの種の捕り物の推理小説を書いてもらいたかった。

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