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2011年7月 2日 (土)

大学もグローバル化?

 東大が秋入学を検討している、と言う。世界的には、秋入学は8割以上である。「政府を挙げてグローバル人材の育成に取り組んでいる。」「世界でトップクラスの人材を育成するという大学に求められる機能を発揮できる事を期待している。」「国際的にも9月入学の国は沢山ある。海外留学にも、日本の大学の受け入れも好ましい。」「大学の状況を見守りたい。」と言うことだ。

 ボケ爺としては、大いに賛同する。世界の制度と合わせることによって、変わった、新たな発想が生まれるからだ。特に重要な事は、日本人が、異国人と交流する事である。海外留学も良いが、留学生を受け入れる事も、もっと大切である。

 企業においても同じ事だ。7月卒業となれば、年度計画の人材で考えなければならないが多い。10月採用となれば、大学生活に悪い影響が少なくなるだろう。それに、海外からの人材の採用が加速されることを期待できる。

<読書>

「湖北の女」水上勉 集英社文庫

水上には、琵琶湖北部を舞台にした作品が多い。水上の作品は少々読んだ。女を描くことに、執念があるようだ。どこか三島とどこか似ているように思える。苦労した女性で、多感な女性、など、少々女性観に偏狂があるのではないだろうか?その点も三島の作に似ている。「五番町夕霧楼」や、「越前竹人形」「おきん」「紅花物語」等々。一方、渡辺淳一の描く女性は、プティブルジョアの苦労の無い多感なお嬢さんが多い。その点単純な展開が多い。「無影燈」毎日新聞社は自叙伝といわれているがその代表だ。

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