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2011年2月11日 (金)

もう一つの魚骨

 もう一本の骨も大きい。食べ物が喉を通る時。痛くて、痛くて、難儀して涙が出るほどだ。何時になったら、刺さった骨は抜けるのだろうか?

 「技術で勝って、事業で負ける」IT商品では10項目、10敗。無勝が続いている。先にも明るいニュースは無い。一体日本はどうなってしまったのか?ボケ爺が考えるに、その最大の悪は、①トヨタを筆頭に「改善」思想、②「タブチメソッド」品質向上の思想にある。未だに、その呪縛から抜け出せていない。競争力の場はそこには無いのだ。

 競争力は、別の場所に移動している。つまり、今までの事業の「拡大=成長」は、コモディティーとなり、コスト競争力と変化している。「改善、品質市場主義」の「連続路線」は、空虚なのだ。我々はシュンペーターの言う「発展=革新」が必要なのだ。イノベーションとは「不連続変革」を起こすこと、と言う。つまり、戦いの市場を「移す、移転」する事にある。

 柔道の規則(標準化)でも、日本が勝てないように、常に変更している。スポーツの世界でも、勝つために、ルールの変化に合せ、勝負どころの急所を磨く努力をしている。ビジネスの世界はもっと激しい。今の経営者はその変化に鈍感であり、気づいた時には、市場を奪われている。サムスン電子に絶対に勝てない。経営者は「基本思想」を持っている。経営者の思想の深さが違う。勉強、勉強、毎日勉強である。(別の機会に紹介する)

 インプルーブではなく、イノベーションである。イノベーションとは、ビジネスモデルの革新である。戦いの場を移転する事である。サミュエル・パルミサーノ「ゲームのルールを変えた物だけが勝つ」。ダーウィンの言う「変化し続けるものだけが生き続ける」に繋がる。

 しからば、如何すればビジネスモデルの革新が出来るのか?「モノ作り日本」の呪縛から抜け出すことである。アメリカが、1980年代の日本力を分析して、日本の強さの「競争の場」を変えた(インテルに代表される)ように、ニーチェが言う呪縛から脱却して、謙虚に学び、革新の勇気を持つ事であろう。「ニーチェの嘆き」を学ぼう。

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