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2009年10月25日 (日)

再びの資源小国の戦略

 日本は、本当に資源小国である。20世紀はエネルギー資源(石炭、石油、ガス)で小国として苦しんで、21世紀はグリーン化資源で小国であり苦しむであろう。  半導体技術は何所まで発展するのだろうか?加工できる線幅で見てみると、22ミクロンか、16ミクロンか、そこらあたりだろうといわれている。そのあとは3D化、と言われる。それならまだ10年は研究開発が続けられるだろう。しかし、製造設備費用は、今までの10倍以上と言われている。製造設備産業は日本より海外が強くなっている、と言われている。資本力で強い韓国、台湾に負けた中で何所まで善戦できるだろうか、疑問が残る。  自動車も電気自動車と騒がれているが、石油の価格如何である。50ドルが維持されると、一度に実用化が後退するだろう。しかし、長期的にはEV化する。その時の資源確保が課題である。電池の材料は「リチウム」と「ランタン」が欠かせないだろう。モーターでは、「ネオジム」が欠かせない。部品である、電池、モーターで日本は世界を制覇できるだろうか?コスト低減の資本力で課題が残る。  リチウムはボリビアのウユニ塩湖に世界の埋蔵量の半分が偏在している。中国、アメリカなど政府間交渉が進んでいる。ネオジム、ランタンなどのレアアース(希土類)は中国が強い。6割の埋蔵量があるという。特に中国は、21世紀の資源と製品を持つ大国となると、各国との貿易摩擦は微妙になる。コスト面で中国がガゼン有利になる。  そんな中、日本の産業戦略の舵取りは難しくなる。誰が考えていくのであろうか?もっと総合的な研究をするところが無ければならないと考えるが。 <読書> 「向日葵の咲かない夏」道尾秀介 新潮文庫 不思議な推理小説である。影の声が動物(昆虫)になっており、本人なのか、その生き返りとしての動物なのか、分からないまま最終章で急速な展開が見られる。

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当サイトは、希少金属(レアメタル)の中でも、パソコンや携帯電話に加え、電気自動車などの充電式電池の 材料として、需要が急増しているリチウムに焦点をあてて解説しまして、希少金属(レアメタル)の確保の必要性を 啓蒙していきたいと思います。 [続きを読む]

受信: 2009年11月14日 (土) 15時18分

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