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2009年10月18日 (日)

金木犀の時候

 金木犀の香りが、今も楽しめている。ボケ爺の金木犀の香りの思いでは、連日の残業で、夜遅く帰ってくる時に、秋の時候を教えてくれる、時には、心地よく、ある時は、開発の遅れに追い討ちをかける匂いであった。

 確か、9月末の前期の終わりを知らせてくれる、イベント時期でもあった。しかし、今年は、少々遅れているのではないだろうか?約1週間か10日は遅いと思う。やっとこのごろ、花弁が散り始めている。金色に道路が染まってきて秋の深まりを感じる。

 一駅手前の仙川で途中下車をして、古本屋で時間を過ごして、やっと外に出ると、すでに暗くなっていた。夕食の買い物客の賑わいはとっくに過ぎていた。自宅への坂を下りて、最終の階段の角に大きな金木犀の木があり、その香りは少々きつい。その隣家からは、すき焼きの家族団らんの香りがほのかににおってくる、ボケ爺の平凡な一日が終えようとしている。

<読書>

「凍える牙」乃南アサ 新潮文庫

直木賞をもらった推理小説は珍しい。その分読み応えはある。女性刑事と、中年刑事の組み合わせの操作での女性刑事の活躍と、突っぱねの心理描写は、女流作家ならではの表現力である。推理は当然複雑ではあるが、少し唐突な展開が気になるが、名作である。

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