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2009年8月14日 (金)

甘えの構造

 日本人のアイデンティティーを、「甘え」の構造で構築したのが、「土居健郎」精神科医である。75日に亡くなられた。合掌。学生時代、これを読んで、なるほど、いろんな例があてはまる。とりわけ自分の性格をずばり言い当てられたようで気恥ずかしかった事を思い出した。海外にいると、日本人であるボケ爺のアイデンティティーは、なんだろうと気になるのだが、この甘えを持ち出しても、海外での人付き合い、コミュニケーションの障害を分析することはできるが、修正、活用する方法は見つかっていない。

 日本を代表する思想家であり、偉大な著書であることには疑いが無い。今日の日本の犯罪の分析からすると、この甘えの構造が歪んできているように思えてならない。甘えられる、甘えて慰められる構造が崩れてきているようだ。自己中心的甘えにどっぷりつかってしまって、自己責任が取れない、或いは取りたくない甘えとなっている。

 フロイトは、人間を潜在的に「セクシャルな欲望」をベースにした精神構造を持っていると。欲望を深層心理のセクシャルで捉えていた。これは、ボケ爺には、少しこじつけのように思ったりして、フロイト的精神分析は好きになれなかった。むしろ、幼児体験の「恐怖」「愛情」などを、幅広く深層心理に加える事によって、精神分析をするユング心理学の方が、ボケ爺には分かりやすい。また、武谷三男の三段階理論が、ここにも適用できる、と学問、学術とはこんな方法論か、と感嘆したものだ。

 日本では(世界でも議論されているが)「嫉妬」を人間の中心に持ち込んだ分析は、ボケ爺には、「甘え」と同様に理解し易い。妬み、嫉妬、恨みとエスカレートする。この「嫉妬」も甘えから生まれることは確かであるが、全てであるのかは、ボケ爺分かっていない。

<読書>

「不良のための読書術」 永江朗 ちくま文庫

良品でない、不良品のボケ爺としては、正しい不良になりたくて、期待して長年探していた。本を読むと不良になれると言う。「多数派は何時も間違える」を基本としたい。沢山の本を読んで、内容に従わない、聞き入れない、そんな読書法が、不良になれるらしい。期待している。

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