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2009年8月 2日 (日)

タイチャン

 タイチャンとは、台湾・中国を統合した呼び名で、なるほどと思う。21世紀は、どうやら、台湾の技術力、中国の製造力と消費量で、大きな経済成長が期待できる、と言うことは間違いなさそうである。ここ韓国の経済界でも、いきなり、「タイチャン」に持っていかれることの恐怖に怯えている。そうはさせまいと、連日、唾を振り掛けるほどの議論が続いていると言う。さて日本は、そのような危機感を抱いているように思えない。

 オバマ大統領の率いる一群が日本、韓国を通り越して、中国に向かった。「米中戦略・経済対策」と言うことで、双方、言いたいことを言い合って、オバマ大統領は、高らかに宣言した、「米中で21位世紀をつくる」。これかの21世紀の世界を米中2国がリードしていく姿勢を強調した。国際秩序が大きく変わる印象を持ったのは、この鈍いボケ爺だけではないだろう。

 まだまだ、米日の二国協定の絆は強く、日本は大切な協調国と持ち上げられて、安心しきっている「ぬるま湯」国民は、今に打ちのめされるだろう。造船、建築、弱電、半導体、化学分野で日本のリードしている「モノづくり」は90年代から比べて、数少なく、韓国に持って行かれている現状を知っているのだろうか?次は航空機産業だと騒いでいる。環境問題も、オバマ大統領は、日本、韓国の頭越しに「米中はエネルギー経済の転換に協力して取り組もう」と、日本の技術など必要ない、と言わんばかりである。

 中国のドル保有額は、2009年には日本をしのぐ額になってしまった。アメリカも中国にドル操作されてしまうところまで来て苦しそうである。日本、韓国からは、安全保障で、たらふく援助させる作戦で、経済問題は中国と割り切り始めている。

なぜか、日本から次の産業革命なる技術で頼れる政策が、飛び出さないからだ。今や日本は再び「物まね技術国」に成り下がってしまった。そんな中、「産業革新機構」が発足した。「高齢化社会」「シルバー・ニューディール」と意気込みだけが先行する。相変わらずの「モノづくり」発想だ。総選挙を前にした与野党のマニフェストは、国民にへつらう様に、福祉バラマキ政策である。「希望の日本」を提唱できないのだろうか。

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