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2009年4月29日 (水)

大麻がエコに?

 大麻草は、マリファナの危険薬物だと思っていたが、そうでない大麻草の種類があるそうだ。アサ科の一年草で、英語名はヘンプという。3ヶ月ぐらいで、3mほどに成長する。寒冷から熱帯まで、肥料が必要なく、どんな土壌でも育成ができると言う。繊維、エタノールなどに加工に向いているらしい。そう言えば、葦なども、成長が早いし、土地を選ばない。

 バイオマス産業社会ネットワーク理事の赤星栄志(よしゆき)氏は、循環型社会の「育てる、加工する、使う、再生する」には、この「産業用大麻草」が最適だと、豪語する。いろんな大麻草があるので、注意しなければならないと思うが、日本、アメリカ以外では、無害な大麻草が解禁になっているらしい。

 ドイツでは、自動車用プラッシク、シートの繊維などの活用が進んでいると言う。中国でも繊維向けに、大型投資が始まっている。日本では、昔から親しみがあったらしい。柔道着の衣類、力士の化粧マワシは、大麻草から作られていた、と言う。北海道、信州などでも復活検討が進んでいる。

 化学にとって最も重要事は、触媒技術である。この技術で、石油から、あらゆる製品が生み出されている。その基本が、硫酸である。硫酸は一度反応してしまうと、流されてしまう。そこで、永遠に使える触媒が開発された。東京工業大学の「原亨和」教授である。その名も「カーボン固体酸」である。硫酸がカーボンの中に閉じ込められている。だから永遠に使い続けられる、と言う。バイオマスも、糖分に変えて、このカーボン固体酸を触媒にすれば、エタノールが簡単に作れるそうだ。

 バイオマス燃料化の研究が進んでいる中、石化エネルギーの代替には特に有望ではないだろうか?繊維、紙、建材、肥料など、幅広い研究が進み、実用化に向かって進めてもらいたい。ボケ爺、大いに興味があり、期待している。

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2009年4月26日 (日)

ブロックアウト

 有名人の草なぎ剛、SMAPの一員で人気者がある。酒に酔いつぶれて、真夜中、赤坂の公園で、全裸で騒いだ、公然わいせつ罪と言うことで逮捕され、すでに釈放されている。容疑は、まだ捜査中である。多分、麻薬の関係を調べているのではないだろうか?しかし、反応が出なかった、との事で、先ずは一安心である。

 深酒をしてしまうと、海馬と、前頭葉、側頭葉などと切り離しが起こってしまうブロックアウトの状態になったのだろうと推察されている。それが何故、全裸行動に結びついたかは、分からない。潜在的に何か、鬱憤を持ち合わせていたのだろうか。近年の、歯がゆい若者に何か訴えたかったのかもしれない、と、ぼけ爺、推測している。

 ボケ爺も、今までに6回か7回、ブロックアウト、つまり意識不明に陥った経験の持ち主である。あるところから、翌日起きるまで、全く記憶がなくなっている。気持ちのいいものではない。その期間、何を言ったか?どんな行動を起こしたか?どうして、帰れたのか?あくる日、必ず、聞いて回る、「何も変わりは無かったか?」と。誰も、ニコニコしていて教えてくれない。それが又、不気味である。

 一回目は、鮮明に覚えている。大学院の2年生の時である。隣の研究室の先生に誘われて、呑みに言った時である。先生の家まで、先生を送り届けたが、その後、どうして、自宅で寝ていたか全く記憶がない。自宅まで遠い道のりであったのだが。

 最近の2件は、韓国で働くようになってからである。一回目は、社長との採用面接の後の会食、二次会、その後は全く記憶を失っていた。が採用されていた。二箇所ほど、内出血していた。最近では、背広とワイシャツが、焼肉のたれで、汚れていた。その理由が分からない。誰も言ってくれない。

 記憶にないということは、全く気味が悪いものだ。元々、酒に弱い体質なのだから、金輪際酒は止めようと、思うのだが。

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2009年4月25日 (土)

猫、犬の思い出

 春たけなわの今日この頃、ティルチュ(つつじ)が咲き誇っている。原色の好きな韓国人が好むチューリップの赤、黄など、そろそろ、終わりに近づいている。そんな中、団地内の中庭を散歩していると、何所から集まったのか、猫の戯れに出会った。20匹程度が、公園内を我が物顔で闊歩している。子供用の遊戯器具など、無視して、背の高い松の木に登ったり、イチョウの木から、にらめっこしたり。団地の人が、室内で飼っているとは思えないのだが。小型犬は、恐ろしそうに引っ張られていく。

 ボケ爺の幼少の頃、田舎で、猫も、犬も飼っていた。その理由は、すこぶる簡単で、猫は、ねずみを追い払うためであり、犬は、留守番をするためであった。猫の名前は「ミイ」であり、犬は「ジョン」と言った。何時頃から飼ったかは覚えていないが、小学校時代を一緒に過ごしていた。

 猫は、顔の表情の変化が乏しい、あるいは化けると言われて、嫌いな人も多い。どう言う訳か、そのミイはボケ爺になついていた。学校から帰ると、出入りする縁側で、必ず出迎えてくれる。靴を脱いでいる間、肘に頭をこすり付けてくる。一日たりとも怠らない。夜は必ず、僕の寝床にもぐりこんでくる。ねずみを捕まえると、半殺しにしておいて、僕を呼びに来て自慢する。困るのは、僕の寝床の中で子供を出産する事である。一回に35匹、覚えているだけでも、4回は経験している。すこぶる健康な猫であった。

 ジョンは、結構大きな雑種でメスであった。このジョンも多産系で、ダンボールの中で、よく生まれていた。散歩の役目は僕が受け持っていた。引っ張られて何度か転んだが、必ず引返してきて、顔を舐めてくれた。散歩と言いながら、友達と遊ぶ理由に連れ出していた。結構大人しく付き合ってくれた。今でも感謝している。

 いずれも、餌をやるのは、僕の日課であった。ぶっ掛けご飯で、残りご飯に、味噌汁で、犬も、猫も変わりが無かった。猫にはたまには、残りの魚を与えた。骨を残し綺麗に食べる様は職人だと思った。世の中では「ねこまんま」と言うらしい。大きくなってから知ったのであるが、猫には塩分が、犬には玉ねぎがいけないらしい。昔はそんな事はおかまい無しであった。

 このブログのチャーリーは、ダックスフントのオス犬で、17年ほど生きた。「ねこまんま」を食べさせた事があったが、お腹が膨れてしまい、23日の入院の憂き目に会った。その後は食べさせなかった。だから長生きをしたのかもしれない。

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2009年4月23日 (木)

日本の航空機産業の将来が?

 名古屋や、岐阜を中心として、自動車産業を支援していた機械部品メーカは一斉に、付加価値の高い航空機産業に参入すべく勉強会が始まったようである。今年に入って、各地で、航空機産業展示会や、セミナーが盛んに行われている。そんな広告をよく見る。

 航空機産業の人材育成の面から、東京大学航空イノベーション研究会なる組織も作られて1年になるようだ。産学官の集まりのようで、これからは、航空技術の講義や、航空機を売り込むマーケッティング、市場開拓の講義も始まるらしい。夏休みには、社会人向けの短期セミナーも計画されている、と言う。航空機という商品のロードマップ、技術ロードマップ、ヴィジョンなどが学べるらしい。ボケ爺も勉強してみたいが、年齢制限で、断られるだろうか。

 宇宙産業の育成にも力が入ってきたようだ。人工衛星は、今後300個以上が計画されているらしい。取り分け面白いのが、有人宇宙機の開発の計画が現実化しそう、との噂である。PDエアロスペースは、JAXXや筑波大学など7者と共同開発体制が整いつつある、と公表している。無人宇宙機を2014年にはテストできるようにする、という。

 一方、三菱重工業の航空エンジニアリング事業部は、幅広い分野からの人材募集を、大々的に展開している。これだけの大募集は近年では見られなかった。ビジネスの見通しが立ったのだろう。それだけ、航空機産業に注目が当たってきたと言うことで、ボケ爺としては、嬉しいことと受け止めている。日本の航空産業の今後に期待したい。

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2009年4月20日 (月)

青柳の寿司が食べたい

 昨日は、ソウルで、日本企業の、韓国支店の開口記念パーティーに招待されて出席した。そこで、不思議な事を発見した。主催者の日本人の挨拶の後の、招待者の挨拶は、韓国企業の重鎮たちであった。その挨拶のパターンが、まるっきり日本のパターンと同じである。台湾とか、アメリカなどで、経験した事とは、まるで違っていた。それだけ、文化に共通点があるのだろうか。

 ブッフェスタイルの昼食であったが、当然、刺身、寿司もあった。青柳の寿司があったのだが、軽く、湯が通してあった。美味しいのだけれど、日本の青柳寿司の味とは、違う。その貝柱は、子柱と言う。天ぷらのかき揚の材料だ、しゃりっとした感触の天ぷらも食べたい。(韓国での寿司には貝類は少ない)

 その日の夜は、ヨンセイ(延世)大学の講義に来ておられる早稲田大の教授夫婦をご招待して韓定食を堪能した。話も弾み、それはそれで、珍しく、美味しかった。だけど、どうにも、青柳の新鮮な寿司が食べたい。今からがシーズンのはずだ。

 正式の名称は「バカガイ」というらしい。どうして「バカガイ」と言うのだろう。近海ものであり、そんなに高くないのが又魅力である。それに、ボケ爺、高血圧であるから、血中コレステロールに気を付けなくてはいけない。青柳には、タウリンが豊富に含まれている、と言う。好き、と健康、と安いと兼ね備えていれば、益々、唾液が噴出してくる。

<読書>

「密謀 上下」藤沢周平 新潮文庫

上杉家の参謀、兼続と、諸大名のとの駆け引きの心情をよく表現できている。石田三成との交流を通して、人の心の読み方、状況判断の仕方など、心の襞を駆使している。基本は「妬み、恨み」の操作であろう。今日に通じる深く考えさせられる読み物である。

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2009年4月19日 (日)

1勝10敗

 最近の研究では、日本はアメリカに、「110敗」だそうだ。読売新聞19日版である。中山教授の提唱したiPS細胞の競争は日に日に激化している。

 オバマ大統領は再生医療、生命科学に理解が深く、経済危機の一環として、支援費用を大幅に増やしたそうだ。940億円に対し、日本は増えたと言っても55億円、なおアメリカでは州ごとに別途助成金があるらしい、カリフォルニアでは、向こう10年で、3000億円と言うからすごい。研究者の規模も違う。アメリカは、会員が1128人、日本は118人である。

日本はこんな中途半端でいいのだろうか?博士を取っても、就職場所がない、研究場所がない。あったとしても、低い給与で生活も厳しい。効率、効率とうるさい。こんな日本にしたのは誰だろうか?バラマキ支援金に、2兆円も使うなら、日本の将来を担うポスドクも含めて、若手研究者にもっと働ける環境、支援が必要なのではないだろうか?2兆円の30%でいい。

経済学者、佐和隆光が吠える。「何が学力低下を招いたか」で、マックス・ウエイバーの近代資本主義の精神が全面的に否定された、と闊歩する。博士の就職が難しい現状に嘆いている。物理学者、有馬朗人も吠える「何故、数学が弱くなったのか」根本は大学から教養学部をなくしてしまったから、と言う。

ここ10年の論文引用数動向では、全体として6位、材料化学では、東北大が3位、科学で、京大4位、物理学で東大が2位、生物・生化学で、東大3位と健闘している。が、臨床医学で、東大が54位、数学では、京大が64位と、低迷している。

契約社員の救済も必要なのかも知れないが、ボケ爺、日本の将来、日本が、日本らしく世界で貢献できるのは、勤勉から知恵を作り出す、博士たちの救済にしか、期待できないと思う。もっと支援を!

<読書>

「桃仙人 小説 深沢七郎」嵐山光三郎 ランダムハウス講談社

嵐山の作だから、面白く無いはずがない。愉快だ。文章が、実に円熟している。呼んでいて、楽しくなるとはこんな作品に出会ったときだろう。憂鬱な話が吹っ飛んでしまう。

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2009年4月16日 (木)

Creativity Step by Step

「創造性は「心身の没頭」から生まれる。」と闊歩するのは、舞踏家、演出家のトゥイラ・サーブ氏である。常に、新しい舞踏を創造し、演出し続けている有名な人である。ボケ爺は直接にはよく知らない。以前にも、このBlogで少し紹介したことがある。30年ほど、常に挑戦し続けて、何時も創造性に満ち溢れていると言う。その分、この言葉に重みが増す。

 考える、創造すると言う行為を、「習慣化」しなければならない、とも言う。習慣化とは「勤勉」でなければ、出来ないと言う。勤勉とは、「模倣」をすることから始まって、模倣から、「学習」することである。学習するとは、学ぶ行為である。学習して、それを学ぶとは、自分のモノにしてしまう、と言うことだ。自分の思想を作り上げる、自分の思想にするとことだ。それに留まらず、絶えず修正し続けることにも繋がる。

 創造性は、努力の賜物である、と言う。努力とは、継続できなければならない。一生の行為である。その努力を通して、モノにできたものを、表現していく、使って消耗してしまわなければならない、と言う。「Learn it and Use it for Life」と表現している。

 すると、自然に「変化」を求める。変化の源は創造である。変化、つまり創造には、絶えず、失敗が付きまとう。反省は必要である。がそればかりではなく、もう一度、原点に戻ることから始め、変化を、創造を繰り返すことが大切である、と。別の言い方をすれば、「全ての創造性の行為は「暴力」であり、「破壊」である」、と締めくくる。

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2009年4月14日 (火)

思考停止

 「何故消えた経済政策論議」、と忠告するのは、森信茂樹(中央大学法科大学院教授)である。「新聞案内人」コラムに載せていた。今回の経済危機対策が、ほとんど議論されずに、決まっていく過程に困惑すると言うことだ。15兆円もの投資をするのに、財源の将来(重税が待っている)、適切な政策(効果のほどは?)かどうか?の議論が無いことを嘆いている。結果は、「選挙対策の人気取り」である、と、強い疑問を呈している。

 日本経済新聞の12日の日曜版の「中外時評」に論説委員の清水正巳氏が「危機が試す政策構想力」と題して、論評している。

1)     一時のカンフル剤とはなるが、その先の成長投資と言うには疑問が残る。

2)     日本が技術力で世界経済をリードするには、技術を生かすも殺すも、構想力しだいである。その論議が無い。

3)     成長への布石には、技術戦略にも普及政策にも、「大胆、且つ、集中」が必要である。

4)     現在は「思考停止」状態だ。現状維持の前提で、他国の政策を真似る「こじんまりした政策」でしかない。(大前研一の言う、スモール・ハピネス)

5)     政治家や官僚の構想力が試されている。「気迫」が必要だ。(気迫が足りない)

ボケ爺、何度も同じ事を繰り返し、この問題を述べてきた。日本は思考停止状態だ。しかし、これ以上、政策の愚痴は言わない。むなしい。諦めるしかない。

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2009年4月12日 (日)

華城への散歩

 アパートから、華城(ウァジョン)の一部が見える。最も高い展望台の建物である。その裾野は、朝日に照らされて、サクラの花の淡い帯が春を呼んでいる。華城(ウァジョン)は、水原(スォン)市にあって、王様の別荘に当たるようだ。外壁を囲ってその中に、都(屋敷)がある。

 サッカー場のサクラの並木は、1kmはあるだろう。満開である。今日は試合があるようだ。多くの人が出かけている。サクラを楽しみ、イベントを楽しみ、そして、サッカーの試合も楽しむ最高にいい日なのだ。そこを抜けて、華城の東門まで、歩いて30分は掛かる。一周すると、一時間半ほどの時間である。

 華城の中を流れる川辺には、チューリップが咲いている。川には、真鯉がいる。なぜか錦鯉は見当たらない。結構大きい。立ち止まって、その姿を眺めては騒いでいる人たちがいる。

 都の屋敷の前は大広場になっている。前回訪れた時は、雪上がりの景色で、真っ白な広間だった。今日は、春祭りで、郷土芸能が披露されていた。日本の雅楽よりは遥かに明るい。ジャズとの競演が似合うのではないかと思う。歌は、3種類に分かれているのではないだろうか。男女の恋の歌、悲しい、貧しい人生の歌、喜劇を謡う歌。シャンソン、日本の歌謡曲とも同じなのかもしれない。それに、加える事、豊作を祝う歌もある。

 ボケ爺、少々疲れた。散歩とは、ジョギングと、違う筋肉を使うらしい。それとも、歳か?

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2009年4月11日 (土)

気楽な休日出勤

 土曜日の気楽な休日出勤である。ここのところ、初夏を思わせる気候となってきた。20℃を越す日が一週間も続いている。昨日は、ジョギングに出かけると、サクラ祭りの始まりで、イベントが行われていた。昨年よりも、出店は3倍ほどに膨れ上がっていた。不景気を吹っ飛ばそうと、勢いついている。花火も、おまけに舞い上がっていた。

 アパートの中庭の白樺通りの白樺の新芽は吹き出している。イチョウの新芽も遅れていたが出揃ってきた。いたるところに、背丈の倍ほどの立派なライラックにも花が咲き始めた。紫が多い。ボケも咲いている。橙色が多い。木蓮も多い。白い花が可憐である。杏の花も、サクラと同様に咲き誇っている。サクラよりも濃いい。

 チューリップ、スミレ、パンジー、ヒヤシンス、桜草、いたるところの花壇にも誇らしげに、咲き競っている。今日は学校が休みらしい(隔週の休み)。公園には、子供たちの明るい掛け声でにぎやかである。皆が春真っ盛りに浮かれているようだ。猫も陽だまりでお昼寝をしている。陽だまりが、いとおかし。会社沿いに流れる川を中央門の橋から眺めていると、犬どもは、舌とよだれを出しながら川沿いの散歩を楽しんでいる。

<読書>

「目の壁」松本清張 新潮文庫

久しぶりの清張である。トリックあり、推理あり、犯罪動機論あり、人間心理描写あり、盛り沢山である。特に、トリックの巧妙さは、清張ならではの推理小説である。高度な巧妙さが隠れている。久しぶりに古典の推理小説に堪能した。

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2009年4月 9日 (木)

米百俵

 米百俵の議論を思い出す。前回も公明党に押し切られて、「ばら撒き」経済対策を行って、国民からは評判は悪い。さらに、追加経済対策だ、といって、「経済立て直し」の追加経済対策といわれている割には、的が絞れていなくて、何でも有りになっている。アメリカの、グリーン・ニュディール政策とは、似ても似つかぬものである。

 日本は、どうして、対策に、集中と、長期戦略対策が出来ないのだろうか?

1)     雇用対策では、雇用を促す対策でなければならない、雇用先も無いのに、保険料、訓練などに投資しても、経済効果は薄い。

2)     老人対策の保険料など、追加経済対策予算で何故、今、福祉が大切なのか?理解に苦しむ。経済対策に繋がるのだろうか?

3)     自動車購入支援、いずれにも支援しても、企業の構造改革に繋がらない。つまり競争力を再び活性化するには乏しい。エコカーのみに、30万円と言わず、もっと支援すべきである。

4)     食量課題に、もっと支援を考えるべきである。食料工場に、法改正と、支援を行う。魚は養殖工場に、支援が必要だが、考慮が足りない。

5)     代替エネルギー(燃料電池、太陽発電、風力発電、バイオ・エタノール等)の奨励に繋がる開発の税制面の支援、国民の設置に、補助金など、増やすべきだ。

6)     エコ機器、機材を使った設備などは、減税すべきである。

7)     バイオ技術支援、再生医療の支援、助成になど。

8)     通信インフラ、電柱の地下化、教育機材の近代化、など、

9)     生前贈与税などに、もっと考慮すべきである。住宅支援でのみ、しかも500万円では効果は薄い。(2年、3年の限定処置でよい)

 米百俵がいい例である。さらに、今回の経済対策は、福祉などは、極力我慢をして、将来の産業構造改革を含めて、長期の戦略を考慮して欲しいものだ。何度も繰り返すが、10~15兆円も使うのであるから、集中して対策して欲しい。ばら撒きは良い結果を生まない。第一次と同じ過ちを繰り返して欲しくない。

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2009年4月 6日 (月)

露は「北の衛星は存在せず」と報道

 NHK9時のニュースを聞いている(見ている)。ネットニュースでは、早くから、「ロシアも北朝鮮の衛星は失敗であった。」と報道している。さて、日本は正式の、ミサイルかロケットかの、軌道の正確な報道がされない。全て、他国が証明してくれている。

 日本は分かっていても、秘密として、公開しないのか?それとも、情報が取れなかったからなのか?ジャーナリストは、日本の防衛システムの能力を追求すべきである。

 それに、代わって、制裁の話ばかりしている。何が、何所が国連違反なのか?何故制裁しなければならないのか?の説明は一切ない。日本の忠告を無視して打ち上げたからなのか?国連が警告したからなのか?全く論点が明確でない。感情的だ。もう少し冷静に、国連に訴える内容について国民に説明する必要がある、と思う。

 世界に対しても、日本は何故、北朝鮮に抗議するのかの論点を明確にしなければ、孤立するのではないか?なんだか、日本の過去に戦争を始めた時と同じように感情的だ。この気質は、何時になっても変わらないのだろうか?

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騒ぎすぎと、防衛力に疑問

 ソウルはサクラが満開だと言う。そこから約50kmしか離れていない、我が街、スウォン市は1部咲きぐらいである。いい天気だったので、近くの桜並木の様子を見るために、ジョギングを兼ねて偵察に出かけた。風が強いところは、まだつぼみのままである。日当たりの良いところは、5部咲きもある。次の土曜、日曜日がここスウォン市では見ごろであろう。ソウルのヨイドでは、今日から、花祭りだそうだ。

 ジョギングから帰ってきたのが丁度、1125分頃で、TVをつけると、ミサイル発射の臨時ニュースが飛び込んできた。その放送が1時間ほど、されたが、率直な感想は、日本の防衛力は本当に大丈夫なのか?の疑問である。報道の仕方も疑問を抱く。秘密事項の公開が多すぎないか?戦略の何もあったものではない。

1)「30分頃に発射されたもよう。」(前日の誤報と同じである)何故、断定が出来ないのか?そんな曖昧な報道で、危機管理が出来るのだろうか?

2)麻生首相が、一刻も争うように、管理室に移動しているに関わらず、報道陣は、つまらないインタビューをする、報道陣の常識を疑う。しかも、一般市民につまらない内容をインタビューして、騒ぎまわっている。低俗な報道陣だ。

2)何時頃、一段目が着水する予定、通過する予定、と報道しているが、その時間はとっくに過ぎている。5分も、10分過ぎても同じ放送は、情報収集が怠慢であるか、情報報道を秘密にしているからか?それとの情報収集能力がないからか、のいずれかであろう。きっと、後者であろう。

3)解説員は、「一段目の着水はした。二段目も1200km太平洋沖に着弾した」と断定しているにもかかわらず。アナウンサーは「・・・すたもよう」と言い、ちぐはぐである。

4)二段目に大きな誤差があった。1200km沖に着弾したもよう。2000km沖で、レーダーから消えた、追尾できなくなった。と報道。(この報道内容は間違っていた)

5)米国の発表で、二段目は分離されずに、失敗に終わったと報道されてから、報道の過ちの「訂正」もしない。いつの間にか、変更してしまっている。この誤報を、北朝鮮は大いに笑っているだろう。

これらの一連の様子を見ても、日本のレーダーシステムは、全く機能していないことになる。アメリカ頼り。膨大な予算を使って、まともな情報も収集できないでは、日本は防衛できない。日本の能力に、がっかりだ。

 誤報であった前日も、どのように、情報を収集して、どのように、報道するかの、内容を公開してしまう。これらは、国家機密であるはずだ。他国に知られるとまずいのではなかろうか? ボケ爺、がっかりだ。税金を返して欲しい。

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2009年4月 5日 (日)

ニュー・コンパクト?

 「ニュー・コンパクトの発想」、と耳慣れない言葉に出会った。企業メセナ協議会(福原義春会長)の政策提案らしい。「Community Policy for Action」から作った造語だと分かった。政策の内容は、文化に集中投資して、地域を再生し、人間の生活に見合うコンパクトな社会を目指す。と言うことだ。

 経済危機に触発されて、考えられた政策のようである。ボケ爺の主張とも一致するところが大いになる。「江戸文化も、同じように経済危機からの産物で、貧しさを、清貧に浄化していった先輩の知恵に学ぶところが多い」と、常日頃、主張している。

 日本の一人当たりの、文化予算(787円)は韓国の20%しか無いようだ。GDPの比較からして、10%以下となってしまう。近代日本は如何に、文化(心を支える)から遠ざかってしまっているか。労働のみが是とし、競争第一主義の金本位社会となって、人間の心をおろそかにしている事が良く理解できる。今回の提案は、せめて、韓国並の5倍の予算を実現したいと、言う。

 1930年代のアメリカのニューディール政策でも、文化予算が増やされた。無料講演を全米で展開する。公立大学の劇場を、新進作家に解放、支援する。実験的な戯曲を競って求める、など。観賞客の創出は、2500万人が、作品を鑑賞して、13千人の俳優と技術者が雇用できた。そして、830本もの作品も出来上がった、との実績もある。今日のアメリカ文化の基礎を築いた。

 いつの間にか、文化を大切にしない国になった日本、この際、政府は良く考えてもらいたい。

<読書>

「制服捜査」佐々木譲 新潮文庫

街のポリスボックスの制服警察官は、直接逮捕だとか、捜査ができないのだが、地域に未着した情報から、捜査官の裏を掻くような推論によって、犯人に自首に導く手法は、愉快である。

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2009年4月 4日 (土)

イチローのWBC

 今朝のネットニュースで、イチローが、「故障者リスト(DL)に登録された」、とあった。胃潰瘍であると言う。ストレスに強い、強靭な精神力であったはずのイチローも、今回のWBCはさすがに、辛かったのだろう。多くの期待を背に負い、日本選手の精神力の高揚に一役買って出たのは良いが、何事も、結果が優先する。

 結果が出ないイチローを、日本の多くのメディア、評論家も、イチローを非難していた。イチロー自身、自分が最も分かっていたはずだ。監督の顔を見ることも出来ない。その苦悩を面白がるように、無造作にインタビューを迫っている報道陣に、我慢の答えをしていた苦痛の顔を思い出す。普段と違って、仲間の選手、や、戦線状況を、褒める事が多かった気がする。

 最後の試合(決勝戦)でようやく、イチローらしい結果が出て、優勝に繋がった。イチローは本当にホッとした事だろう。胃潰瘍になるほどの、緊張感と、苦悩はヒシヒシと伝わってきた。それにしても、イチローにとって、WBCはなんだったのだろうか?回復したところで聞いてみたいものだ。

 ボケ爺、イチローの気持ちがよくわかる、気がする。多くの商品開発を経験してきたが、いつも、予定通りには行かなかった。何時も失敗の連続であった。食事がノドを通らない事もあったし、睡眠不足のときもあった。しかし、イチローのように、結果としては、胃潰瘍にはならなかった。と言うことは、ボケ爺、未だにイチローほどまでの修行までには至っていないと言う事だ。修行が足らない事になる。気がついたときは、もうこの歳だ。残念!浅田真央の苦悩もよく理解で来る。キム・ヨナも然り。胃潰瘍にはならないように、気をつけてください。

<読書>

「闇の傀儡師」上下 藤沢周平  文集文庫

修行者の修行の徹底と、責任と、正義感から、ここにも緊張感に苦悩の姿が描かれている。さらには、その組織から逃げて生きなければならに友人との苦悩を理解して、それも、善と認めながら、自分の生きる道を外れることない、生き様を良く描かれている。さすがの周平の作である。

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2009年4月 2日 (木)

IT時代から、ET時代へ

 時代は変わろうとしている。IT(情報処理技術時代)時代は、さらに発展する事は間違いない。その基本が、ネットワークの進化、「クラウド・コンピューティング時代」である。これは予定の動向である。

 それより、産業構造を一転させるのが、ET(エネルギー技術)であろう。クリーンエネルギーの発展が、産業の基本構造を変えるだろう。「分散化エネルギー」として、太陽電池、風力発電、燃料発電、それに、蓄電の二次電池である。従来の電力会社の産業ではなくなってくる。化学メーカー、バイオ科学、加工技術、半導体技術、システム技術、など、多くの産業を巻き込むことになる。

 ITもアメリカ西海岸のシリコンバレーから始まって、未だに、ITは西海岸が面白い。そのシリコンバーから、ETの革命児が生まれてきている。電気自動車の先行開発、商品化である。全く自動車の経験のないベンチャーから、電気自動車の発売が本格化して、日本にも上陸すると言う。その名は「テスラ・モーターズ」と言う。テスラ・ロードスターは電気モーターとリチウム電池のみで走る。当然、家庭でも充電できるプラグイン方式である。定価は、10万ドルぐらいだが、優遇税制で、5万ドルになると言う。

 日本では繊維メーカーの日清紡が、燃料電池の触媒で、画期的な商品を開発した。コストが、1/6になると言う。カーボンアロイ触媒と言い、従来の希少金属、白金を使わなくても良い。二次電池の電極の銅箔加工技術の進歩も見逃せない。

 風力発電では、2008年ですでに、原子力発電の60基分もの発電を行っている。約一千億ワットになったようだ。特に、アメリカ、中国が力を入れているようだ。アメリカのグリーン・ニューディール政策は太陽電池といい、兎に角、動きが早い。

 このままで、今まで優位だった日本の技術は、置き去りにされるだろう、と、ボケ爺、日本政府の無策に悲しんでいる。

<読書>

「空の色紙」ははき木蓬生 新潮文庫

精神科医の心理判定で、他人の心理状況の診断と、自分の心理状況と、妻の心理状況の三つ巴の絡みが面白い。実に真に迫っている。人間の心理状態を読む事が、こんなに困難な事か、恐ろしい。

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