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2009年2月22日 (日)

砂漠の緑化に期待

 早くも始まった黄砂、春が怖い。年々増えているという中国の砂漠化。これを救える事は出来ないかと取り組んでいる人々、企業がある。

 砂漠が進むということは、元は緑地だった訳だ。少なくとも、そこまでに戻せないかと思うのは、誰しも同じだろう。長年の研究からは、土(砂)が、簡単に移動してしまって、種が固定できなくなるからだ、とする。土()を移動しないように工夫すれば、良いと言うところまでは解明できてきたらしい。だが、とてつもなく広大な砂漠地帯である。

 一つの課題が、植物が根付いた後は、砂の固定材料が邪魔になる。生分解してくれる材料の開発が条件であった。その可能性の材料が、東レの開発した「生分解性のポリ乳酸(PLA)繊維」商品名は「エコディア」である。

 一方、中国では、伝統的な緑化工法があった。その名は、「サンドソーセージ工法」と呼ばれている。砂をチューブの中に入れ、ソーセージ状にして縦横に網の目のように敷き詰めて、風が少々あっても、砂の移動を固定出来る方法である。今まではそのチューブが風化しないので耕作できない。そのチューブ作りに、「ミツカワ」福井県の編み物企業の技術を使って、ストッキングのようなシームレスのチューブを東レの「エコディア」で編んで、提供している。

 中国内モンゴル自治区の大学、林業研究所などと、実験を行って、かなりの成果を得ているようだ。2007年に敷設して、翌年の08年には、草地化してきている事を確認できた。ポリ乳酸は35年で、水と二酸化炭素に分解するそうだ。最後の課題は、コスト面である。何とか頑張って、砂漠の緑地化に期待をしていきたい。

<読書>

「アイデアのちから」チップ・ハース、ダン・ハース 日経BP

ヒット商品にはわけがあるという。そのアイデアの基本は、1)単純明快、2)意外性、3)具体性、4)信頼性、5)感情性、6)物語性である、と闊歩している。

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